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水草水槽とフィルターについて

60cm水草水槽に小型魚2~3匹を考えています。 ろ過面積は少なくてもよさそうですが、バクテリアというのは環境に合わせてできるものなので、あったらあったらで無駄にはならないのですか? 魚が少ないから、外部フィルターじゃなくても、外掛けフィルタでもいいというのは単純なのですかね? また、炭酸ガスを添加するにも、あわ立ちさえ防げば上部や外掛けでも大丈夫ですか? 外部と同じように水面を揺らす程度ならてことです。

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回答No.1

水草をメインとした美しい水景水槽を目指すと言うことでしょうか。 生体の役割は、 ・コケ防止のメンテナンス部隊として極少数だけ飼育する水槽。 ・生体の排泄物から、水草の育成に必要な窒素とリンの供給を目指す水槽。 例えば、、、 オトシンクルス(3匹以内) オトシンクルスネグロ(3匹以内) サイアミーズフライングフォックス(2匹以内) ヤマトヌマエビ(5匹程度) など。 極論から先に、お話すると60cm(約55リットル)水槽で、極少数の生体を飼育するのならば、濾過器は無くても十分に飼育できます。 超大型ボトルアクアリウムですから。 http://aqa.web.infoseek.co.jp/page016.html 濾過バクテリア類は、底砂やガラス面にも繁殖定着します。 60cm水槽の底面積(60cm×30cm)ならば、数匹の小型魚には十分するぎる濾過バクテリア類が繁殖定着できます。 外部濾過器を使用し、水流を強制的に作り、水草を揺らめかせることは、より一層、美しく水槽を見せるための演出です。 > 魚が少ないから、外部フィルターじゃなくても、外掛けフィルタでもいいというのは単純なのですかね? > また、炭酸ガスを添加するにも、あわ立ちさえ防げば上部や外掛けでも大丈夫ですか? 炭酸ガスは、水に溶けやすい性質と、水から抜気しやすい性質があります。 ・外掛けフィルターは、スロープを滑り落ちる際に、空気に触れ酸素を溶かす機能があります。 反面、スロープを滑り落ちる際に、炭酸ガスを抜気してしまう欠点があります。 ・上部フィルターは、ポンプアップした後、水槽上部の濾過槽を水が流れる際に、空気に触れ酸素を溶かす機能があります。 反面、濾過槽を水が流れる際に、炭酸ガスを抜気してしまう欠点があります。 外掛けフィルターや上部フィルターは、泡立たなくても炭酸ガスを抜気してしまいます。 炭酸ガスを添加しても、外掛けフィルターや上部フィルターを使用すると、水中の炭酸ガス濃度を高めることが出来ません。 もちろん、添加量を増やすことで水草は十分に成長しますが、外掛けフィルターや上部フィルターを使用すると、水草にキラキラと光る美しい気泡を付けることは難しくなります。 当然、炭酸ガスのコストも増大します。 そして、美しい水草水景の長期維持の問題があります。 ボトルアクアリウムの長期維持は、実は、とても難しい。 魚の排泄物や残り餌以外にも、水草の枯葉も水槽内の有機物です。 水草水槽を長期間維持するためには、枯葉の分解するための濾過バクテリアについても考慮する必要があります。 結局のところ、60cm水槽を美しく長期維持するのならば、生体は少なく、水草メインであっても、エーハイム2213クラスの外部濾過器が、炭酸ガス添加において、低コストで生体や水草にとって、もっとも優れた飼育、栽培環境を構築する濾過装置になると思います。 もちろん、生体数が増えれば、ワンランク上の外部濾過器がオススメになります。

noname#241383
質問者

お礼

大変詳細な解説をありがとうございました。 十分参考にさせていただきました。