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原作、映画、ともに優れていて、悲劇的な男を扱った作品

良家の子女に憧れて悲劇的な結末を迎えてしまう男を扱った小説、 そしてそれを原作とした映画に関心があり、探しています。 アメリカの作品だととても助かります。 古いものから新しいものまで、 どなたかご存知の方、お心当たりの方がいらっしゃいましたら、 どうぞよろしくお願いいたします。

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noname#70703
noname#70703
回答No.2

スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」とその映画化「華麗なるギャツビー」。 金持ちの娘デイジーにあこがれたギャツビーが、一攫千金を得てデイジーのもとへ。しかし、すでに人妻のデイジーとその夫やその周辺の人々のただれた人間関係の中で、主人公は悲劇を迎える。 原作はアメリカ文学史に残る名作。 映画は原作には及ばないが、役者がそろっていて、映像も美しい。 ドライサーの「アメリカの悲劇」は1930年代にも映画化され、こちらの方が原作に忠実です。タイトルもこちらは「アメリカの悲劇」となっています。 「陽のあたる場所」は原作の後半部分の映画化で、人物名も原作と違い、特にラストが原作よりも甘いものになっています。が、映画としては名作といえるでしょう。

fhuotebnfa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 『華麗なるギャツビー』、観ました。 「ただれた人間関係」という表現、まさしくです。 ニック役のトム・ブキャナンが素敵でした。 野崎孝訳で原作を読もうと思っています。 1930年代に映画化された『アメリカの悲劇』は、あの『モロッコ』のジョセフ・フォン・スタンバーグ監督なのですね。 知りませんでした。探して観てみたいと思います。 とても参考になりました。

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  • ucok
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回答No.3

『イングリッシュ・ペイシェント』というハリウッド映画になった小説『イギリス人の患者』(マイケル オンダーチェ著)はいかがでしょう。ちなみに、この患者、実はイギリス人ではありません。映画は中年同士の円熟した恋を描いていますが、原作は年の差カップルで、結末(?)は余計に悲劇的です。 ところで、フィッツジェラルドという作家は、贅に身を任せて崩壊していく男女をよく描いていますよね。すべての作品が映画化されているわけではありませんし、私も全作品を読んだわけではありませんが、どれもきっと面白いのではないかと思います。

fhuotebnfa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 書き込みが大変遅くなってしまって申し訳ありません……!(´・ω・`) 『イングリッシュ・ペイシェント』、観ました。 寂寞とした雰囲気を持った、哀しいお話ですね。 原作があるとは知りませんでした。 是非、読んでみようと思います。 とても参考になりました。

  • vantage
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回答No.1

うんと古いと 『陽のあたる場所』 (1951・米) http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD7540/index.html 原作はセオドア・ドライサーの『アメリカの悲劇』というアメリカ文学史に残る名作です。 映画版の主人公を演じたのはモンゴメリー・クリフトで、良家の子女はエリザベス・テイラーです。 ちょっと古いと 『死の接吻』 (1991・米)  ※同名の別の映画があるので注意 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4118/index.html 原作はアイラ・レヴィンの同名小説で、ミステリー史に燦然と輝く大傑作です。 小説が面白すぎるので映画版はかなり不利でしたが、よく健闘したという出来でしたね。 こちらの主人公はマット・ディロンで、女性はショーン・ヤング。 こうしてみると男優女優の取り合わせが、両映画でちょっと似ていて面白いですね。

fhuotebnfa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 『陽のあたる場所』観ました。 なんとも悲劇的です。エリザベス・テイラーの美しさがそれを際立たせているというか…… いまは原作を読んでいます。 『死の接吻』は今回ご回答いただいて初めて知りました。 探して観てみたいと思います。 とても参考になりました。