塩に関しては、あくまで「お祓い」に使用する物であって、元同僚という関係にあった方を、そのような扱いをなさるというのは考えものです。
「怨念」とはまた、おどろおどろしい表現でのお話を霊感のある?同僚の方ががなさったと思いますけれど、怨念を抱いたまま亡くなるというからには、社内でいじめられたとか過労死された等の事情で、会社または社員のどなたかにその様な感情を持ちながらでないなら「ありえない」といっていいでしょう。
ごく最近亡くなったので死の自覚がない、何らかの未練があった(仕事が中途半端で終わって心配がっていた)などの特殊な”理由”がない限り、死者が社内にとどまるとは考えにくいです。しかも、いくら気味が悪いからといって、盛り塩が元同僚社員の方に対してとすると、入れ物以前の問題です。かといって「供養」にと、いつまでも花を机に置いたままだったり、線香をたいたりなどするのも、かえってややこしい事態になりかねませんので、むしろそっとしておくべきです。そして、その男性の私物が残っているのでしたら、ご家族におかえししましょう。
なぜ、その同僚の方が原因と言い切れるのかも謎ですが、生前よほどの事がなければ、社内に霊が来るとは思えません。「姿を見た」と言うなら話は別ですが、状況的に、むしろ亡くなった方を「弔う」べきで、ご自宅にお参りに行かれるとか、霊を感じるなら、見えずとも、仏壇が出入り口のようなものですから、そこで話しかければよいわけです。むやみに断定してしまっては亡くなった方がかわいそうですよ。
私は、怨念など感じませんし、本当にその男性が来たとしても”気のせい”と割切れる程度か、現象がその方のものとは違うと思いますけれども・・・そんなに嫌われるような方だったのか疑問ですし、思い残したことがあっても、怨念ではありません。
とにかく、盛り塩は、特に四隅に置いてしまえば「結界」を作る意味からも逆効果ですし、余計に恐怖心を社員に植えつける事を考えても、何かある度に何かとその方のせいとなるでしょうから、おやめになるのがいいですよ。真実がわからない以上、塩は意味がありませんし、祓うような存在ではないと思います。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。 彼が亡くなって早や半年、そういえば光を当てていなかった、と 思い出し、窓を開けて風を通し、陽を当てるようにしました。 その席にそのまま社長が移動して来てしまったのが ちょっと問題ですが、気分的なものか、かなり すっきりした気がします。 来月あたり会社が引っ越す事になりそうなので 心機一転です。