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物撮りカメラマンの現状は

友人のカメラマンと話し合っている時に出た疑問です。 デジカメの普及で写真に触れる機会そのものが増えて特にWEBショップなどがかなり増えたことで商品撮影の機会は増えていると思います。 一方でカラーバランスなどに特殊な機材が必要なくなってほぼ素人の状態からはじめてもそこそこの機材と撮影機械を準備しておけば半年ほど独学で学ぶだけで社内素人カメラマンでもWEBショップ用の物撮りは需要を満たせるのが現状です。 そのような現状で物撮りカメラマンのお仕事は量、質の面でどのように変化したのでしょうか。 デジカメの普及で変化するプロカメラマンへのじゅようっを占う上で判りやすいと思ってご質問差し上げました。 よろしくお願いします。

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  • new_hope
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回答No.7

おはようございます。 私は、デジカメの普及自体で需要が減ったりという影響はほとんど無いと思っています。確かに白抜きやクロップ、カラーバランスなどはフォトショップや現像ソフトである程度いじれますし、デジタルのおかげで仕上がりの確認も容易で、経験が浅くても希望に近い写真を撮りやすくはなりました。 しかし元々それらは写真の必要最低条件のうちの2~3つに過ぎませんし、いくら素人がそういうコツを覚えても、プロの立場を脅かすものとは思えません。もともとフィルムの時代でさえ、そういう技術は半月程度も講習を受ければできるようなものです。ストロボにカラーフィルターを貼り付けたり、ポラ切ったり、レンズを選んだり、ハサミでフィルムを切ったりするのを覚えたというだけです。そういう事はちょっとでもアシスタントを経験した人なら誰でもできることですが、では彼らが商用に耐えうる写真を業務として安定して仕上げられるかと言えば、絶対に無理です。それらは写真を撮る技術ではありません。ブツ撮りは特に勢いやセンスでは済まず、商品や材質ごとにライティングや構図を決め、効率よく撮影をこなしていかなければいけませんからね。 プロとして名刺を作って堂々と営業し始めた人間でさえ、さらに何年か冷や汗と謝罪を経験しながらマトモに業務をこなせるようになります。そもそも撮影時に済ませられることを、1枚1枚フォトショップでいじる事自体が相当な手間と人件費がかかり、すでに失敗と言えます。 私は元々WEB製作者からカメラマンに転身した経歴がありますが、WEB製作に関しても同じ事が言えます。 PCが普及して今は誰でもホームページやブログを持てるようになりましたが、HTMLやインターネットの知識があり、趣味での製作経験がいくらあったとしても、それを効率よく更新・保守したり、そもそも商用に耐えうるデザインできるような人は滅多にいません。社内で作ったボロボロのサイトをどうにかして欲しいという依頼が数多くありました。なるほど確かにひどい、これではサイトが無いほうがまだ社名に傷が付かなくて済むんじゃないかというものばかりです。PC機材やソフトも同じものを使用しているのに、まったくもって形になっていないわけです。それらのソフトを買い揃える予算と、その素人社員に払った給与と、そしてその社員が他にすべきだった仕事ができなかった分だけでも数十万円の赤字でしょう。 結局、社内で間に合わせようとする場合、任された社員はその仕事に集中しなければならなくなりますし、仕上がりやスピードも今ひとつということで人件費ばかりがかかります。WEBショップなどで元々予算がない会社はプロに頼みようがないですが、元々プロが受けるような仕事ではなかったと思います。 ただしかし、デジタルとは関係ありませんが、業界全体が厳しくなってきているとは思います。というのは、質問者さんもご存知かもしれませんが、今はモノが売れない時代ですよね。雑誌も読まれませんし、フリーペーパーもコストが引き下げられ、殆どの出版社が経営も苦しくなってきています。 一部の主力メーカーの商品は広告戦略が大変重要ですが、それ以外のメーカーがまず削るのは広告費です。モノも雑誌も売れないという事でクライアントが危機に瀕している以上、仕事を請けるカメラマンも当然ヤバいです。昔は社内用の社内報や新商品のビラでさえ頼まれることもありましたが、今では考えられません。では予算が引き下げられたという事で写真の質が下がったかと言えば、私に関してはそういう事はありません。なかなか難しいもので、予算が少ないから写真のデキもレベルを下げるなどという器用なことはできませんし、誰も予算のせいだとは思いませんからね。単に自分の実績に傷を付けるだけです。写真業界だけでなく全体がそういう買い渋りの影響を受けているというのもありますから、別に安く買い叩かれているとか、足元を見られているといったような不満もありません。カメラマンはカメラマンで、クオリティを下げないように業務を効率化したり、新しい市場を開拓していけばいいだけの話ですね。 大○本印刷やア○ナなど、大きな広告制作会社がどんどん低コストで受注するようになったため、ますます厳しくなっているようです。ある程度歴史のある写真事務所でさえグループに吸収されたり、低価格でパッケージ化した商品撮影プランを作ったりと苦戦を強いられているようです。質問者さんのおっしゃるブツ撮りカメラマンとはフリーでやってる人の事だと思いますが、安定した雇用先や実績が無い限りは大変ですね。 質問文にあるような社内素人カメラマンのほうが、将来の身の振り方に困るのではないかとも思いますけどね。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 貴重なご意見ありがとうございました。 実情がよくわかります。

その他の回答 (9)

  • hayasi456
  • ベストアンサー率40% (2402/5878)
回答No.10

追伸 栃木県の話しです。 「学校の仕事を他県の業者に取られた。」(価格競争?) 逆に、「東京の仕事もしている。」(人脈、技術?) と色々です。 ネットワーク(人脈)、人間性そして技術があれば プロを必要とする仕事は無くならないようです。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 すっかりお友達の噂話になりましたが歓迎です。 人柄、人徳、コネクション、こういうのは大切ですね。 友人は謙虚に誰からも学ぶ姿勢は立派なのですが、運が悪いというか裏腹な結果に悩むこともあるようです。

noname#117439
質問者

補足

余談です。 友人は足元のカメラ店は淘汰の波の中でも安泰なんです。 高品質であればこのご時世でもプリント枚数が増えることは確認済み。 そして他のすべてのカメラ店がだからといってノーリツの機械から最新のフロンティアに乗り換えることは資金的に不可能。 それに付け焼刃ではどうにもなりません。 誠実な商売が報われています。 ちなみに当方はいち早くデジタル化を経験したおもちゃ業界に勤めています。(生き残り組みです) 経験から言わせてもらうと「世の中こうなる」「だからこうしたい」この手の独りよがりな考えはすべて外れですね。 現在おきている変化の渦中にいるときはできるだけ柔軟であることが求められます。。 流れなんて読もうとしてもままなりません。 誠実かつ謙虚であることが生き残りのコツです。

  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.9

>向上心が強くこのまま写真館の親父にはなりたくないといっていました。 >仕事をとってしまった高齢で技術革新に乗れないカメラマンからは嫌われているようです。 そうなるみたいですね。 こちらの地方で街中のメインストリートで営業していた老舗の写真店の2店舗 片方は、地元の役場のお仕事を取っていたようなところでしたが、デジタル対応が遅れたために、 もう片方は、地元でも有名な写真作家さんが営む写真店で 数年前まではデジタルを毛嫌いしていたために、それに乗り遅れた分を 取り戻そうとして一気にデジタルに乗り換えてしまったがために、 オールマイティに対応ができなくなった (つまりフィルム対応ができなくなった) その両方のお店とも、メインストリートでは商売ができるほど 儲からなくなってしまって、街中から外れた田舎の自宅のほうに 拠点を移してしまいました。 逆に同じ街中のメインストリートにある地元でも有名な腕のいい とある老舗の写真店では、早くからデジタルに対応してこられました。 そうしてきたことで、いまでもフィルムにも対応できるし、 デジタルにも次々と対応していかれています。 もちろん、プリント自体の値段は地元の相場よりも高めですが、 その分ちゃんとフィルムもデジタルのプリントも、色・濃度・仕上がりの すべてにおいてお客様の満足のいくお仕事をされています。 ご友人の方の >向上心が強くこのまま写真館の親父にはなりたくないといっていました。 この思いには頭が下がる思いがします。 でも、「守らなくてはいけないものは守る」、これを忘れないように お伝えください。きっと、そのご友人のかたなら私が言わんとせんことは 理解していただけると思います。 物撮りの話から、偉い違う話に飛んでしまいました。すみません。 これで、参考になりますでしょうか。

noname#117439
質問者

お礼

重ね重ねごかいとうありがとうございます。 今回のログはそのまま友人に見せる予定です。 これはむしろ私のほうから友人に入れ知恵したことなのですが、たとえば私自身は人口3万人の小さな町に住んでいますがこの小さな町にいまだにカメラ店が10件以上あります、他業種と比べればかなり多いほうで今まで写真業界がいかに恵まれてきたかわかりますが、時代がどんなに変わっても一軒ぐらいはカメラ店が残るでしょう。自宅のプリンターで処理できる時代に顧客がカメラ店に求めるのは更なる高品質だけだろうと思います。ここでコスト面から今まで品質に妥協していたお店と正直なお店の差が現れると思います。友人は足元の親父さんのお店が適切な経営判断をしていることに自信を持っていまして今度はプロカメラマンとして飛躍したいと考えています。 少なくても私はそのつもりで応援しています。

  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.8

>、今回は友人を気にしてなので、地方に回ってくるプロカメラマンのお仕事全体のヒントになればいいなと思ってご質問差し上げました。 おっしゃるお気持ちというか心情はよくわかります。 私も私のカメラマン仲間の友人も、関西でもその面積の割りに国会議員数が 少なくなってしまうような人口の少ない地方在住なので、印刷会社とか 広告会社以外で、専門もしくは物撮りだけをお仕事にしている カメラマンはほとんどいません(分野兼業カメラマンは結構いますが)。 だから、地方に行けば、行くほどご質問者のような危惧と言うか 懸念されることは起こりやすい状況ではあります。 ただし、都会と違うところは、営業をし掛けておけば、そのときは 厳しくてもいざとなったらお鉢が回ってくることがあります。 その地域が全体的に人口が少ないということは、撮影をお仕事にしている 人も少なくなってくるので、営業をかけて顔や名前やその存在を先に 覚えて・知ってもらっておいたほうが、有利だからです。 逆に、地方に行けば行くほど、平均年齢が上がるので、経験のない個人で 物撮りを自分でやろうとする人が必然的に減ってくるから。 また、地方でWEBショップを開く人は、遠い都会まで買い付けに行って それをわざわざ地方に持ってきて、そこから送料使って送るような そんな馬鹿らしい商売はしません。 むしろ、地元でできたもの(地元名産品とか特産品)を集めて通販とか 製造業者が自社でWEBページで商品紹介するとか直販するととか、 そういうものがおおく、そういうかたがたは本来そちらに力を入れるのが 本筋であり、写真を趣味とも仕事ともしていない方々です。 そういう方々が「物撮り写真」というものに、にわかにチャレンジした とてうまくいくはずがありません。 だから、そういう写真を見つけたら、逆に物撮りに自身のある カメラマンならば、営業をかけるチャンスになると思います。 (もちろん、価格などの条件は折り合いはつけなければいけませんが) もちろん、写真だけでなくWebページ作成とか企画・デザインも 含めて営業をかけることになると思います。 だから、地方のカメラマンは「いい写真を撮っていればいい」だけでは なく、むしろ企画会社なみのマルチに何でもできなければいけなくなって 来ていますし、そういう企画会社のようなところにでも、物撮り仕事を 頂けないかどうか、営業に行かなければ地方ではやっていけないと思います。 (もちろ、照明などの通常に必要な機材は自分持込になるとおもいます) そうなってくると、速報性のあるデジタルのほうが有利であるとは いえるでしょうね。 ただ、デジタルはカメラマンだけのセンスだけで撮って、後から選んで もらうやり方にどうしてもなりがち。 フィルム撮影であれば、失敗すれば余計な費用がかかるだけなので それを抑えるために、撮影時にしかるべきコーディネーターのような 役割をする人にファインダーを直接見てもらえて、確認を取ったりします。後は、色温度もあわせ、カラーバランスを事前にフィルターで ちゃんと補正できて、ライティングもちゃんとしっかりできていれば フィルム撮影でもいけます。 ただ、フィルムの場合、撮影の後に現像とかデジタル化するのに手間がかかるだけです。 まぁ、都会では、会社もwebショップもカメラマン人口も、星の数ほども あるかとおもいますので、上記のような営業の仕方では、お仕事としては 成立しないかもしれません。逆にいい仕事にあたれば大きいですけどね。 すみません、地方カメラマンのぼやき位に思って、読んでいただけたら幸いです。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 友人は卒業記念アルバムの作成が本業で撮影から編集まで全部こなしています。こちらは順風満帆で単価が高いにもかかわらず最近は学校もコンペをするようになったので契約が伸びています。向上心が強くこのまま写真館の親父にはなりたくないといっていました。仕事をとってしまった高齢で技術革新に乗れないカメラマンからは嫌われているようです。本人は礼節をわきまえて気持ちよく挨拶できる性格なのですが、毛嫌いされて怒鳴り込んでこられたこともあるそうです。友人の父親が普通の写真スタジオ兼業のカメラ店を経営していましてそこを拠点にしていますが、高品位のプリントのできる技術と品質を下げてまでコストを追求しない親父さんの方針で業者価格であっても必要以上のディスカウントをしない状態でお仲間のカメラマンから大量のプリントが集まりこのご時世でプリント部門も延びています。今回のご回答のやり取りで思ったのですが、友人はもう質の悪い写真しか取れないような同業者とは縁を切ってもいいのではないかと思いました。

noname#117439
質問者

補足

写真業界のデジタル化革新は世の中のデジタル化の流れから見ればまだ後発なんです。 たとえば30年前のレコードからCDへの切り替え。このときは成り行きに任せたら市場規模が倍になったそうです。20年前のファミコンブームの時もおもちゃ業界では同じ現象が起きました。変化の波からドロップアウトして淘汰におびえる業者がいる一方で人生最大の好機として積極的に攻める人もいます。 今回専門の方からご意見を聞けてとても楽しいです。 もう少し閉めないでおきます。

  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.6

う~む、物撮りと言ってもですね、ピンからキリまであると思うんですよ。 たとえば、大手メーカーの商品カタログに載るようなものから 街の小さな印刷屋さんが印刷する地元スーパーのチラシにのるようなもの レストランや料理旅館のメニューやお店のパンフに使うような 現場に出張して撮りに行く料理の写真とか その中の一バリエーションに、Webショップが加わっただけ。 しかし、 >一方でカラーバランスなどに特殊な機材が必要なくなってほぼ素人の状態からはじめてもそこそこの機材と撮影機械を準備しておけば半年ほど独学で学ぶだけで社内素人カメラマンでもWEBショップ用の物撮りは需要を満たせるのが現状です。 もしかして、物撮り専門にお仕事をしているカメラマンが、これを聞いたら 「物撮りの世界をなめてるんじゃないのか」 といいたくなるかもしれません。 私は、物撮りは専門もしくは本格的なお仕事としてはやっていないので えらそうなことはいうつもりはありませんが、本当に物を撮ると言うのは その撮影対象になる「もの」で、見る人に伝えたい・見せたいものを 写真の上に表現出来なければ、本来はだめだとおもうのです。 それと、物撮りをするといっても、大きなものから小さなものまで 被写体に在った道具や知識、できれば経験がなければ素人の人が見ても 商品の魅力を伝わる写真は撮ることはできないと思います。 そういう意味では、物撮りをするには、最低限の道具、バックやライト レフ板、それらを設置するためのスタンド、状況によってはそれを複数 を必要とします。 それだけでは在りません、それらを設置・運搬・運用するのに人の手も 必要になったりします。 それと、カラーバランス(色温度も含めて)はデジタルであっても あわせる必要はあります。 デジタルは色温度に関してはフィルムのように、カラーメーターを つかって計っておき、フィルターなどで色温度を補正するとか フィルターを使わずにとりたいならランプをデイライトランプを使うとか、 そういった手間がないだけ。 本体側でホワイトバランスをあわせるだけですむだけのことです。 それ以外の色補正は、撮影時にあっておいたほうが、後々の手間も かからないはずですし、本来は、露出も事前に露出計やスポットメーターで 計ったほうがいいし、それらが出した数値とカメラ本体の出す数値と 違いが出れば、露出補正するとかライティングを変えるとか、 同じように手はかかります。 WEBショップのような社内素人カメラマンのような方々は、それらの スケールが小さいから、自分でやらなくてはいけない、 だから、プロがスタジオの中で大きな撮影セット組んで撮るほどの 写りでなくても、あらかた撮っておいて、パソコンの画像処理で、 それっぽく見えて、大きく欠点がなければ、もしくは、かけられる 経費に対し、妥協出来るレベルの画像にさえなっていれば、それで いいのかもしれません。 しかし、その結果はNo.3のかたのレスにあるような現状のようです。 ほかの方も書いておられますが、大手メーカーのカタログに出てくるような 商品で、スタジオでセット組んでの物撮りでは、技術やセンスのレベルが かなり上ですし、それなりの需要はあります。 ただ、デジタルの普及で、個人で簡単に「プロがとった風・物撮り写真」 みたいなものが作れるようになったからといって、巷に出回っている 物撮りの写真のレベルは、全体的には下がっていると思います。 とくに、デジタルが普及する前なら、プロが日当分を含めた料金で 道具を持ちんで出張撮影をしていたものが、個人が撮影することが 増えたことによって、全体的な物撮り写真のレベルが下がっていると 私個人は感じます。 ま、それでもプロがとったものは以前と変わらずいいなぁと感じますけどね。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かなプロのお仕事は私も評価しているのですが、今回は友人を気にしてなので、地方に回ってくるプロカメラマンのお仕事全体のヒントになればいいなと思ってご質問差し上げました。

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.5

 primeapeさん こんにちは  1つの例ですけど、昔は名刺や社名入りの封筒は全て印刷屋さんに依頼して作っていました。今はPCやプリンターの発達で自作している会社も多いかと思います。それと同様で、一部のスーパーでチラシ等の費用を元々掛けない所ではチラシの紙質がよろしくない関係で私たち仕事で撮影している者が撮った画像をチラシ化した場合と趣味カメラマンが撮影した物をチラシ化した場合との画像の質的に差が解らない場合も有ります。そう言う質の用紙を使ってチラシを作っているスーパーでは、趣味カメラマンの方が撮影している場合も有るでしょう。それはフィルムカメラ時代でもそうです。  しかし費用を掛けてちゃんとした用紙にプリントしてチラシを作っている会社では、画像の質がはっきり解ってしまうわけです。綺麗に撮れると言う意味では同じ様でも、お弁当を例にすると美味しそうに撮れるかどうかと言う意味での細かな違いがある訳です。同様な事が#3さんも言われています。  ですから言う程需用は減らないと思います。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 プロとしての自信あふれる方とお見受けします。 私の友人はデジタル化で需要が減るのではなく確かなプロの仕事なら地方でも仕事は増えるのではないかとむしろ仕事の減少と逆の期待をしています。 ただ品位の低い写真にはそれなりの料金になるんでしょうね。 そのように感じました。

  • hayasi456
  • ベストアンサー率40% (2402/5878)
回答No.4

3年程前、東京のコマーシャルフォトのスタジオ、事務所関連の仕事をしていました。その時聞いた話をまとめると。  以前は構図、ライティングを決めポラロイドで露出も含め確認後、フィルムで撮影何カットか撮影、現像を依頼しクライアントと使用カットを決定。といった流れだった。 ・フォトショップが普及しクライアントの以前は考えられない注文が増えだした。  以前はカメラマンの仕事ではなかった画像処理を行う時間がどんどん長くなる。  ・カット数が増え撮影の時間が掛かるようになった  デジカメだと結果が直ぐにPCで確認できるので満足するまで撮り続けてしまう。 ・機材に掛かる費用の増加  フィルム、現像代は激減したがデジタル機器は直ぐに陳腐化してしまい買い替えを迫られる。 ・必要とされる知識、技術の増加  PC関連、ソフト関連の知識技術まで要求される。  (カラーマネージメント、RAW現像・・・・)   撮影、撮影前後の拘束時間増加はかなりあるようです。  リバーサルフィルムにこだわり以前のままの仕事だけですむカメラマンは少数なようです。    カメラ好き、器用な人は昔からいたわけです。本当のプロの仕事はなくならないでしょう。    しかし、カラーコピー、PC、カラープリンター、デジカメ、WEBの普及に印刷業界、デザイナーなども含め大きな影響を受けているようです。 http://www.apa-japan.com/index.html http://aska-sg.net/pstips/index.html http://www.apa-japan.com/download/pdf/RGB2007.pdf http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/ds3/function/

noname#117439
質問者

お礼

クライアントになめられるたかが物取りでも素人の限界は十分承知しています。 環境が厳しくなってきたのでしょうか。 私の友人はスポットで入った軽い仕事は撮影だけ担当して加工はクライアント経由でフリーターみたいなプロカメラマンに斡旋してもらったりしていました。 ちなみに地方では撮影技量があっても地味で堅実な仕事を選んだほうが懸命なようです。 友人は地方で起こる無能なカメラマンが足を引っ張る現象に憤っていました。 案山子のかわりにとりあえず派遣するような当てにならないカメラマンがいるそうです。 愚痴を真に受けるならプロカメラマンというよりはプロのカメラオタクです。 地方でも有能なプロカメラマンがそれなりに報われるようになってもらいたいですね。 私の感想です。

  • demio
  • ベストアンサー率13% (200/1473)
回答No.3

写真の方はアマチュアですが,仕事が製造業で、工作機械をつかいます その機械のカタログですが、以前はプロがきちんと撮影した写真を使っていたのが、最近はアマチュアカメラマンが撮ったような写真でカタログを作っている感じです、 例えば透明の覗き窓が白く反射して透明には見えない 金属面がストロボで反射したように光っている 平面の塗装面の明るさが違う 機械の全面と側面の同じ塗装面なのに写真の色が違う  重さが数トンある機械なのにブリキ細工のほうに軽く見えてしまう(先入観でそう見てしまうかもしれませんが) こんな感じです  一般には目にする事は無い機械ですし、カタログの写真で購入を決めることもないし、使えば汚れたりする機械なのでカタログ写真はあまり重要ではないとは思いますし、コストダウンのためには直接性能に関係しないことは節約してるのかもしれませんが数千万円の機械のカタログにしてはお粗末な感じがしますね

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 質が下がったのは単価が下がったりしたからでしょうか。 私の勤める業界では一部上場の大手でも社内の副業カメラマンに写真を撮ってもらったりするところもあります。 デザイン課ある会社なので撮影は有能な人がぞろぞろいるようです。

  • uu11212891
  • ベストアンサー率23% (266/1132)
回答No.2

WEB系はそうかもしれませんが、一般的な物撮りには社内で、は 少ないように見えます、その代わり単価はどんどん下がって来ている 様です、カメラマンの方はデジタルになり現場に持ち込む機材がへり 撮影時間も短縮出来る様になりましたが、代わりにPCの前に座っている 時間が長くなりました。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 単価を下げると質も次第に落ちていくでしょうね。 ちょっとした仕事はクライアントの要求がどんどん厳しくなってきているのは聞き及んでいます。 生活できないほどの単価で仕事を請け負うカメラマンも多くなってきているそうです。 地方だとたとえばタウン誌とか旅行誌とか技術が必要で派手な仕事をしていたそれなりの技量のある人が写真をあきらめてタクシーの運転手に転職したりする一方で、フリーターみたいなカメラマンがいつまでも写真にしがみついたりしています。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.1

WEBショップ自体がここ数年で急速に伸びてきた市場です。 もともと、一流カメラマンは携わっていないので関係ありません。 カタログ、リーフレット、ポスター、広告等は従来通りで市場は収縮は していません。

noname#117439
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 一流ならそれはそうでしょうね、でも普通にスーパーのチラシの撮影なんかしていた人はどうだろうかと思ってご質問差し上げました。

noname#117439
質問者

補足

ちなみに友人は商業カメラマンと言ったほうがいいのかプロカメラマンと言ったほうがいいのかわかりませんが、写真撮影を職業としています。20代の頃東京で修行して地方にUターンしまして地元では技術的に優れているため他人の仕事をとってうらまれることもありますが順風満帆です。