プリンタの修理屋です。
紙を給紙部にセットすると給紙ローラーでこすり付けて送ります。
給紙部には何枚も紙を載せる前提ですし、給紙ローラーで擦りつけると静電気が起こり、複数枚を引っ張ってしまいますので、分離メカがあります。
ゴムのローラーの反対側にブレーキがあったり逆転するローラーなどがあります。
また、送られた紙は送りローラーの手前でローラー(上下一対)の間に当てて止められます。
そのときに紙の先端でレバーを押して用紙の検出を行っています。
まぁ、ここまでがプリンタ動作の前半部分になりますけど、かなり紙のコシを想定(アテに)しています。
ティッシュでは無理と考えられます。
また、そういう事情ですので、軟らかいと印刷は出来ません(たとえ厚みがあっても)。
ただ、台紙などに貼り付けてしまえば、どんなに薄くても給紙では問題ありません。
しかしながらティッシュくらいになると、にじみなどが発生しそうですので、印刷物として使い物になるかどうかは部妙でしょう。
でも、例外もあり、現在では廃盤ですけどキヤノンのBJC-50V、BJ M40は1枚づつの手差しで、用紙の検知センサも非常に軽いタイプですのでティッシュでも印刷はできる可能性はあります。