reoemonさん こんばんは
事就職と言う事を考えた場合に、史学部と法学部はほとんど差がないと私は思います。もちろん大学で学んだ知識を使った職種を考えているなら法学部の方が就職先は多いでしょうし、成績が底辺クラスの成績で大学生時代に打ち込んだものがなくて遊び呆けていた人は法学部の方が就職は良いのかも知れませんね。
今企業が求めている人材は、他人と違って「こんな事が出来る」と言える人を求めているんです。たとえば4年間成績トップを貫いて「私は学部で学んだ内容は詳しい」と言えるでも良いですね。成績はビリだけど、体育会の部に所属していて例えば野球部だったら大学リーグでベストナインに選ばれたでも良いですし、文化部なら4年間所属して部長をした経験があるでも良いです。他人に誇れる何かをした経験者を求人先の企業は求めているんです。そう言う人達は元々それなりの能力が有ったんでしょうけど、それ以外に努力をしてそう言う他人に誇れるものを得ているんです。そう言う頑張って何でもこなせる人を企業は求めています。その中にはどの学部を卒業したかと言うファクターは含まれていません。
理系学部の場合は多くは学部で学んだ内容を使った職種に就職する場合が多いですけど(だから大学院に進学する方が多いんです。)、文系学部で大学で学んだ内容を使った職種に就職する人はほんの僅かです。たとえば経済学部を卒業して経済に詳しくなってファイナンシャルプランナーとして働く人はほんの一握りで、多くは文学部を卒業して時計会社のセールスマンをしたり経済学部を卒業して製薬会社の人事課で働いたりする場合が多いです。これは、大学で学んだ内容を生かしての就職をしてない方が多いと言う事です。
では募集先の企業は、何を基準に選んでいるのでしょうか???それは大学生の時にどんな事をしたか・どんな努力をしたかを基準に選んでいるんです。たとえば体育会野球部で大学リールのベストナインになった経験のある方だったらそれなりに大変な努力をしている事が伺えますから嫌辛い事でも頑張れる資質がある事が解りますし、文化部で部長を経験した事のある方は人を纏める能力がある事が伺えるわけです。この様に他人と違うどんな資質を持っているかを企業側は見ているんです。この様に他人と違う何かをアピール出来ないと、よい就職先は無いと考えても良いでしょうね。この中にはどんな学部を卒業したかと言うファクターは含まれていません。
以上の事を考えた時に、史学部で学びたい内容があるなら史学部に進学するべきだと私は思います。
以上何かの参考になれば幸いです。