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ロータリ作業機の耕深制御について
こんにちは、農業機械について勉強している学生です。 現在、トラクタでけん引するタイプのロータリの耕深制御について、研究を行っています。研究の目的は、従来のものより精度の高い耕深制御システムを開発することです。 従来のロータリは、リヤカバーが上下動するのに合わせて、作業機の高さを調節し、耕深を一定にしていますよね。精度はまちまちのようですが、農機メーカーが至急改善に取り組むほどの、大きな欠点はないように見えます。それでは新しい制御方法を開発することに、どのような意義があるのかと思い、論文を読んだり、先生の意見を聞いたりもしたのですが、なんとなく納得することが出来ないまま、研究を進めてきてしまいました。 そこで、実際にロータリを使用されている方のご意見を知りたいのです。 従来のロータリで耕うんするときに、困っていることは何か。 現場では耕深の制御にどれくらいの精度が求められているのか。 この二点以外にも、些細なことでも結構ですので、皆様の考えをお聞かせいただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
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質問者が実際に作業する立場にいれば簡単に解ると思いますよ、ロータリー式の場合は耕耘する深さが鋤に比べ絶対的に浅く、上辺の土をかき鳴らしているに過ぎません。 一方鋤は有る程度の深さでしっかりと土を掘り起こす、その代わりそのままでは植え付けなどはとても出来ません、ロータリーは深さが浅く(無理したとしてもたかが知れている)しっかりと耕すことは難しい、地中に石やゴミなど有ればそれにロータリーの爪が掛かれば時に飛び跳ねるように耕耘機が暴れることも有ります。 なお、上記は私が若い頃に経験したことですが、最近の物でも職場の果樹園担当の者に良く相談されます。 なお、乗用式の場合は知りませんがロータリーが作業者の直前に有る昔からのタイプは、作業者の巻き込み事故も問題になっていると思います。
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- maxmilean
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なぜ深く起こしたいのか? それはそこに作物を植えるため、より深い位置まで根を張れることにより、土中養分を吸収できるためと思います。 そのための、より深く、より安定し、均一に起こせることが必要だからでしょう。 何より大地は常に一定ではないので、できれば水平に近い方が管理しやすいはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり作物を育てる上で、土を均一・水平に耕すことは大事ですよね。作物が生育するのに必要な深さを、均一に耕うんすることが、ロータリに求められた基本的な機能なのでしょう。 今回、私がこのような研究テーマを与えられたということは、従来の耕深制御方法は精度が不十分、と考えて、良いということなのかな…?
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘のとおり、私は実際にロータリ耕うんをしたことがありません。研究の意義について散々迷っている今、実際の作業を通して問題を肌で感じることの大切さを痛感しています。 農学は、本から得られる知識だけじゃ駄目なのですね。 地中の石やゴミに掛かって作業機が暴れるというのは、リヤカバーセンサよりも油圧制御系のほうに問題があるということでしょうか。回答者さまが“若い頃に経験した~”とおっしゃるからには、現在では多少の改善がなされているということなのでしょうが…それとも、回答者さまの腕が上がったために、そのようなトラブルが回避できるようになったのでしょうか?同じ機械でも、使う人の経験値によって、作業結果に大きな差が出るという話は聞いたことがありますし。 もしそうだとすれば、その辺の差をサポートすることに、新システム開発の意義があるかもしれませんね。