私も家政科出身です。
布地や糸、ボタンなど実費がかかります。検定試験などあるようでしたら、同じものを何枚も作ると思います。
3年間で作ったおもな作品は、エプロン、スカート、ワンピース、スーツ、ゆかた、検定試験用の作品(私の時は、基礎縫い、エプロン、幼児用ワンピース、スーツだった)
出入りの業者さんが、教材用として安く販売してくれます。
集金の方法は、学校によってかなり違うと思います。年度当初の一括徴収金として徴収したり、毎月700円(くらい)ずつ家庭科実習費として引き落としだったりされてます。
被服実習材料などは、一人ずつ金額が違うので(好きな布地や反物をを選びたいですよね)学校の実習費からは割り当てられないことが多く、そのつど個人で払う(自分で買いに行く)場合もあります。(安いのがよければいくらでも安く済ませられるけど、選んでいるとなかなかねー)
調理実習費は、基本的に全員一律の金額のはずなので(大食い、小食などは加味されないですしね)、実習費から支払われると思います。その実習費の徴収方法は前述のとおりです。
あと他にももし、選択制、コース別など分かれる場合は、一括徴収できないので、集金袋などで先生が集める場合もあります。(どんなコースがあるか分かりませんが、「被服系コース」とか「食物系コース」とか「情報系コース」とか「保育系コース」とかに別れるのなら、コースによってかかるお金がかわってくるので、そのつど実費を支払う形かもしれません。
被服は作品が大きく、目に見えてお金が消えていく様が分かりますが、食物は毎回消えてなくなるので(食べちゃうので)あまりお金を使っているという感覚がないです。(でも使っています。)保育だと児童文化財(おもちゃ)を作る時にかかるのかな。情報はデータを保存するメディア(CD-Rとか)や、紙代やインク代とか、特別な作品を作る場合(絵本制作、アイロンプリントなど)があるとそれにお金がかかります。
ともかく、どのコースも当然かかる金額は違います。
でも、3年間全員が同じカリキュラムなら、一括徴収金でかなりの部分はまかなえると思います。(別なのは被服材料費だけじゃないかな)
ミシンは必要ですが、ロックはいりません。
ロックが必要なのは作品制作のほんの一時だけです。基本的に授業中にできる分量のはずです。宿題が出されるのは、思いのほか先生の予定より進度が遅くなってしまったとき、手が遅くて授業で間に合わなかった個人、などがあった場合に宿題になると思います。
そのタイミングがちょうどロックの実習に当てはまるってのは、よほどです。万一当たったとしたら、その時だけ学校に居残ればいいのです。
私は学校の教材以外にいろいろ作りたくて、買ってしまいましたが、宿題に使ったことはありません。
(ロックは取り返しのつかない失敗があったりするので、先生のいるところでやった方がいいです)
家政科に限らず実業高校では居残りは基本です。家でやると、間違えてやってしまったとき、チョー悲しいです。ほどいてやり直しとか、裁断などを間違えたら取り返しがつきませんし。
長ーくなってしまいましたが、思い当たることをつらつらと書きました。
参考になれば幸いです。
お礼
とても参考になるアドバイス有難うございました。 いろいろ教えていただいて助かりました。