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素材がわからないものを科学的に鑑別してくれる機関はないでしょうか?
趣味で古いビーズ、トンボ玉、根付け等を収集しています。 古いもの特有の味があって魅力的なのですが、素材が何か わからないものも多く、これ何で出来ているのかな、 と気になっています。 宝石鑑別のように、素材が何かを科学的に鑑別してくれる 機関はないでしょうか?個人でも依頼できて、費用がそれほど 高くなければ利用してみたいのですが......そんなところ ありませんでしょうか? ご存知の方よろしくお願い致します。
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- GJ-Officer
- ベストアンサー率29% (242/823)
No.5です。福岡県工業技術センターは、福岡県商工部の機関ですので、 福岡県条例に規定する手数料で依頼できます。ぜひご利用ください。 小泉・安倍内閣で国・地方ともに科学技術予算が削減されているため、 県の機関ながらも民間の試験場と同等レベルではありますが、限られた 予算のなかで最高の技術力を有しており、県民として誇りに思います。 (No.6さん、せっかく書いていただいたのに、紛らわしくてすみません。)
- seven_heaven
- ベストアンサー率63% (179/283)
こんにちは。 コレクションの正体(?)を知りたいという気持ち、 愛着があるからならではですね。 化学分析については専門的回答が得られているようですので、 私は違う方面からアドバイスいたします。 #2の方への回答で「鑑定も考えた」とありましたので、 質問者さんの興味は「主に何でできているのか?」が知りたい のだと推測します。 そうしますと、分析会社にお金を払って蛍光分析などで 精密に成分を調べる「化学分析」よりも、 ものがわかっている人に見てもらって、 「これは○○でできています」ということが判る方が良いのかな、と。 それでしたら、博物館や科学館に相談するというやり方があります。 例えば下記のイベント(残念ながらもう終わっていますが)のように、 博物館が市民向けの相談会を行うことがあります。 http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2008/07/post_200.html こういったイベントに参加してみる、もしくはイベント外でも 見てもらえるか相談してはいかがでしょうか? 博物館にも得意分野や専門分野がありますので、 それを外れていたら断られる場合もあると思いますが、 別の手がかりを得られるかもしれません。 なお、SPring-8での分析についても紹介されていますが、 ビーズやトンボ玉のようなものでしたら、 利用されている素材は一般的なものかつ軽元素中心と思われるため、 そこまで高性能な装置を使わなくとも主な素材を調べる 手だてはあるかと思います(もちろんどこまで精密に調べたいかにより、 使う装置は選ばれます。SPring-8を使って昔の焼き物の成分を 詳細に調べることにより産地鑑定の研究を行っている方もいるようです)。 #5の方がおっしゃる、工業技術センターなどの民間試験場でも けっこう良い設備を持っているところがあると思いますので、 ご相談されると良いかと思います。
- GJ-Officer
- ベストアンサー率29% (242/823)
都道府県工業試験場に鑑別を依頼してみてはいかがでしょうか。 私の住む県ですと、「工業技術センター」というのがあります。
- yasuhiga
- ベストアンサー率27% (168/620)
No.1です。 情報はわかりました。かつて材料分析会社に勤めておりました。 以下、全部非破壊分析と言っていい分析です。 たとえば、ねつけの蒔絵があるとして、その金色が実際の金かどうかは、X線蛍光分析でわかります。1回だけなら十万円以下です。では、蒔絵のウルシ部分がウルシかどうかは、別の似たウルシの標準サンプルがあれば、TOF-SIMSで分かります。が、この分析法は高額です。1時間十万円(オペレータつき)。 ビーズ、トンボ玉の場合は、X線回折でピークがなければ、さらにX線蛍光分析でSiがあるかどうかで、ガラスであることがほぼ確定です。がラス以外に色つけのための金属が含まれると、X線蛍光分析でピークが出ます。(X線回折とX線蛍光分析で10万超/個) 東レリサーチセンター、住化分析センター、アルバックファイ、NTTアドバンステクノロジなどにご相談ください。
- LB05
- ベストアンサー率52% (593/1121)
工学系の研究で食ってる者で、化学者ではありませんが過去に材料分析を実施したことがあるので、一応経験者とさせて頂きました。 サンプルを取らずに材質を特定するのは、実は現代の科学技術でもかなり難しい事です。 ※幾つかサンプルを取っていい(サンプルは削ったり溶かしたりするので元には戻りません)という事であれば化学分析をしてくれるところはいくらでもあります(『材料分析』をキィワードにして検索してみてください)が・・・どこもかなり高額で、個人レベルの資金で分析を受けてくれる会社は恐らく無いでしょう。(もしそんなところがあるなら、自分が知りたいぐらいです。) ※TVのCMなどでも有名な『非破壊検査』というのは、材料の成分分析をする検査を指しているワケではありません。 これは内部の欠損や微小な破壊、表面のクラックなどを『製品を破壊せずに』調べる検査で、『製品がナニで出来ているか?』という検査とは違います。 ※サンプルを取ってはダメ、としますと・・・兵庫県の播磨科学公園都市内にある理化学研究所管轄の研究施設『Spring-8』(スプリングエイト)ぐらいでしょうかね~? ここのスペクトル分析であれば、いかなる材料でも完全に成分が特定出来ますが、当然のことながら使用量はバカ高く、一部上場企業の研究機関でさえもカンタンには使えません。(例えば・・・自動車メーカでここの施設を単独で使っているのは、トヨタさんぐらいです。) ※個人で材料分析をするとしたら・・・ガラスなら溶かしてみて比重の重い順に沈殿させるとか、プラスチックなら燃やしてみる(燃え方で材料が判ります。例えば、有機ガラスとセルロイドは、燃え方が全く違います)、石やサンゴの様なモノだったら宝飾品の鑑定士に見てもらう、ぐらいしか思いつきませんね。 あと、金属だと磁石にくっつくかどうかとか、電気抵抗がどのくらいか、とかグラインダで削ってみて火花の出方を見るとか(これは冗談では無く、ホントにグラインダの切削火花で成分が判ります)・・・ぐらいでしょうか。 何れにしろサンプルを破壊する覚悟が必要でしょう。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
>年代物の古い装飾玉や根付けなのです 骨董品を扱う店や鑑定家ではいけないのでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 古美術商や鑑定士.....それも考えましたが、 絵画や焼き物の専門家は多くとも、小さい装飾品 (根付けや玉など)の専門家は殆どいないようなのですよ........ 骨董屋に持ち込んでも「よくわからない」「専門外」と 言われることが殆どです。 趣味レベルで集めているものですので、それほど貴重な ものでもないと思います。それを真剣に見てくれる人もなかなか..... 難しいですね。
- yasuhiga
- ベストアンサー率27% (168/620)
費用はかかります。モノにもよります。 非破壊ですよね? 形状を変えずに、素材が何か? というのは、分析するより、メーカーに訊いた方が早いです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 メーカーに訊く....ごもっともなのですが、今回調べたいものは 旧家の倉や老舗の呉服屋のタンスから出たような、年代物の 古い装飾玉や根付けなのです。なので、メーカーがどこかということは まったくわかりません.....どうしたものでしょう....
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 大変専門的なご回答でびっくりしました。助かります。 やはり分析費用というのは個人が趣味程度に出せる レベルではないのですね。宝石鑑別でも安くないのに.... ビーズならいくつかあるので、ひとつくらい破壊しても かまわないのですが、燃え方や比重などをしっかり見極められる 知識がないと判別は難しそうですね。 No2の方のご回答のように、身近な骨董屋に頼るくらいしか 方法がなさそうです。さて、どこを探せば良いものやら.....