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[Q]ビデオの役目は終わったのでしょうか?
質問ですが、テレビ局(ケーブルテレビ局を含む)は取材や番組製作はまだビデオテープなのでしょうか?家電量販店に行くと、民生用はもうビデオテープの占める売り場は激減してますが。DVDレコーダーとかはテレビ局では使っていますか? また、民生用のVHSは(一部レンタルなどの用途を除くと)その役割を終えたのでしょうか? この方面にお詳しい方のご回答をお願いします。
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業務用はカムコーダーなんかはテープが主流です。 ディスクは、TOC(いわば目次情報)が読み込めなくなってしまうと、全てのデータが読めなくなってしまいますが、テープなら部分的にドロップアウトしても、それ以外の部分は読み込めます。 信頼性という面ではまだまだテープのほうが上です。 ディスクメディアは振動に弱く、時には荒っぽい取材現場で使われるカムコーダーでは、まだテープのほうがよいのでしょう。 DVDやBDですが、これらはそもそもが民生用の再生メディアを主体としたものです。用途がまったく違います。 録画用のDVDも相性問題で焼けないと言った不具合は民生機ではよく聞く話ですが、そんな信頼性では業務では使い物になりません。 VHS時代は、いくら安物のテープでも録画できないってことはありませんでしたね。それを考えると書き込みできるディスクが以下に信頼性が低いかが分かると思います。 BDがいくらハイビジョンの高画質と言っても、圧縮されています。これも業務用レコーダーとして使われることは絶対ありません。 利便性を追求した民生用録画機と、絶対的は信頼性と品質が必要な業務用録画機は、根本から概念が異なると考えたほうがいいでしょう。 VHSは、あれだけ長く使われた関係で、まだ再生用の需要はあるように思いますが、メーカーは採算が取れないと分かれば製造をやめてしまうので、将来的はことは分からないですね。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ この方面に それほど詳しくは無いのですが、、、 ただ、DVDレコーダーは 放送の分野ではあり得ないと思います。 βカムが一時期唯一みたいな時代から見ても DVD-Videoはクオリティーが及びません。 その後 簡易映像機器として デジタルビデオテープ(DV)と 本格的なデジタルビデオ(M3等)が 主流になった様ですね。 将来的には HDDどころか モーターレスの方向は確実かと想像いたしますが、 VHS等の役目は終わったか? と言えば、過去の素材が有る限り、一部の分野では残って行きます。 コンシューマーユースでは 新しい方式にどんどん変えて行かないと、ハード&ソフトのメーカーが儲かりませんので、いろんな物が出ては消えていきますね。。。 オーディオのコンパクトカセットテープ同様、世界中に普及しすぎたVHSですので、完全消滅は なかなか難しいと思います。 新しいもの好きの日本では DVDよりブルーレイなのですが、再生環境として DVD-Videoは まだかなり存続すると思います。 以上 個人的な感想ですので、間違っている部分も有るかとおもいます。
お礼
早々の回答ありがとうございます。私も、民生用に普及したDVD-Video(レンタル屋も、ほとんどDVD-Videoですよね。)は、まだまだ現役だと思います(というか、願望です。)ただ、業務用は安定した性能、絶対に映像を記録できる、を要求されるので、ビデオテープなんですね。 個人的希望でもあるのですが、DVDのソフトが安く買えるようになった今、ブルーレイはソフトの高価格ゆえまだ本格的には普及しないと思うのですが。さあ未来はどうなっているか?(苦笑)
- sono512
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はじめまして、こんばんは。 放送の現場では、まだまだテープ現役です。 報道ではデジタル記録・HDTV対応のHDCAM規格のレコーダーを持ったカメラが多用されていますが、元になったBetacam規格は家庭用のBetamax、VHS戦争に負けたあのベータです。機材に多くの予算をかけられないケーブルテレビ局や、安価なサブカメラとして撮影に追加するケースではDV規格の業務用クラス「DVCAM」が使われています。もちろんテープです。 番組制作では、D-2など高画質で大型のカセットに入ったテープを使うデジタルVTRがメインで使われていましたが、HDCAMの高級版「HDCAM SR」に移行しているようです。(お金のかかっている局の番組制作の現場は最近あまり見たことないのですが)HDTVにこだわらないケーブルTVだと、Betacamがまだまだ現役、というところも多いのではないでしょうか。 ディスクレスの製作用ビデオレコーダーがないかといわれると、XDCAMという規格がありまして、イベント・結婚式の収録を手がける業務用クラスで普及し始めているのですが、放送局の報道・製作ではまだ採用例が少ないです。 放送や業務の映像製作では「機材の故障で撮りそこないました」という事態を嫌います。ニュースのネタを撮り損ねた、多額の費用をかけて出演者もスタッフも集めた収録が水泡に化した...では仕事になりません。そこで採用する機材も「最近出たばかりの新型構造」よりも「業界で使われ続けた信頼性のある構造・機種」が好まれます。たくさんの報道カメラが集まる現場に各社がもってくるカメラがSONY社製の似たようなものになる事情もこのあたりです。 報道ではニュース映像(素材)を撮って帰ってから、ニュース番組用に編集して放送するまで時間がありません。10分ほどで最低限必要なカットを2分ぐらい拾い出して放送用テープをつくり、そのテープを走ってニューススタジオの復調整室にあるデッキに叩き込む...という現場では、テープの「録画を止めたその時点で、すぐに再生できる」点が生きてくるため、すぐにディスク収録の録画規格に移行しにくい事情もあります。画質のよさも求められるので、DVDレコーダーのような低画質・高圧縮の機械はまず使いません。 家庭用VTRですが、VHSの総本山Victorも生産を縮小し、家電業界もDVDレコーダーやBru-rayに軸足をすでに移しています。「過去にとったテープを再生したい」という用途以外に積極的にVHSを買う理由がなくなってしまっている現状ですね...。 私は手持ちのVHSデッキを修理しながら、仕事がらみでとったVHSテープをどうデジタル化して残すかという難題に取り組んでいる最中です。少しさびしい。 参考になれば幸いです。
お礼
やはりプロ用はビデオテープ健在なんですね、よくわかりました。「DVDレコーダーのような低画質・高圧縮の機械」、やはり民生用は売れなければいけないので、次から次へと記録媒体が移っていくんですね。仕方ないことですが...。ところで、高画質をうたうBru-rayは業務用にも耐えうる画質、操作性なのでしょうか?ご存知なら、どうかお教え下さい。 私は8mmビデオに手を出して、大失敗しました。(ToT)まあ、多くはVHSテープに録画していたので、実害は少ないですが...。
お礼
大変丁寧な説明をしていただき、どうもありがとうございました。v(^-^)よく分かりました。