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二重反転ローターのラジコンヘリコプターの安定性について
二重反転ローターのラジコンヘリをよく最近見かけます。それぞれのローターをそれぞれのモーターで回転させるタイプとそれぞれのローターをギアによって一つのモーターで回転させるのがありますが、この場合モーターが一つな場合でもヘリの十分な安定性は確保できるのでしょうか?
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レスが付ませんね。 モーター1個の時は、フルコントロールが出来ない玩具扱いです。 ラダー方向のコントロールは不可能ですね。 こうした設計の考え方は、舵を入れなければ、(そのままのほうが)浮いている様に作ります、で、舵を入れるのはバランスを崩すように(その程度にだけ)仕掛けを作り、また、自動的に安定するように成っています。つまり、ぷかぷか浮いていれば、操縦者も満足 の範囲です。 モーター2個のタイプは、モーターに回転差を与え、ローターの反トルクのバランスを崩して、ラダー方向の動き(ヘリを上からみて、時計方向に機首を振るか、反時計に振るかのアクション)を制御もしくは動きを与えます。当然、こうした制御が出来るわけですから、前進、左右の横滑り的な動きも実現されています。 こうした動き(フルコントロール)が出来るわけですから、自由自在に動くわけで、逆に操縦者その動き全部をコントロールしなければならない必然が生じるわけです。結果、同時判断が多く難しいことになります
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- shinotel
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ローターが1つのヘリは、機体がローターの回転方向とは逆に回ろうとする力がかかります。 そのために、機体の”シッポ”にローターとは直角になる角度でテールローターを回転させ、機体の左右の動きを制御しています。 このテールローターの動きで機体の向きを変えるのですね。 これがラダー(舵)です。 2重反転ローターは、相反するローターの回転によって、揚力を生み出す力と、 機体の回転を制御する方式で、機体の向きをテールローターに頼らなくても良い (要らない)構造なのです。 従って、ANo.1さんの回答のように、機体の向きを変えたいときは、2つのローターの 回転を微妙に変えることによって、機体の向きが静止しているバランスをあえて変化させて 向きを変えることでテールローターの役割を担う形になっています。 2重反転式のヘリの方がメーンローター+テールローター式のへりよりはるかに操縦が容易です。 いわゆる数千円のトイラジコンと、数万円もするラジコンヘリとは、 性能や、操縦感覚が異なるものと認識して下さい。 また、後者はホンモノ(屋外用)のエンジンヘリや電動ヘリのシミュレーターというか 練習用としても大いに役立ちます。
お礼
構造上は複雑な二重反転式ですが、その分制御は、シングルローターの機体より簡素化されるということですね。丁寧に教えていただいてありがとうございました。
お礼
なるほど、ホバリングさせるだけならシングルで十分ということですね。詳しく教えていただいてありがとうございました。