- ベストアンサー
デジタル一眼レフの手ぶれ防止機能について
デジタル一眼レフの購入を考えています。 個人的に興味がいく、手ぶれ防止機能ですが、 レンズ内蔵とカメラ本体内蔵の2種類があります。 レンズの種類を増やすことを考えると、前者がコスト的にメリットがあると思います。なぜ、後者を選択するメーカがあるのでしょうか。 使うカメラは一つなのに、全レンズにその機能をつけるメリットがわからないでいます。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.5のJagar39です。 三脚を使うと手ブレ補正が効かないのは、本質的にはレンズ内手ブレ補正でも同じです。少なくとも手ブレ補正レンズの取扱説明書には、三脚使用時は手ブレ補正をオフにするように、という但し書きがあります。 ただ、実際に三脚+手ブレ補正オンで使ってみても、たいていの場合はきちんと写っています。これはボディ内手ブレ補正でも同じだそうです。 また、ボディ内手ブレ補正は超望遠レンズには使えないということもありません。 ペンタックスも300mm超の超望遠レンズはラインアップしていますし、オリンパスも600mm相当になる300mmレンズがありますが、全てのレンズに対して手ブレ補正の動作を保証しています。 ただ、超望遠レンズでは4段分は手ブレ補正が効かない可能性はあります。それでも、例え1段分しか効かなかったとしても、手ブレ補正なしとは大違いですので、その意義は十分にあると思いますが。 旧ミノルタがコンパクトデジカメのA1だったかで初めてボディ内手ブレ補正機構を出してきた時、誰もが「これを一眼レフに搭載すればどれだけ素晴らしいか・・」と夢見ながらも、レンズ毎にブレの振幅が異なるのでそう簡単にはいかないだろう、と予想していました。 でも、一眼レフに搭載されたのは思ったよりずっと早かったですね。 考えてみれば、ブレの振幅は「レンズ毎」に異なるのではなく、レンズの焦点距離に依存するわけですから、私達素人が考えるよりは容易だったのかも知れません。 早くから手ブレ補正を手がけていたキヤノンやニコンは、手ブレ補正レンズを数多くラインアップしている以上、簡単にボディ内手ブレ補正に移行するわけにはいかないでしょう。 でも、現行のシステムを捨てて新たにシステムを開発するようなことがあれば(キヤノンがFからEOSに移行したように)、両メーカーとも迷わずボディ内手ブレ補正を選択すると思います。 ファインダー像が安定するのは確かにレンズ内手ブレ補正のほとんど唯一のメリットですが、別にそれで実効的に何か変わるかといえば何も変わらないわけです。 正確なフレーミングが可能、という宣伝も目にしますが、そもそもフレーミングに影響するほど激しくブレていたら、手ブレ補正を効かせてもブレるでしょう。 スポーツ写真や報道写真でキヤノンとニコンがほとんどのシェアを獲っているのも、手ブレ補正の方式によるファインダー像の安定度なんて関係ないでしょう。その手の写真を撮るには、AFの動作速度や精度、連写速度やファインダー像消失時間といった「カメラボディとしての基本性能」が遙かに重要ですから、これらの性能に優れたキヤノンやニコンが選ばれているに過ぎません。 また、手ブレ補正とはそもそも「撮った写真がブレているから」オンにするのではなく、ブレそうな条件であれば最初からオンにすべきものです。というより私は自分の手ブレ補正レンズ(EF70-200mm F2.8L USM IS)をオフにして使ったことがないです。オンにして邪魔になるものでもないですし、例え1/2000secの高速シャッターでもブレるときはブレますから、常時オンの方がリスクは減少するでしょう。 ただ、オンにしているとバッテリーの消耗が激しいのはデメリットです。シャッター半押し(AF動作時)は常に駆動しているわけですから。 その点では、撮影時だけ駆動するボディ内手ブレ補正の方が、バッテリー消耗にも有利でしょう。ま、ライブビューで像を安定させたいとかいうことになると、常時駆動+EVFでバッテリー消耗はかなり不利になるでしょうが。 中判や大判カメラはボディも大きく、最初から三脚使用が前提のカメラです。そのようなカメラで手ブレ補正は必要ないでしょうが、中判や大判より画質が落ちる分ボディが小型軽量で機動力がメリットである35mm判の一眼レフカメラ(及びAPS-Cサイズあるいはフォーサーズのデジタル一眼レフカメラ)では、手ブレ補正はその機動力を最大限に発揮する装備ですから、もはや必須と考えて良いと思います。 常時駆動するとバッテリー消耗が激しいこと、ボディ内手ブレ補正でファインダー像を安定させるためにはEVFが必須であること(光学ファインダーでは原理的に不可能)を考えると、「ファインダー像は激しくブレていても撮った写真はばっちり止まっている」現在の手ブレ補正で十分、という気はします。
その他の回答 (9)
- kkky9
- ベストアンサー率11% (110/995)
カメラ本体手ぶれ補正>三脚を使うと補正が効きません。 >長玉(300mm以上)では使えない。 等々色々あるんです。コスト的にどちらがメリット、デメリットより 広角から超望遠までカバーするCANON、Nikonは必然的にレンズ側って 事でしょう。
- 1972nyanco
- ベストアンサー率23% (386/1666)
レンズの焦点距離や特性によりブレ幅が違うので、レンズ側で補正してくれた方が最適な補正が出来るから…だと思います。 望遠レンズでは、ブレ幅が大きくなります。ボディ内蔵では、何所までを補正範囲にするか…と言う問題が出ます。また、短焦点では細かなブレに対応する必要があります。レンズの特性は、レンズ側で補正した方が良いという考え方があっても良いと思います。
- cacoll
- ベストアンサー率21% (253/1156)
ボディー手ぶれ補正とレンズ手ぶれ補正の違いの回答は色々出ています。 写真を撮るための写真教室へ行くようになり カメラの仕組みを理解して 初めて 写真が撮れるようになって来ました。 詳しい説明をしようと思いましたけど 多分 全く分らない話になるので 省きます。 色々な人の回答で ファインダーで手ぶれ補正が確認できるのが意味がない とありますが・・・・ 特に 動きの激しい お祭り 一瞬が大事なのに 「今手ぶれしたからもう一回やり直して欲しい」 とは絶対に言えない 結婚式 写真を確認して 手ぶれ補正をONにしてから写真を撮ったでは遅すぎます。 正直 フィルムカメラの時に 今みたいに手ぶれ補正レンズの 安価な物は無かったので 高額な手ぶれ補正レンズを購入して デジタルカメラに テレコンバーターを付けて 手ぶれ補正無しで ファインダーでたてにグラグラ大きく揺れていたのに 手ぶれ補正をONにすると ピタッと止まり、 今は MFでシビアにピントを合わせているので 便利が良い物です。 デジタルカメラのメリットとして ISO感度も変えれるので 手ぶれ補正と被写体ブレを止めることが出来るのは 本当に素晴らしいことだと思います 手ぶれ補正が 本当に必要なときは 昼間の明るい場所ではありません。 夕方から夜などの部屋が暗い場所 夜のお祭りなどシャッター速度が確保出来ないところ 結婚式場も暗い場所があるので 暗い場所で大活躍をします。 でも 被写体ブレを防ぐことが出来ないので 両方を考えながら 撮ることが出来るまでに 4年近くかかりました。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E3%83%96%E3%83%AC%E8%A3%9C%E6%AD%A3 SONYのαシリーズは旧 MINOLTAのフィルムαシリーズと同じレンズが使えますが、フィルムのαシリーズでは手ブレ補正が使えないと言うこと。 キヤノン・ニコン以外のメーカーも同じ。フィルムと併用してシステムを所有している人にはボディ内手ブレ補正の恩恵は半分だが、光学式手ブレ補正だと恩恵は100%。 デジタル世代とフィルム世代とでは価値観が異なります。一概にどちらが優秀かとか要・不要を語ることは出来ません。 レンズを何本も買うつもりがありボディ内補正にメリットを感じるのならそちらを購入する方が良いでしょう。 レンズ交換式カメラで手ブレ補正云々なんてあまり重要ではないんですがね… 手ブレ補正機能がとても重要なのなら、中判などの大型カメラに手ブレ補正機能がないのは何故でしょう? それから、「前者」と「後者」間違えてませんか? 「前者がコスト的メリットがある」というのはボディ内手ブレ補正のことを言っているのですよね?質問文の前者は「レンズ内手ブレ補正」になってますけど… 光学式手ブレ補正レンズは高額になるのが一般的です。例えばキヤノンの「EF70-200mmF2.8L USM」にはIS付きとISなしがあります。価格.comの最安値で6万円の差があります。ボディ価格が6万円しないボディ内手ブレ補正機能付きデジタル一眼レフでは全てのレンズで手ブレ補正が有効になるのに、レンズ内手ブレ補正の方がコスト的メリットあると思いますか? エンドユーザーからしてみればボディ内手ブレ補正の方がコスト的メリットは大きいと思いますけど… >全レンズにその機能をつけるメリットがわからないでいます。 キヤノンを見た場合、全てのレンズに手ブレ補正機構はついていませんよ。
補足
ご指摘のとおり、前者と後者を間違っておりました。 ”全レンズ~”は、手振れ補正機能がほしい個人で見た場合でした。 言葉足らずですいませんでした。
キヤノンとニコンがレンズでの手ブレ補正、その他のメーカー(ペンタックス、オリンパス、ソニーetc..)がボディ内手ブレ補正を装備しています。 これはキヤノンとニコンがデジタル以前のフィルム一眼レフの時代から手ブレ補正を実現していたためです。 ボディ内手ブレ補正とは、撮影素子(センサー)を動かして手ブレ補正効果を実現しているので、フィルムカメラでは根本的に実現不可能です。 つまり「センサーを動かして手ブレ補正効果を得る」というのはデジタル時代の新発想なわけです。 最初に手ブレ補正を実現したのはキヤノンで、次いでニコンが追従したわけですが、当時はデジタルカメラ自体がまだ影も形もなかった頃です。レンズの一部を動かすのが唯一の手ブレ補正の実現方法だったわけです。 フィルム時代から一眼レフを作っているその他のメーカー(ペンタックス、オリンパス、ミノルタetc..)は長い間手ブレ補正には乗り遅れていたわけですが、デジタル時代になってボディ内手ブレ補正で追いついた、といういきさつです。最初はミノルタ(現ソニー)のコンデジでした。 それぞれの方式のメリットデメリットは、公平に考えるとボディ内手ブレ補正の圧勝でしょう。どのレンズでも手ブレ補正が効く、というメリットは絶大です。 レンズ内手ブレ補正は、ファインダー像が安定する、というメリットがありますが、「どのレンズでも手ブレ補正可能」という事実の前には吹けば飛ぶようなメリットに過ぎません。(そういう私はキヤノンユーザーですが・・・) 広角レンズでも人物撮影だけが写真ではないですし、人物撮影でもスローシンクロが手持ちで撮影可能だったりするので、手ブレ補正の効果は「どんなレンズでも」おおいにある、と思います。この「スローシンクロが手持ちで可能」というのがどれだけ絶大な威力があるか・・・ ま、他にも風景写真でかなり絞り込んだ撮影でも手持ちで撮影可能ですし。 確かに望遠レンズでは手ブレ補正はほとんど必須です。ですが広角レンズでも手ブレ補正がどれだけ撮影の幅を広げるか。 バッテリーの消耗については、手ブレ補正が必要ない時は切っておけばいいだけの話ですし。 これもレンズ内手ブレ補正だとシャッターボタン半押しの間はずっと効いているのに対し、ボディ内手ブレ補正だと撮影の瞬間に一瞬効くだけなので、ボディ内手ブレ補正の方が有利です。 まあキヤノン、ニコンもキットレンズを手ブレ補正化してますから、ライトユーザーが買ったままで使うには、もう両者の差はないという状況です。 レンズの買い足しだと、手ブレ補正の有無の前に「どれだけ魅力あるレンズが揃っているか」ということの方が重要で、そうなるとキヤノン、ニコンの方がまだ分があるかなぁ。高く付くのは確かですが。
- softbankHawks
- ベストアンサー率66% (1057/1598)
まず、歴史的経緯(というと大げさですが)からいいますと、手ぶれ補正レンズはコンシュマー向けのデジタル一眼レフカメラが生まれる前から(1995年9月発売のEF75-300mmF4-5.6IS)存在しています。それと比べると手ぶれ補正の撮像素子シフト方式が出てきたのは最近の話です。 最初に手ぶれ補正の一眼レフ用レンズを世に出したのはCANONで、それにNikonが追随しました。この2者は撮像素子シフト方式が出てくる前にそれなりのレンズラインナップを確立しているので、撮像素子シフト方式への移行がしにくい、という理由も考えられます。 オリンパスやペンタックス、ミノルタ(SONY)はどうか、というと、逆にレンズシフト方式に乗り遅れて、特許等の回避が難しいから撮像素子シフト方式にリソースを割いたとも言えるでしょう。 で、現在2つの方式が混在している状態ですが、それぞれにメリットデメリットを持っているんです。 撮像素子シフト方式だと、装着するすべてのレンズで手ぶれ補正効果がありますが、補正効果はレンズ方式の方がおおむね優れていると言われてます。とくに超望遠域ではその差が大きくなります。 また、ファインダーを観ている状態で、レンズシフト方式ならば補整された画像をそのまま見ることができますが、撮像素子シフト方式だと、補正効果をそのままでは観ることができません。(ライブビューができるなら可能) レンズシフト方式の補正効果のアドバンテージに対するデメリットは、余計なレンズを挟むことによる画質低下、大型化、重量、コスト増。 いずれ、撮像素子シフト方式が十分に発達したらそっちに移行するかもしれませんね。 あるいは、レンズシフトと撮像素子シフトを組み合わせたハイブリッド形式が生まれるかも。
- renton
- ベストアンサー率34% (1720/4934)
手ブレ補正には各社それぞれ特許があります。 簡単にボディ内やレンズ内の手ブレ補正を搭載できません。 NikonやCanonはフィルムの時代から手ブレ補正機能をレンズに搭載して来ました。 フィルムカメラ内に手ブレ補正を搭載するには、フィルムを動かさないといけないので、非常に大掛かりな仕組みになってしまい搭載する事は難しいものでした。よってレンズ内の手ブレ補正が採用されたのだと思います。 デジカメになって、フィルムの変わりにイメージセンサーを搭載するようになって、ボディ内の手ブレ補正も現実的なものになりました。 手ブレ補正のあるレンズをいくつもラインナップしているメーカーは、今後もレンズ内手ブレ補正で行くのではないでしょうかね? レンズ内に手ブレ補正機能があると、ファインダーを覗いた時に手ブレ補正の効果が確認できます。 ボディ内だと、ライブビューの時だけしか確認できません。 それくらいのメリットならボディ内の方が便利な気がしますが。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
レンズ側に、手ぶれ補正ユニットを搭載しているメーカーの共通点は、スポーツ分野ではプロ御用達のメーカーです。 レンズ内手ぶれ補正は、撮影する前のファインダー像も安定します。 レンズ内手ぶれ補正は、正確なフレーミングが出来ます。 ボディ内手ぶれ補正は、ファインダー像の補正は行われません。 800mm超望遠レンズなどを振り回した場合、ファインダー像が安定しないと、フレーミングも厳しくなります。 結局、キヤノン、ニコンとその他メーカーの違いは、この点だと思います。 スポーツ分野のプロの要望に答えると、レンズ内手ぶれ補正しか選択の余地はなくなるように思います。 アマチュアの通常の撮影においては、レンズ側でもカメラ側でも、ほとんど関係ないと思います。 因みに、フォーサーズ、ボディ内補正のオリンパスのボディに、ライカ(パナソニック)レンズ内補正のレンズを取り付けると、ボディ内補正とレンズ側補正の二つを自由に選択できます。
- cacoll
- ベストアンサー率21% (253/1156)
手ぶれ防止ではなく 手ぶれ補正です。 先発メーカーがレンズ手ぶれ補正 後発メーカーがボディー手ぶれ補正 あと レンズも 望遠になればなるほど 手ぶれ補正が必要になってきます。 焦点距離分のシャッター速度が通常の手ぶれ補正限界となってます。 これが 4段とか3段とかより遅いシャッター速度でも 手ぶれをしないで切れるのが手ぶれ補正です。 手ぶれ補正が必要がないのに 付いているのは 電池消耗が激しくなるのが欠点ですし 広角や超広角レンズ 10mm→16mm(デジタル換算) 24mm→38.4mm(デジタル換算) のレンズを付けて 手ぶれ補正をして 人物を撮っても 被写体ブレを起こしますので 実際 手ぶれ補正の意味がないのです。 レンズの大きさによったり レンズの焦点距離に合わせた 手ぶれ補正の方が自分は有効だと思ってます。
お礼
とりあえず、手振れ補正の機能がついていればよいと思っていました。電池寿命にも影響するんですね。ありがとうございました。
お礼
手ぶれ補正について、大変、勉強になりました。 コンパクトカメラで普及しだした機能にも、奥が深いのですね。 機種選択の際の参考にさせていただきます。