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銀塩写真の画質
趣味でデジカメを買い、インクジェットプリンタや昇華プリンタを購入して、プリントアウトを楽しんでいます。 ところが、イマイチ銀塩写真の画像に比べるとパっとしません。何万もするデジカメとプリンタよりも、"うつるんです"で近所の写真屋に出した写真のほうがパッとしてるというか深みみたいなものを感じます。 パウチ材を買ってきて光沢を出そうとしてみましたが、何か写真と違います。所詮プリンタなので仕方ないのでしょうか? 銀塩写真は現像液や暗室が必要になるので自分で手を出す気がしません。 ちょっと興味を持ったのでおもしろい文献やテクニックなど知ってらっしゃる方がいたら教えて下さい。よろしくお願いします。
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解像度については、お二人のおっしゃる通りだと思います。 また、色の深みやグラデーションの自然さの違いは、諧調 の差によるところが大きいでしょう。例えばシアン一色だ けを使って、真っ白から真っ青までのグラデーションを表 現すると、現在のインクジェットプリンタでは、せいぜい 30~40諧調程度ですから。(それでもすごいことですが) さらに、ライトシアンやライトマゼンタで明るい部分の粒 状感はほぼ駆逐されましたが、暗部の諧調表現がまだまだ 貧弱ですから、黒つぶれになる場合が多いですね。 これについては、E社からPM-900Cという機種が出ていて、 これには「ダークイエロー」という7色目のインクが搭載 され、かなり改善されましたね。もっとも最初のドライバ では、その「ダークイエロー」が浮いてしまう、という不 具合がありましたが。 あとデジカメ側の問題としては、機種にもよりますが、色 合いについては、ホワイトバランスの問題等が考えられま すね。 少しでも銀円写真の画質に近づけるための工夫としては、 やはりフォトレタッチソフトの利用が、最も現実的だと思 います。大きい原稿は部分ぼかし等をかけてモアレ(縞模 様のようになっているところ)を低減してやる、色のバラ ンスやコントラスト等を調整してやることによって、かな り満足のいく色合いが得られると思います。 また、kenkenkentさんのおっしゃるように、写真印刷専用 の用紙を用いるのも必須でしょう。
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- kenkenkent
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gutigutiさんのお使いのデジカメの機種は判りませんが、 一般的レベルのデジカメは、せいぜい35万~300万画素程度だと思います。 ちょっと前までは、200万画素と言うとプロ用の100万円以上も する様な高級機種だけだったんですが、技術の進歩とは恐ろしいもので、 わずか2~3年の間に、これだけの低価格化が進みました。 が、銀塩フィルムをデジカメで表すと、35mmサイズの物で、 600万画素だか800万画素だかあるんだそうです。<忘れた(^^; 当然、1枚の写真に含まれる情報量は、それだけ多い訳です。 まぁ、レンズの性能やら何やら、他にも色々な要素がありますので、 単純に『画素数多い=画質キレイ』とは言えないんですが・・・。 撮影時のズームなどは、銀塩の方が良いかも知れません。 銀塩カメラであれば、ズームは必ず、レンズなどによる光学ズームになりますが、 デジカメの場合、デジタルズームを使っている事があるからです。 デジタルズームとは、レンズから入って来た信号(=画像)を、 カメラの中のチップ上で引き伸ばししているだけなので、 画質が粗くなってしまいます。 デジカメでも、光学ズーム搭載型はその心配はありません。 デジカメ写真を銀塩写真に近く仕上げる為には、 用紙選びも重要になりますが、gutigutiさんはどう言った紙をお使いですか? プリンターのメーカーから出ている『フォトプリント専用紙』などを使えば、 印画紙なみの光沢は出ますよ。表面のザラザラした普通紙などではダメです。 最近のインクジェットプリンターは、低価格の物でも 非常に良くできており、高画質です。 ちょっと前までのインクジェットは雑誌などの印刷物と同じく、 C(Cyan=青)M(Magenta=赤)Y(Yellow=黄)K(KuroまたはblacK=黒)と言う 4色のインクで印刷していましたが、最近の写真画質プリンターでは、 Light CyanとLight Magentaと言う、中間色(?)のインクを入れた 6色で印刷する事で、ますます色の再現力が増しています。 さらに、印刷ヘッドの性能も上がり、インクの霧をさらに細かくする事で ザラつき感の無い、滑らかな画質を出せています。 逆に、プリンターの性能が良過ぎて、画像のアラまで印刷してしまう事も(^^; デジカメ写真は、画像の画質によっては、多少、画像補正してから 印刷sる事が必要になる事もありますね。 デジカメ画像をキレイに印刷するのとは全く無関係ですが、 実にくだらないお遊びを一つご紹介しますね。 デジカメに使われているCCDカメラは、赤外線を捕らえる事ができます。 ですので、テレビやビデオの赤外線式のリモコンの 先端についている発信部分をデジカメで見ると(もちろん リモコンを操作しながら)、光っているのが見えます。 液晶付きのデジカメであれば、点滅してたりするのが見えるハズです。 お子様などに見せてあげると、驚くかも知れません。
お礼
ありがとうございました。豆知識まで増えてしまいました。
- octagon
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デジカメでも300万画素~500万画素(画素数が高いから良いという訳でもありませんが)が普通の今、A4くらいまでビクともしないと思いますが。 ”うつるんです”は画面の中央は映っていますが、周辺は像が流れボケボケのはずです。とても四ッ切まで伸ばすのは無理でしょう。 そして昔は、銀塩写真をやっていた人たちはおっしゃるとおり、フィルム、印画紙の現像、定着、引伸ばしを自宅の暗室でやっていましたが、今、そこまでやる人は黒白フィルム専門のハイ・アマチュアかプロだけでしょう。 現在アマチュアの多くは、銀塩といってもネガ・カラーですし、たまに白黒を撮っても写真屋さん(ラボ)に出すかたが殆どです。そして確かに現在のところ、全紙、全倍紙迄伸ばせるのは、デジカメではなく銀塩ですが、近い将来逆転するでしょう。現在のところはテクニック、といっても、銀塩にはかなはないと思います。
お礼
ありがとうございました。ただ、解像度というよりは色味とか光沢感みたいなところが気になっているということです。
お礼
ありがとうございました。 いろいろ参考になりました。フォトレタッチをもう少し極めてみます。