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サンライズの「伝統芸」は途絶えてしまったのでしょうか?

サンライズが、まだ創映社という名前で、東映本社の下請けをしていた頃。 『勇者ライディーン』のゴッドバードにおいて、このパターンは確立されました。 そう。 「敵メカを、なんらかの術でその場に動けないようにし、主役メカの“物理的攻撃”によりとどめを刺す」です。 『超電磁ロボ コン-バトラーV』の超電磁スピンやグランダッシャーは言うに及ばず、『超電磁マシーン ボルテスV』では「天空剣・唐竹割り」ほかとして、後の戦隊シリーズにも影響を及ぼします。 その後も、サンライズのスーパーロボット系作品では連綿と受け継がれていきました。 で、勇者シリーズの終焉とともにこの歴史にも終止符が打たれたのかとばかり思っていましたら。 2004年『舞-HiME』にて、碧ちゃんの愕天王、晶くんのゲンナイがこのパターンを復活させてくれて度肝を抜かれました。『ライディーン』から数えること約30年の伝統です(笑)。 (ちょうどこの時期放送した『ケロロ軍曹』のエピソードでも使ってたような気がします) ……さて、その後、この「伝統芸」は継承されているのでしょうか。 サンライズ作品で観ていないものもそれなりにあるので、見落としがあるのかもしれません。 もはや日本のメカアニメの財産とも言えるこの様式美、途絶えさせるのはあまりに惜しいです。 なにかこれに類するものを最近の作品でご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

 サンライズじゃないけど、ガイナックスの「天元突破グレンラガン」で使ってましたよ。2枚のブーメランのそれぞれの先端で両手両足を拘束し、ドリルでぶち抜く。

ASAYOSHI
質問者

お礼

おおー、そうでしたか! まだ火は消えていませんでしたか。 私はまた、ボンズあたりが引き継いでいるのかと思いきや、なるほど、ガイナックスならやりそうですね。 貴重な情報、ありがとうございました。

その他の回答 (8)

  • net_uyoku
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回答No.9

#8です。 すみません、私の最初の回答は#2でしたね。 何考えてたんだろう…、汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗。 失礼いたしました。

ASAYOSHI
質問者

お礼

締め切るにあたって、みなさまにあらためてお礼を。 「動きを止めてとどめを刺す」みたいな方向に行っちゃってますが、それだけなら忍術ものの講談や漫画に、その源流を求められそうな気がします。 で、みなさんとのやりとりの中で感じたのは、「とどめは、ブチ抜き、ブン殴り、ぶった斬り」と「ブ」がつく系(笑)のカタルシスがなくちゃ「サンライズ系」っぽくないなーということでした。これらが、ガイナックスや東映特撮の中に息づいていることが分かったことは大きな収穫でした。なお、ライダーを挙げて下さったお二方は、「最新のもの」と「ライダーキックでとどめ」と、どちらも評価に値する素晴らしい回答でしたが、ここは質問の「継承」の意義を重視し、ドッガフォームにポイントをつけさせていただきます。すみません。 どうもありがとうございました。

  • net_uyoku
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回答No.8

#4です。お礼のコメントありがとうございました。 お礼をいただいたとき、『ウイングマン』ならヒートショックだなあ、と私も思いました(笑)。 でも、ライエル編は確かアニメではやってないですよねえ。だから、一応対象外?とか思ったりしました。 さて、#7のご回答でウルトラシリーズに言及しておられますが、仰るようなキメ技に一番近いのは第25話「怪彗星ツイフォン」でレッドキングを念動力?で空中に浮かべて動きを止め、八つ裂き光輪で切断、というパターンではないかと思います。 確かレッドキングが水爆を飲み込んでいるため、普通に爆発させるわけにはいかなかったんですよね。 とどめが八つ裂き光輪っていうところが物理的攻撃かどうかというのが微妙ですが。 あと、これらの技の源流としてちょっと思いついたものとして『赤胴鈴之助』の真空斬りがあります。 かなりうろ覚えなので間違っていればご容赦いただきたいのですが、真空斬りは次のような感じではなかったかと思います。 1. 竜巻を起こして敵の動きを封じる 2. その竜巻をふたつに割る(鈴之助が手刀で斬る) 3. ふたつの竜巻のぶつかり合いが、かまいたちのような現象を起こして敵を倒す こうして書き出してみると、最後が物理的攻撃ではありませんね。残念。 それから、ライダーでは『仮面ライダーファイズ』のクリムゾン・スマッシュが似たようなイメージだったなあと思いましたが、あれは敵の動きを止めるのではなく、キックの直前にファイズポインターでターゲットをロックするだけなので違いますね。

ASAYOSHI
質問者

お礼

》八つ裂き光輪 光線投げて斬ってますからねえ。ほんと微妙です。 真空斬りは、原作も読んでますし、数年前のアニメ版再放送も観ています。 本来、人工的にかまいたちを作ることで敵を斬るというだけの技でした。 アニメ版では、ひとつのかまいたちでは威力が弱く使い物になりませんでした。ある時、敵の武器が渦をふたつに割り、渦同士が干渉して破壊力が強くなることにヒントを得て、作った渦を手刀で割ることで、アニメ版真空斬りは完成しました。この回は宮崎駿のコンテなんですよね(^^)。 最終回近くでは、十文字に割って、4つの渦が干渉するパワーアップバージョンも編み出されてカッコ良かったです。 みなさん、いろいろな手でルーツを探って下さって興味深いです。たびたびありがとうございました。

回答No.7

#3,5です。 今思い出しましたが、初代ウルトラマンやウルトラセブンは、切断武器で相手の体や尻尾を斬ってから光線で止めを刺したことがありましたが(ウルトラマンAはしょっちゅう)、これが本家本元?

ASAYOSHI
質問者

お礼

ふふふー(^^)。再々挑戦していただけてとても嬉しいです。 ただ、ウルトラはとどめが物理攻撃とは言い難い、ですよね。 切断技がとどめのパターンにしても、「切るための固定」はしてないと思うのですよ (エースはやっているのでしょうか? 観てない回が多すぎます)。 パンチで怪獣の体のど真ん中をぶち抜いたことがあったようですが、このときもとどめは光線でした。 ウルトラの場合、様式と言えるものがあるとすれば、「十分弱らせてから、必殺技でとどめ」というプロレスのフィーリングではないでしょうか。 故きを温ねた回答、楽しませていただきました。ありがとうございます。

  • rvr2400
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回答No.6

「スカイガールズ」(コナミ)のクァドラ(&デルタ)ロックは如何でしょうか 4機(もしくは3機)で敵を取り囲みレーザーみたいな物で捕獲しその後に各機の搭載兵器全発射でたこ殴り状態でとどめを刺すというものです。 ネット配信はされていませんがレンタルDVDは現在8巻(全9巻)まで出ているので一度ご覧になっては如何でしょうか。

参考URL:
http://www.konami.jp/visual/skygirls/
ASAYOSHI
質問者

お礼

『スカイガールズ』観ておりました(^^)。 見ようによっては、あれこそ「とどめを物理攻撃に変えたデルタ・エンド」と言えなくもないですね。 ただ……どうなんでしょう、3人がかり、4人がかりで動きを封じるというのは。それだけ彼我のパワーが違うってことなのでしょうけど。 否定する要素が見つからないのにしっくりこないのは、私のわがままでしょうか。 いや、でも参考になります。回答ありがとうございました。

回答No.5

>唐竹割り  先に調べればよかった…。失礼しましたOTL  等身大ヒーローでは「快傑ズバット」が元祖でしょうか。 敵を鞭で締め上げるか投げ飛ばすかして(「2月2日、飛鳥五郎と言う男を殺したのは貴様か!」)から、ライダーキックに似た「ズバットアタック」を決める…というものでした。  「快傑ズバット」は作品全体が「様式美」なので、これも合格かと…。

ASAYOSHI
質問者

お礼

たびたびありがとうございます。 ズバットは……微妙ですねえ。あれ、ムチを使って、ヒーローの格好でやってるから騙されるけど、「刑事がヤクザの襟首締め上げて、自白を強要している図」と同じですよね。 つまり、とどめのキックも「一連の技の流れ」というより、求める答えを得られなかった腹いせに「ケッ、オメーも知らねーのかよ。クソッタレ。寝ちまえ!」という、置きみやげの一発のようなイメージが……。いえ、私、あまりズバットは観ていませんし、違ってたらすみません。そのダーティさこそが魅力なんですしね。

回答No.4

「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の「ロロ・ランペルージ」が、ギアスの力で相手の体感時間を止めて動かなくしてから銃などを使って殺します。

ASAYOSHI
質問者

お礼

せっかくの「自信あり」ですが、申し訳ありません、同列に扱うことには賛同いたしかねます。 理由は「様式美ではないから」です。 あしからずご了承ください。 回答ありがとうございました。

ASAYOSHI
質問者

補足

自分のコメントを読み返しまして、他の方へのものとの温度差にちょっとビビリました。私の書き方が至らぬばかりに、お気を悪くされたかもしれないと、心配になりました。すみません。 toorisugariさまの回答は、たしかに「動きを止めて、とどめをさす」条件にはあてはまっていますね。私も『コードギアス』は好きで、もちろんロロのこの特殊技は知っています。 しかしながら、質問文で長々と紹介した例からも、私がこのパターンを「様式美」として愛していることはおわかりいただけると思います。 たとえばコードギアスでは、紅蓮弐式→紅蓮可翔式へのパーツ換装シークェンスなどに、合体ロボットアニメの様式美を見いだすことが出来ます。それに対してロロの技は、基本的にやられる側視点で描かれ、あるいはロングショット映像が使われ、「その過程自体を見せ場にする」という演出はとられていません。 このことからも、本質問の主題である「伝統パターンの継承」と見なすのは難しいと思いました。ご理解いただければ幸いです。

回答No.3

>ASAYOSHI様  細かいことですが、「Vの字斬り」(「唐竹割り」は『宇宙大帝ゴッドシグマ』)です。 >net_uyoku様  他に『仮面ライダーキバ』のドッガフォームの必殺技は、 1. ドッガハンマーの指・「サンダーフィンガー」を開くと「トゥルーアイ」が出て、その光線で敵の動きを止める。 2. 雷を帯びた巨大な拳「ファントムハンド」で粉砕。  少し違いますが、バッシャーフォームの必殺技は、 1. バッシャーマグナムから竜巻を起こして、敵を撃ち抜く。 2. マグナムで軽く叩くと粉砕。

ASAYOSHI
質問者

お礼

こちらもライダー最新作から。ありがとうございます! 回答があまりつかないのではと危惧していましたので、とても嬉しいです。 『キバ』の映像、確認しました。バッシャーフォームのはちょっと(^^;)。碧ちゃん(17歳)になら 「それでもヒーローか!」 とケリ入れられそうです。 ドッガフォームは文句なし合格、です。ガオガイガー、ヴィータちゃんと「ハンマートリオ」をつくってほしいです(笑)。

ASAYOSHI
質問者

補足

たしかにビジュアルではVの字斬りが決定版ですね。が、『ボルテスV』現役世代としては、音声としてなぜか「唐竹割り」が残ってるんですよ。調べたら、7話で「天空剣・唐竹割り」使ってました。『ゴッドシグマ』は前半観ていましたが、必殺技自体覚えていなかったので、そちらとの混同ではなさそうです。 東映というヒントをいただいて『プリキュア5』の「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」があった……と思ったら、「動きを封じて」ないんですね。よけられたらどうするの? 今年の『プリキュア5 GOGO』の合体技にのぞみ(笑)をたくしましょう。

  • net_uyoku
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回答No.2

こんにちは。 アニメではないところからですが、こんな例もありました。 『仮面ライダー電王』の電王ロッドフォームの必殺技は、 1. デンガッシャー・ロッドモードを敵に投げつけて突き刺す「ソリッド・アタック」で、敵の動きを止める (突き刺すと言っても、それでどこかへ固定するわけではなく、デンガッシャーを受けることで敵の動きは固まってしまう) 2. 敵の動きが止まったところへ「デンライダーキック」を決める というものです。 今思いついたのはこれだけですが、特撮系にも結構このパターンはあったような気がします。

ASAYOSHI
質問者

お礼

仮面ライダーに継承されていましたか! 戦隊シリーズが出てきたら 「あれは作品自体が伝統芸能だから」 と却下するつもりでいましたが、これなら文句ありません。 それも、“物理的とどめ”がライダーキックだというのは、ライダーのアイデンティティとしてポイント高いです(^^)。 なかなかいい事例です。ありがとうございました。 実は質問を書くときに『ウイングマン』が浮かんだんですが (アニメと特撮の境界作?)、デルタ・エンドはとどめが「物理ワザ」じゃないんですね。惜しい。

ASAYOSHI
質問者

補足

あ、ウイングマンにはヒートショックがありました。デスボールで動きを止めて、ヒートレイバーでとどめを刺す。もしかして、等身大ヒーローとしては初めて、なのかな? (自信なし)