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棋譜本について

こんばんは。 棋譜本を買って将棋を勉強しようかと思ってます。 僕は振り飛車党なので、振り飛車中心の棋譜が欲しいのですが、お勧めの本など何かあるでしょうか?(振り飛車中心の本というのがあるのか、ちょっと疑問です) 目星をつけて冬休みに三省堂に買いにいこうと思っています。 皆様よろしくお願いしますm(_ _)m ※棋譜本で将棋を勉強するのは効果的だとあなたは思いますか? これもよろしかったらお願いします。

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  • yoisho
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回答No.2

将棋の効率的な勉強の仕方は、レベルによって異なってくると思います。 で、以前の stripeさんがなさったご質問から想像して、町道場初段くらいの棋力をお持ちという事でアドバイスさせていただきます。 私も大差ないレベル(序盤から中盤なら年の功でごまかせるかもしれませんが、互角で終盤の寄せ合いになったら、多分 stripeさんに負けてしまう程度だと思います。)ですし、基本的に居飛車党ですので本来なら回答する資格はないのかもしれませんが、将棋の本には多少詳しい(と自分では思っている)と言うことで、差し出がましい失礼をご容赦ください。 さて、棋譜で勉強することについてですが、aminoutiさんもおっしゃっているように、初段程度でしたらやはりある程度の解説がないときついと思います。 (解説無しのプロの棋譜が勉強になるのは、3~4段くらいになってから・・・・・でしょうか?) また、プロの将棋は「流行」(振り飛車なら最近だと藤井システムとゴキゲン中飛車でしょうか?)がありますので、注意しないと似たような棋譜ばかりになってしまう可能性があります。 ということで、初段ぐらいになると序盤の駒組みがけっこう重要になってきますので、まずは定跡書をいくつか読まれてはいかがでしょうか?(その際は、版に並べながら読む方がわかりやすいと思います。) 主に四間飛車を指されるのでしたら、まずは基本の対急戦(山田定跡、鷺宮定跡、棒銀等)と、いま流行りの対居飛車穴熊(その他興味があれば、対左美濃、対右四間、相振り飛車あたりも)を押さえておくのが良いかと思います。 対急戦の定跡書だと、高野秀行四段著の「これにて良し?」(http://book.mycom.co.jp/books/bookshelf/1999/09/korenite/)が急戦定跡全般のおさらいとしてオススメ(級位レベルでもわかりやすい解説が載っています。)ですが、もしかしたら新本では入手が難しくなっているかもしれません。 対居飛穴でしたら(ご存知かと思いますが)今の流行は「藤井システム」で、これは本家藤井九段をはじめさまざまな著者の解説書が出ています。 ただ、「藤井システム」は序盤から居玉をいとわず攻勢を仕掛ける戦法ですので、(シビアな序盤の考え方の勉強にはとても良いと思いますが、)純粋な振り飛車党の方には違和感があるかもしれません。(相手の出方によっては、振り飛車とは言えないような将棋になってしまいます。) (私は振り飛車党ではないので良くはわかりませんが)振り飛車らしい対策を学ぶのでしたら、鈴木大介七段の明快四間飛車戦法(銀冠での居飛車穴熊対策の鈴木システムの解説はこの本ぐらいでしょうか?)(http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN4-422-75076-3.htm)とか、軽快なさばきの久保利明七段の著書あたりが良いでしょうか? 羽生の頭脳シリーズは、高度な内容が体系的かつ非常にわかりやすく解説されている名著で、本格的(体系的)に勉強するには私もとてもオススメですが、対急戦では5四歩型の解説中心(山田定跡の解説は無い。)ですし、藤井システム以前の著書ですので、対居飛穴や対左美濃については少々古くなってしまったようにも思います。 その他では、島朗八段の「島ノート」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062116332/shogiclub24-22/250-0130216-6645813)は、ちょっと背伸びをして最新の振り飛車を勉強したければ、値段は高めですが、(ページ数も普通の本の2冊分ぐらいありますし)十分おつりがくるぐらいの内容があると思います。 (私の場合は、少々難しくて「勉強」と言う点では???でしたが、読み物としてはとても興味深かったです。) その他の本の書評については、以下のURLを参考にしてください。 http://www.shogitown.com/shop/book/index.html http://www.hakusa.net/shogi/book/ http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/4499/shogi/library.html (東大将棋四間飛車道場シリーズは最新の定跡が詳しく載っていますが、その分ちょっと難しいかもしれません。) 以前にも紹介させていただいたかもしれませんが、もし神保町の三省堂に行かれるのでしたら、ついでにアカシヤ書店(http://www.akasiya-shoten.com/)に寄ってみてはいかがでしょうか? 将棋の本は絶版になるのが早く、新刊書だけでは選択肢狭くなってしまいますが、こちらなら過去のかなりの種類の本の在庫がありますので、ひやかしで行くだけでも覗いてみる価値はあると思います。 (羽生の頭脳シリーズや高野四段の「これにて良し?」も、定価より安く入手できると思います。) 最後になりますが、「棋譜」と言うことでしたら(本に比べるとちょっと高くなってしまいますが、)こんなのはいかがでしょうか? http://www.kinsho.net/24kif_cd/ アマチュアの棋譜ですが24万局ものデータが入っており、棋譜の検索機能も付いているようですので、(実は私はまだ使ったことがないので、自信をもってオススメはできませんが、)コストパフォーマンスは高いと思います。 (アマチュア将棋の良くありそうな手筋の研究にはおもしろそうですので、そのうちじっくり将棋を勉強する暇ができたら、私は入手したいと思っています。)

stripe
質問者

お礼

こんばんは。 随分前の質問でもお世話になりました。 自分の過去の投稿をここがお休みしている間みてて、新聞の棋譜を見てみるのもよいとアドバイスをいただいてたのを思い出して(先週)、月曜から1手目からなので今日月曜日を楽しみにしてました。(本当です。ちなみに新聞は報知。) >読み物としてはとても興味深かったです。 たった今気づきました。 僕は本大好きなのです。 将棋の本もそうやって楽しめるのかと恥ずかしながら今気づきました。 文章で書くとわかりにくいですが、これは自分の中で大・発・見です(笑 棋譜もいいですけど定跡書もいいですね。 藤井システムってなんかかっこいいからやってみたいなーとかってに憧れてます。 父親はいつも居飛車穴熊にするし。(で、負けます・・) でも藤井システムって難しいって事で有名ですよね。 そうそう、本が好きなんでした。 理解できなくても楽しめると思うのでこれを読んでみたいと思います。 鈴木さんの対局はテレビで前に見たことあります。穴熊に銀冠で闘ってました。(どっちが勝ったのかは忘れてしまいました) 島さんの本はyoishoさんが難しいというんでしたらたぶん読めません(@@) アカシヤ書店、のぞいてみたいと思います。 問題は方向オンチな僕が辿り着けるかどうか・・・。(あの辺本屋多すぎ!笑) がんばります。 どうもありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • aminouchi
  • ベストアンサー率46% (376/804)
回答No.1

私のお薦めは 「米長の将棋 1・2」平凡社 ですが、最近、書店に行っても棋書の棚にはほとんど行かないので、この本が売られているかどうか不明です。また、今どのような本が売られているかについては自信がありませんが、棋譜だけの本というより、ある程度解説のついたものがよろしいかと思います。例えば 「羽生の頭脳」1~4 日本将棋連盟 が、棋譜を元にした解説ですからちょうど良いかと思います。 また、雑誌「将棋世界」などで勉強するのもよろしいでしょうし、その雑誌には「月間棋譜」といった棋譜専門の書籍(雑誌?)の宣伝が出ていたようにも思います。 また、棋譜を並べて勉強するのは、ただ棋譜通りサラサラと並べるのでもそれなりの効果はでます。勉強の仕方によって非常に効果的だと思います。つまり一手ごとにその意味を考え、自分ならどうするかを考えながら並べるのは非常に効果的です。

stripe
質問者

お礼

おすすめの本みてみたいと思います。 解説が詳しい方が僕もいいと思います。 解説無いとさっぱりわからないので(^^;; 将棋の月刊誌も出ているのですか知らなかった。 ありがとうございました。