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トラッカビリティー(アナログ)を上げるには?
こんにちは。 フュージョンやポップスでは気にならなかったのですが、色々なクラッシックの レコードをかけたところ、中音域というか、ピアノの鍵盤の中央あたり の音やバイオリンの音が濁って気になります。 10年以上前ですが、当時(AT-32E使用時)は気にならなかったです。 試しに、チェックレコードをかけてみたところ、トラッカビリティー が悪いことが分かり、そのせいで音が濁るのかと思っています。 表題の通り、トラッカビリティーを上げるにはどうしたらよいのでしょうか。 プレーヤー:テクニクス SL-3300 昇圧トランス:デノン AU-300LC フォノイコライザー:Pro-Ject社 Phono Box2(これをアンプのライン入力に接続) カートリッジ:オーディオテクニカ AT32E、デノン DL-103(両方とも歪むというか濁る) シェルは両方ともオーディオテクニカで、AT32E用は型番不明、DL-103用はMG10です。 SL-3300はいい加減古いのですが、特に問題はないです。 AT32Eは20年位前に友人からもらったものです。 DL-103、AU-300LC は買ったばかりです。 どなたかご教授願えませんでしょうか。
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DL-103は使った事があります、普通のレコードをかけてトラックアビリティが不足する事はないと思います。2.5グラムの針圧で普通に演奏できると思います。 デンオン、オルトフォンなどの針圧が2.5-3.5グラム必要なものは、トーンアームやヘッドシェルの影響を受けやすい(と言うか強度不足やダンピング不足で共振する)傾向があります。 古いレコードプレーヤ(1970年代より前)はあまり音響的共振や強度について検討されていないので、プレーヤ自体の強度やクオリティが不足しているのかも知れません。 カートリッジ自体の設計方針も古いので、トーンアームの共振などの影響を受けやすいと思います。 オルトフォンのSPUカートリッジは昔から音が歪みやすいと言われていましたが、SME3012(の新しい設計の方)のように十分強度のあるトーンアームに取り付けて使えば指定針圧で歪むような事はありません。 シュアのカートリッジは、再生システムとしての設計がうまくされていているように思います。V15シリーズのゴミ取りブラシはトーンアームの共振ダンピング装置も兼ねています。その分、再生音に面白みがない(おとなしく地味)な感じがします。 一番簡単なのは、針圧を上げる。 あとは、トーンアームにダンピング用のゴムやテープを巻きつけてみる、と言ったような対策でしょうか。 プレーヤを最新型、重針圧(強度のあるもの)、に変えるのが一番効果的だと思います
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- DAV
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MrCandyさんのおっしゃる通りやや高めの針圧にすると効果があります。それと水準器を使って水平度を調整して下さい。 私はDL-103を3grで使っております。(SME3012旧タイプ+SMEシェル)
お礼
針圧は色々試しましたがダメでした。 プレーヤーを買い換えることにしました。 有り難うございました。
お礼
やはりプレーヤーの性能が元々安いもので更に経年変化しているのが原因のようですね。 詳しい解説を有り難うございました。