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テナーサックスの移調の考え方について
テナーを吹き始めて一か月の超初心者です。 現在、先輩から運指等基本的な事を色々教えていただいているのですが、「まずは実音で覚えたほうがいい」と言われ、テナーのCをB♭として吹いています。 確かに移調の問題は考えなくていいので、やりやすいのですが、サックスの楽譜が逆に分からなくなるのではないかと不安です。この場合、「B♭の音はB♭なのだから、テナーではCだけど、この音はB♭」として考えるのか、「実音はB♭だけど、テナーではCなのだから、この音はC」として考えるのか、どちらの方がいいのでしょうか? よろしくお願いします。
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E♭のアルトサックス使いです。 ピアノなどで言うとド=Cなので、他の楽器でもド=Cとしたいところですが、テナーでは実際にドを吹くとCではなくB♭が出ます。 「B♭の音はB♭なのだから、テナーではCだけど、この音はB♭」 「実音はB♭だけど、テナーではCなのだから、この音はC」 のどちらで考えるかということですが、テナーやトランペットなど、B♭管の楽器の人としか関わることがないのならどちらでもいいと思います。しかし、中にはアルトサックスみたいなE♭管やホルンのようなF管など、違った調を持つ楽器もあります。 もし同じような考え方を持ったホルン吹きとアルト吹きとテナー吹きとフルート吹きが集まって「じゃあみんなで「ド」を吹いて合わせましょう。せーの…」とやっても絶対に合わないですね。実音で覚えておくのがいいと思います。 私自身指揮者も経験していましたが、全体にまとめて指示を出したい時は実音で、個々のパートに譜面などを確認したい時は「ドレミ」を使う時もありました。 個人的な感覚としてはドレミは各楽器によって違う音がでるので「各国の言葉(日本語、英語、ドイツ語、フランス語…など)」実音は全員共通の音がでるので「共通語(エスペラント語?)」という感じです。 長文失礼しました。参考になれば幸いです。
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- poposhan48
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「実音で覚えたほうがいい」の意味するところが不明なのですが、参考までに・・・・音楽教師ではないので。 サックスは移調楽器と呼ばれていることと無関係ではありませんが、管楽器を演奏する場合に、楽譜をどう読むかによると思います。鍵盤楽器やギターを長くやってるとピンとこないと思いますが、管楽器では移調ドで譜読みする方と固定ドで譜読みする方がいます。 移調ドは、主に小学校の授業で昔ドレミ音階を習ったと思いますが、ハ長調のド、ト長調のド、へ長調のド・・・各長調・短調で五線の位置が異なります。これに対して固定ドはCをドとしますので、ト長調のドはGになります。 管楽器を専門にやる人は移調ドを使っている人が多いようです(移調土星人といいます。)。なぜかというと、簡単に移調ができるからです。もちろん固定ドで譜読みしても各調ごとのスケール練習で運指を覚えますからできるはずなのですが・・・固定土星人の私は、未熟なこともあって即座にはできません。いつも移調土星人をうらやましく思っています。 それでご質問についてですが、テナーの楽譜で覚えた方がいいと思います。確かにC調の楽器用に書かれた楽譜(普通はそうです)をB♭の楽器で吹く場合は便利ですね。でも巷にはB♭調の楽器(テナーサックス、クラリネット、トランペットなどベー管といっています)用に書かれた楽譜も多く、この場合は不便です・・・というより仲間はずれになります。自分だけCの楽譜を用意しなければならなくなります。もちろん移調土星人にとってはあまり関係ないことかもしれませんが・・・ハ長調ならニ長調だと思って演奏すればいいのですから。 それから絶対音感をお持ちなら、楽譜は運指表と思えばいいのではないでしょうか。ギターのタブ譜のように・・・それよりサックスはいい楽器でも音程は不安定になりがちですし、他の楽器と合わせることが多いので和音や旋律にシビアになった方が良いのではないでしょうか。
- nama1223
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結論から言ってしまえば、「楽な方」…。 絶対音感と相対音感、どちらの素養が優れているかで変わって来ます。 もし仮に完全なる絶対音感保持者であれば、ドはドにしか聞こえないわけで 「実音はB♭だけど、テナーではCなのだから、この音はC」という後者の考え方は苦痛でしかありません。 そして、まるっきり相対的な音感しかない人の場合、 たぶん…この場合はどちらでもいけますね。前者の方が楽そうですが。 ただ、ジャンル的な問題として、楽譜に書かれるコードも移調されているというのがありますね。 Bb管であれば、「C」とコード表記されていたら実音で「Bb D F」が鳴るという…。 絶対音感アリの同級生がアドリブで苦労していました。 要は正しく吹ければ良いわけで、一番良くないのは音感の違う人にやり方を強要することです。 そういう自分はBbが「ド」に聞こえるという変態音感の持ち主なので 実音で楽譜を歌われると発狂します。 実音Cは「レ」にしか聞こえないので、「これはドだ!」と言われても… 塩を口に突っ込まれて「これは砂糖だ!」と言われてるようなものです。 先輩さんの教育は、そういう変な音感をつけない為のものかもしれません。 質問者様の音感が形成途中であれば、そういう方針もアリかも…ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 以前エレクトーンを習っていた経験がありますので、精度はともかく、絶対音感の素養の方が優れているのかな・・・と。楽譜を見て、実音B♭をCと考え、移調を考えて演奏しても、結局実音で覚えて演奏していたので、実音で覚えてしまった方が良いかもしれませんね。
- bari_saku
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どのような環境で音楽活動しているのでしょうか? 吹奏楽でしたら、左手中指一本で出す音を「ド=B♭」で覚えた方がいいと思うのですが。 (ていうか、吹奏楽でそれ以外の方法を聞いたことがない)
補足
サークルでジャズを演奏しています。スウィングでなく、ビバップ主体なのですが、その場合も同様でしょうか?
お礼
ありがとうございます。 ひとまずは実音で覚えるのが良さそうですね。参考になりました。