この2年ほど、やっていますが、いまだに初心者です。昨日も、ある車輌の動きが悪いので修理しようとしてバラバラにしてしまい、模型店に行って直してもらいました。『とても元通りには…』と諦めていましたが、目の前で10分程度。『流石はプロ』と感心し、そのうえサービスでなやってくれ、『ありがたい』の一言でした。神戸の三宮のJの頭文字で始まる店です。
>線路の幅など、幾つか規格
線路の幅は、入手しやすいのはNゲージが多く、次いでHOゲージ。車両の値段は、Nゲージだと7両で15,000円から22,000円(定価)。HOだと、1両で4万程度。1編成7両で30万なんぞが普通。私にHOは手がでません。
部屋の飾りなら、Zゲージで、一式5万円ほど。車両の車内灯は点くし、建物の照明も。車種は、現在2種類ほど(強いて言えば4種か)。
資金とスペース(3m×1mは最少か)に余裕があれば、精密に再現されるHOがお勧めです。ただ、販売されている車種は、それほど多くはありません。私の一押しの400系つばさは、HOでは見たことがありません。
>二つの会社の線路、車両、電源に互換性はあるのでしょうか。
線路の幅は両者とも同じです。が、そのままでは接続できません。ジョイントレールを使えば接続できますが、1年以上大阪近辺では売り切れです。私は、熊本と高松で入手しましたが。
線路の長さとか、カーブの種類とかは、TOMIXの方が多い。たとえば、線路を分岐する電動ポイントもTOMIXは、半径280mmと541mmの2種類ある。短い直線レールも18mmくらいのものもある。すなわち、複雑なレイアウトを組むのなら、TOMIXがお勧め。
KATOは、接続しやすいし、レールの値段が安い(4本入っていたりする)。レールや電柱は、TOMIXより高級感。
レールを敷きっぱなしにできるスペースが200×90cm以下なら、TOMIXがお勧め。私は、幅が75cmしかないところで、4つの路線(一部2階建て)で動かしているので、TOMIXです(最初にTOMIXのベーシックセットを買ったので、偶然ですが)。
>車両、電源に互換性はあるのでしょうか。
車輌メーカーは、TOMIXとKATOだけではなく、数社あるいはそれ以上あります。NゲージでもHOゲージでも同様に動きます。ただ、メーカーが違うと。原則的には連結できません。例外は、アーノルドカップラーというコの字型の連結器で、世界共通です。ただ、この方式は、連結時の車体の間隔が実物より広くなるので、ファンには歓迎されていません。
車両は厳密に縮小されているのではなく、実物感覚に合わせてほんの少しデホルメされているとか。そこで、TOMIXは実物の再現性に優れているという噂。走りは、KATOに軍配を上げています。中古車を買っても、KATO製だと、まず問題はありません。TOMIXは、少し不安になりますが。強いて表現すれば、眺めるならTOMIX、走らせるならKATOというところでしょうか。KATOだと、車内灯が標準装備のものもあり(「ひだ」「スーパーひたち」など)、何か得した気分になります。
電源は、それぞれの線路に合わせてください。ジョインレールを組み込めば、どちらも可能ですが。
最初は、簡単なベーシックセットで慣れ、分岐線を作り、複線化、そして高架を、と拡張するのが一般てきでしよう。
レイアウトの時に、忘れがちなのが、電源(パワーパック)ノスペース。運転しやすいように配置するには、ひと工夫必要です。
スペースが多ければ待避線を増やせばよいのですが、溢れると、飾っておく車輌ケースの場所も必要になります。私は、飾っているだげてもご機嫌ですが。
車両は2割引きが多い。上記のJの店では、会員になるともう1割引いてくれるので、もっぱらそこで。安売りで5割引なんぞを見ると、つい手をだしてしまいます。
中古は、定価の8割くらいか。中古を買って、その1か月くらい後に3割引きの店をみつけ・・・、も何度か。売り切れると、次にいつ再生産されるかわからないので、よほど欲しい車種でないと、手をださないようにしています。
お礼
お話を伺うだけでワクワクしてきます。 勉強になりました。 ありがとうございます。