妊娠を望むのなら、もう少し、身体のことを勉強した方がいいですね。
人間は、1ヶ月のうちいつでも妊娠できるわけではありません。
生理開始日から次の生理がくる前日までを「1周期」と数えるのですが、1周期のうち、排卵は1度しか起こりません。
標準的な人を例にすると、1周期が28日の場合、生理開始日から数えて14日目ごろが排卵日になります。(あくまで目安です)
排卵後の卵子の寿命はおよそ24時間と言われています。
精子の寿命は3~5日ほどです。
ですので、妊娠できるのは、1周期のうち、排卵日の5日前から排卵日の1日後の1週間程度しかありません。
先ほど言った、生理周期でいうと、生理開始から9日目から15日目ぐらいまでの間に限られるということです。
しかし、精子の寿命というのは個人差がありますので、これより短い場合もあれば長い場合もあります。
基本的に妊娠していない場合は、排卵が起こって2週間で、生理が起こります。
ですので、質問に書かれている生理3日前に仲良くして妊娠するということはまずありえないのです。
妊娠を希望しているのなら、基礎体温をつけてみてはいかがでしょうか?
女性の体温は、排卵を境に、低温と高温にわかれます。
生理開始から排卵前までは体温が低く、排卵後から生理が来る前日までは体温が高いのです。
この高低差が無い場合、排卵がきちんと行われていない可能性があります。
体温は、婦人用体温計を使い、毎朝同じ時間に目を覚まし、体を起こさないうちに口に体温計をくわえ、測定します。
厳しい言い方ですが、大人になってから、このような基本的な女性の体の仕組みを知らないというのは、恥ずかしいことだと思ってください。
妊娠を希望しても、しなくても、自分の体を守るためには知らなければいけない知識です。
女性のたしなみだと思います。