- ベストアンサー
熱帯魚 淡水の立ち上げ
外掛けフィルターを改造してリング状のろ過材で生物濾過にしています。ほかに活性炭を入れようかと思いますが水槽の中に活性炭を浸しておくだけでもいいのですか?それとも外掛けフィルターの中で水流がないとだめなのですか? フィルターの中だと濾過材を少し取り除かなくてはいけなくなってしまうので・・・
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
・水流は必要です。 ・外掛けフィルター内が理想です。 =根拠の説明= タイトルが「熱帯魚 淡水の立ち上げ」と言うことですから、これから立ち上げる予定と言うことでお話します。 マズ、外掛け濾過器の働きを理解する必要があります。 外掛け濾過器は、代表的な「吸着濾過器」です。 今般、外掛け濾過器を「吸着濾過=>生物濾過」へ移行しようとしています。 吸着濾過について簡単にメリットとデメリットを説明します。 <メリット> 濾過槽に取り付ける濾過ボードには、活性炭とゼオライトが入っています。 ・水槽内のアンモニアをゼオライトが吸着します。 ・有機物をアンモニア発生前に活性炭が吸着します。 活性炭とゼオライトの働きにより、魚が棲める環境が維持されます。 <デメリット> しかし、活性炭やゼオライトには大きな欠点があります。 活性炭やゼオライトは、水中ではアルカリ物質です。 活性炭やゼオライトを、水槽内に多く投入すると、飼育水がアルカリ性の硬水に傾きます。 濾過ボードは未来永劫、定期的交換が必要であり、生涯コストは高額になります。 現在、観賞魚店で販売されている淡水魚(熱帯魚・温帯魚・エビ類)の90%は、弱酸性~中性の軟水が好適飼育水です。 活性炭の適正量は60cm(50リットル)水槽で50グラム程度。 30cm小型水槽ならば、10グラムで十分です。 活性炭が多いと、飼育水がアルカリ性の硬水に傾けるため、一般的な飼育する生体に負担を掛ける危険性があります。 ・危険性=発色不良、短命、繁殖不能など。 活性炭は大量に使用できないため、外掛け濾過器では、形状を濾過ボード形にし表面積を増やし水流のある濾過槽の中に取り付け、吸着濾過効率を稼いでいます。 以上より、外掛けフィルターを用いて新規に水槽を立ち上げる場合。 最初からリング濾過材だけに頼らずに、通常の濾過ボードとリング濾過材の併用。 濾過ボードは、確実な水流のある、濾過室内に設置すべきです。 水槽立ち上げ後3週間ほどかかって、生物濾過が徐々に本格的に機能を始めます。 30cm(12リットル)水槽ならば、水槽立ち上げ後2~3ヶ月経過すれば、濾過ボードは撤去しても、生物濾過のみで十分に飼育可能になります。 その際の、前提条件は、リング濾過材が300CC程度、外掛け濾過器の濾過室に投入できること。 給水口に大き目のスポンジストレーナーと取り付け、この、スポンジで物理濾過を兼ねさせる事をオススメします。 エーハイム社のスポンジが大きくて高性能。 http://www.rva.jp/shop/eheim/eheim45.htm 例外魚種 金魚、プラティ類、グッピー、アフリカンシグリッド類は、弱アルカリ性で問題なく飼育できる魚種です。
その他の回答 (1)
- KazTec
- ベストアンサー率38% (26/67)
もちろん物理濾過でも流れの中に置かないと能力を発揮できません。 活性炭は吸着型なので、活性炭の入ったバッグの中を水がくまなく 流れたほうが効率いいですね。ゆっくりした流れの中に入れて、 早め早めに交換を心がけてください。
お礼
やはり、そうでしたか!
お礼
活性炭、濾過材の量までわかって非常に助かりました。感謝です!