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マレーシアで、外国人の未婚男女が親密にすると、宗教警察に逮捕されるって、本当ですか?
今朝日本テレビの「スッキリ」という番組を見ていたら、公園で未婚の男女が親密にしている(見つめ合っているとか、手をつないでいるとか)とイスラム法違反で、宗教警察に逮捕されるという放送をしていました。 実は私は、5年ほど前までマレーシアに住んでいたのですが、その当時、イスラム法の処罰対象になるのは、イスラム教徒同士、またはイスラム教徒と他教徒の場合で、憲法で宗教の自由を認めたマレーシアで、イスラム教徒でない中国人、インド人、ましてや外国人が、イスラム法で、処罰されるようなことはなかったと記憶しています。 そこで、日本テレビに電話で、いつ制度が変わったのか、問い合わせたところ、調べるので、30分後にもう一度連絡してほしいいとのことだったので、30分後に電話しました。結果、日本テレビの調べるとは、VTRのチェックのことで、放送の中で逮捕や罰金といったことは可能性として言っているだけであり、断定しておらず、また地域によって異なると言っているから、VTRを見る限り、なにも断定もしておらず、全く放送とhして問題がないと、意味不明な、責任逃れと思われる発言を繰り返すばかりで、私が知りたいこと、つまり事実かどうか、いつ変わったのか、前からそうだったのかについて、回答を一切拒否されました。法律の問題なので、きちんと取材して放送していれば、明確に回答できるはずなのに、変な話だと思いますが・・・ マスコミに電話したのは初めてですが、いくら朝の軽い娯楽番組とは言え、何も断定していないから問題ないって理屈は、意味不明です。 別に訂正しろとか、文句をつけたわけではなく、いつ変わったのか教えてほしいと聞いただけなのですが・・・ 日本のマスコミってこの程度の認識で、番組を作ってるんですね。正直あきれました。こういう対応を見ると、マスコミ(特に日本テレビ)のいうことは、全く信用できなくなります。 まあ日本テレビの悪口はこの変にして、本題ですが。 今は、本当に法律が変わったのでしょうか? イスラム教徒以外のましてや外国人旅行者がイスラム法の対象になり、宗教警察の取り締まりの対象になるのでしょうか? 最近の情報を、ご存じの方がいたら教えてください。 マレーシア大使館に問い合わせたところ、対応した日本人職員も首をひねっていましたが、専門家ではないので、法務担当の外交官に確認するとのことでした。
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“シャリア法、マレーシア”で検索したところ 「イスラム法をみんなに適用?」というブログが ヒットしました。 http://blog.livedoor.jp/kahaku/archives/51106737.html その詳しい内容はこちら; http://www.malaysia-navi.jp/news/080404071237.html 実際に適用されたというニュースは見つけられません でしたし、そんなことをすれば、質問者様や紹介した ブロガーさんご指摘のように、憲法違反になるだろうと 思いますから、「法律が変わっ」てはいないはずです。 ただ、イスラム政党であるPASが政権を握っている州は あるわけで、そういう州では、イスラム法的な規制のある ところも現実に存在するようです(日テレの『可能性と して言っているだけであり、断定しておらず、また地域 によって異なる』という言い分の根拠?)。 でも、カルワットは、室内のような‘閉ざされた空間’です から、開放的な公園であればイスラム法にも抵触しない ように思えます。KLCC公園の池の畔なんか、見つめ合って いる若いカップルが何組もいたりしたような気がしますし。 なお、「イスラム教徒以外のましてや外国人旅行者が イスラム法の対象になり、宗教警察の取り締まりの対象 になるのでしょうか」というだけのご質問であれば、 はい、(間違って)なることもあるようです とお答えすることになります。 http://malaysiaboleh.blog70.fc2.com/?mode=m&no=122
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- jr_sucks
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テレビのやることなんて所詮そんなもんです。 おもしろおかしく見せて、視聴者の気を引ければそれで十分なんです。 だからウソも平気で放送します。 許せないと思うお気持ちは分かりますが、これがマスコミなんです。 私もがっかりしてますが、あきらめるしかないです。 イスラム教の件ですが、適応されるのはムスリムが関わっている場合のみです。 マレーシアにはご存じの通り華人がかなりの数、住んでいます。 そんな法律をいちいち全国民に適応していたら警察官が何人いても足りません。 テレビの言うことは話半分に聞くことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり、適応されるのはムスリムが関わっている場合のみですよね。 実は私の知り合いの日本人男性で、ムスリム(イスラム教徒)のガールフレンドと部屋に2人でいるところを、宗教警察に踏み込まれ、逮捕された人がいました。国外追放か、結婚するか、投獄かみたいな選択肢を提示され、結局結婚しました。この場合は、相手がイスラム教徒なので、イスラム法の規制対象になるのは、正しいのだと思います。 余談ですが、その人に話を聞いたのですが、イスラム教徒の女性と結婚する為には、男性はイスラム教徒にならなければならないとか。逆にイスラム教徒の男性と結婚する異教徒の女性はイスラム教徒になる必要はないそうです。男女差別ですよね。イスラム女性は、イスラム教徒のものという事なのでしょうか?変な話です。
- cipher_roy
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私も職業の分野柄、海外のいろいろな情報はこまめにチェックしますが、 マレーシアでそういう変更があったなどという報道は少なくとも 私が社会人になって以降(10数年前現在の職について以来) 一度も聞いた覚えはありません。マレーシアの観光関連団体・大使館の 領事部が出している出版物でもそんなものが出たことはありません。 少なくとも、各国駐在の大使館・領事館内にはそれほどの変更があれば 確実に館内公報で通達されているはずです。常駐職員が知らないはずは ありません(仕事にならない)。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり変更はなさそうですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 PASは、イスラム教の教義に従った政治を行おうということを主張する、いわるゆイスラム原理主義政党ですが、独立以来の与党である連立与党バリサンナショナルに対する反対票とて、勢力を伸ばしているのは私も聞いています。 実は、私がマレーシアに住んでいる間に、トレンガヌ州の選挙でバリサンナショナルがPASに破れ、初のPAS政権が誕生しました。当初、PASはイスラム法を、イスラム教徒以外にも適用範囲を広げることを表明し、ナイトクラブ、ゲームセンターの禁止、飲酒の禁止、非イスラム教徒の頭および肌の露出の禁止等の政策を打ち出し、どうなるのか気になったのですが、結局、当時の連邦政府より、憲法違反で、非イスラム教徒の国民に対する人権侵害であるとの非難に応じ、非イスラム教徒へのイスラム法の適用を撤回、イスラム教徒へのイスラム法の適用強化に政策を転換しました。 結局ナイトクラブ・ゲームセンターの規制強化とお酒の販売場所の制限くらいしか実行しなかったと聞いています。 やっぱり変更はないようですね。