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小学校における教育は理想論を教えるべきですか? 現実に即したことを教えるべきですか?
過日、某番組にて、小学校の国語教科書に載ったとある絵本が俎上にのぼって いました。その絵本の主旨は「“みんな仲良くしよう”“どんな危険な相手でも 話し合えば分かり合える” 」というもので、この絵本に対し「現実社会に即し ていない」「小学校の教育は子供の思想の基盤になるのだからこういった理想 論を教えるべきではない」という意見が出ていました。 私は子供の時分にそこまで現実を教える必要はなく、実際問題は大人になる過 程でだんだん理解していけばいいのだと思うのですが(つまり、理想論を ベースに教えるべきという考え方です)みなさまは小学校の教育は理想論を 語るべきだと思いますか? 実際問題を教えるべきだと思いますか?
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理想論で教育するには現実として子供達の目に入る情報量が 多すぎるので無理が出てきてると思います。 みんな仲良くって言っても、テレビをつければ秋葉原の事件や チベット問題、知りたくなくても毎日目に入って来ますよね。 学校で理想ばかり教えられても、家庭で子供達が聞いてくる 正直な疑問にどう答えれば良いのか戸惑いを感じます。 性教育にしても然り。 おしべとめしべが~なんてやってる横で妊娠する小学校 高学年の女子・・。 本当の意味や必要性を教えて貰えなかった為に起った悲劇とも 言えると思います。 1人の担任に眼差しを向けられた昔と、塾や習い事あるいは 私立や公立等のくくりで先生たちさえ比較される現代です。 そして、コンピューター世代の子供達に追いつけない団塊の 世代が現代の子供達の教育を語る訳ですから歪も大きいです。 その番組は見ていませんが、私は出来るだけ現実を語って 欲しいなと思います。
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>理想論を語るべきだと思いますか? 実際問題を教えるべきだと思いますか? 理想か現実かというよりその人の主義に関わる考え方なので本来は学校で教えるより家庭で対処すべき領域と考えます。学校で扱うとしたら両方扱うべきですが「教える」ものではなく「考えさせる」べきものではないでしょうか。そのへんを「教える」となると国家に都合のいい人間ばかり作られそうで恐ろしいです。
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- domaine-espoir
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こんにちは。 番組は観ていませんが、 二者択一で答えられません。 教える立場で考えると、 大人の世界でも、 理想を追い求めつき走ることはあっていいけど時には独りよがりにもなる。 理想を捨てても、迷うほど現実って多種多様にあるし、 そうして自分を無くして現実に頼っても、 そんな現実の軸だって移ろいで行く可能性がいつでもある、 ある種頼りにならないものでもある。 大人の世界にだって、 理想と現実っていうのは、かなりの高確率で意識上にも社会的にも併存しているとおもいます。 そんな経験を積んでいる大人が、明らかに併存している他極をわざわざ否定するっていうのは、 まあ、採用できないし、あり得ない、イタイ議論。。。 子供は馬鹿ではないし、大人もそれほど利口でもないから、 小学校の教育って、子供と大人がいろんな見方を考えられる場であってほしいなぁとおもいます。 小学校のときは、たとえば、 いろんなことわざを教えてもらえるといいなぁっておもいます。 理想や現実を語ることわざはたくさんあるし、 ワンフレーズで記憶にとどめ置くこともできるし。 以上、経験談で。
お礼
回答ありがとうございます
私はその番組を見ていません。 失礼ですが、現実を教える必要が無い…教える必要が無いから現実社会に即していない事を教える…これは奇妙に感じます。 必要が無いなら、必要になる前に教えるべきじゃないでしょうか。 「こういう考えもあると思うし、こういう考えもあると思う…世間・世界ではこんな風にやってるけど、みんなは どういうやり方が正しいと思う?」と考えさせるべきではないでしょうか。 子供が成人並みの冷静な目で社会を見ることが出来るようになればそれが一番良いことですよね。
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回答ありがとうございました
- motacilla
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あの番組見ていて思ったんですが、 問題点は「みんな仲良くしよう」ではなくて、 前提に「授業をさぼってOK」があった所だったと思うんです。 (番組内で指摘されてた方も居ましたが、メンツの都合か、武装非武装の話になっちゃってた)。 あの物語の流れでは 「義務を怠って、知識が足りなかった故、常識が守れなかった事が逆に幸いして、運良く理想を貫けちゃった。 義務を怠って、非常識な事をやった方が、豊かな人生を歩めますよ。」 という教訓になってしまう。 子供の教科書に載せる物語が理想論である事は、問題ない。 どんな絵本があっても自由だけど、教科書に載せるには基準が必要。 理想論だからこそ 「非常識な天然ちゃんが、何となくラッキーでハッピーエンド」な物語は、あまりにお粗末というか。 せめて 「授業を受けていなかったネズミが猫の危険性を知らずにピンチな目に遭う。そこへクラスメイトがやってきて助けてやろうとしたら、実は猫は良いヤツで・・・」とか 「授業を受けているネズミの一部が、たまたま猫の良い一面を見てしまい、先入観を捨てて猫と友達になる」 などであるべきだったんじゃないかしら。 作者さんがその件に関して「世の中で正しいと言われている事(義務を果たす事)だけが、本当に正しい事だとは限らない」と仰ってましたが、本見た限りではソレは後付にしか感じなかった。 教科書なのだから、「こういう意見もありますよ」的なイレギュラー例ではなく、まず理想論でも良いから正道を教えるべきだと思うんですよ。小学校なんだし。
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>みなさまは小学校の教育は理想論を語るべきだと思いますか? 実際問題を教えるべきだと思いますか? そりゃ、「両方を考えるべき」だろうな。 なんだって「どっちか一方だけ」に決めないといけないんだ? 両者を睨みながら、そのバランスを考えてやっていくのが普通だと思うんだが。学校教育というようなところで、それこそ昨今の短絡的な「○か×か、全てかゼロか」的な感覚で考えること自体が問題だと思うな。 理想は理想として教える。だけど現実社会は必ずしも理想の通りではないことも、また教える。が、その現実社会も、決していつまでもそうだというわけではなく、人々の力によって理想に近づけることだって不可能ではない、そういうことだって教えられるはず。なにも、どっちかだけにする必要なんてない。せっかく学校に通ってるんだ、教えられることは全部教えればいいさ。 ところでさ。本論とは関係ないんだけど。 なんだって、絵本で、何か大人にとって都合のいい「教訓」を教えようとするのだろうかね。絵本は、ただ単に「想像の世界、物語の世界を楽しむ」ことでいいと思うんだが。そこから、どうしても現実社会における教訓を引き出さずにはいられない、というところに、今の教育の貧しさを感じるんだがなオレは。
お礼
回答ありがとうございました
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回答ありがとうございました