.Macの仕組み

質問

アップルの.Macのサービスで、
メールサービスがあります。
この仕組みで疑問に思ったのですが、
普通、プロバイダなどのアドレスは、
サーバごとに---@○○.so-net.ne.jpのように、
サーバ名を個別につけているのに対して、
アップルのメールサービスは、
---@mac.comのように、サーバ名がありません。
複数台のサーバでこのようにサーバ名無しでメールの管理をしている仕組みはどのようになっているのでしょうか？
yahooなどのメールサーバも同じ仕組みです。
仕組みがわかる方、よろしくお願いします。
(参考文献などもあったら、お願いします)

回答No.1

foitec · ベストアンサー

＞サーバごとに---@○○.so-net.ne.jpのように、
サーバ名を個別につけているのに対して、

これサーバ名（ホスト名）じゃないでしょ。
フォレストのサブドメインでしょ。

問題はMXレコードをどのように書いてあるかでしょう。

私の会社も（独自ドメインですが）メールアドレスは
----＠mycompany.co.jp
です。

ちなみに
mac.com
のMXレコードのひとつは
mac.com MX preference = 10, mail exchanger = smtp-mx2.mac.com
なのですよ。

yahoo.co.jpでは
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mx2.mail.yahoo.co.jp

です。

両者とも公開情報なので書き込みました。

お礼

うわー、回答ありがとうございます。
サーバ名っていうか、サブドメインって、
サーバを識別するためのものですよね。
特定のサーバにアクセスする時、
サブドメイン無しでどうやって@より前のユーザが、
どのサーバに在るのかを判別してるんですか？
smtp-mx2.mac.comってアクスセスすれば、
一発でアクセスできますが、
sample@mac.comの場合、
本来のsample@smtp-mx2.mac.comに行き着かなくてはならないはずで、
同一ドメインで複数のサーバのMXレコードがある場合、
どのような動作をしているのでしょうか。
その辺の仕組みがよくわかりませんので、
できたら詳しくお教えくださいませ。

回答No.3

foitec

先の回答で一部訂正です。

＞したがって
＞sample@smtp-mx2.mac.com
＞とは指定できません。

本来はこれOKでしょうね。

でも、（私の会社もそうですが）このようにMXレコードの指すアドレスに直接投げてきたメールは悪意があるとして排除します。
いわゆるスパムアプライアンスサーバが先頭に居るのです。

このように最近はスパム対策としてMXレコードは全てスパムアプライアンスサーバを指していることが多いです。
そこでフィルタリングしてから本来のメールサーバーに投げます。
当然この本等のメールサーバは外部からはホスト名もアドレスも分かりませんね。

＞最後はプライオリティで参照してくんですか。

書き方が悪かったですね。
まず最初にプライオリティを参照します。
ですからプライオリティが同じレコードが複数ある場合はロードバランサなども使用してメールサーバの負荷を平均化しているのでしょう。

書籍は良く分かりませんが結局はDNSの勉強が大切かと思います。

お礼

いろいろお世話になりました。
これを機にサーバについてもう少し研究したいと思います。
サーバの冗長化とかの書籍でも似たような解説が得られそうです。
先が見えてきました。
ありがとうございました。
また機会があったらいろいろと教えてくださいね。

回答No.2

foitec

＞サーバ名っていうか、サブドメインって、
＞サーバを識別するためのものですよね。

違います。

＞sample@mac.comの場合、
＞本来のsample@smtp-mx2.mac.comに行き着かなくてはならないはずで、

mac.comで言えば先の例でsmtp-mx2.mac.comはMXレコードで示される一つに過ぎません。
amc.comのMXレコードは全てプライオリティが10で行き先は６あります。
ですから必ずsmtp-mx2.mac.comに投げられれるわけではありません。

したがって
sample@smtp-mx2.mac.com
とは指定できません。

プライオリティが同じなのでロードバランサなどによって投げられるSMTPサーバは異なるのでしょう。
つまり6つあるSMTPサーバの全てが同じ情報を持っているはずです。
（設置場所が世界各国に分散若しくは広い米国の複数の秀にまたがって置かれているでしょう）

Mail Exchange(MX)の仕組みをもう少し理解したほうが良いかも・・

あるドメインから別のドメインに対してメールを送信しようとするとき、送信元のメール・サーバは、送信先ドメインのDNSサーバに対してMXレコードの情報を問い合せます。

MXレコードには、当該ドメインにおけるメールサーバとなっているホストの名前（FQDN名です）とIPアドレスなどの情報が含まれており、これを基にしてメールの送信先（通常はSMTPのサーバ）を知ることができるのです。

ですから私が
xxxyyyzzz＠mac.co
にメールを送るとmac.comのネームサーバがFQDN名で返してきます。。

そのときの応答が（mac.comで言えば）
xxxxyyyzzzz＠smtp-mx2.mac.com
とは限らないのです。
xxxxyyyzzzz＠smtp-mx6.mac.comかもしれないしxxxxyyyzzzz＠smtp-mx4.mac.comかもしれませんね。

そして、求めたIPアドレスに対してSMTPプロトコルで接続し、メールを送信するわけです。

＞同一ドメインで複数のサーバのMXレコードがある場合、

MXレコードのプライオリティの設定に従います。
プライオリティが高い順に問い合わせを行います。
必ずしもプライオリティの高いサーバが応答するとは限らないので応答が無ければ次の順位のMXレコードを参照します。

お礼

最後はプライオリティで参照してくんですか。
だんだんわかってきました。
丁寧にありがとうございます。

最後に、自分もMXの仕組みを勉強したいのですが、
書籍など、なにかおすすめはありますでしょうか？