韓国の文化事情・歴史は詳しく知らないのですが・・・・
日本における性的な文化にだけ触れておきたいと思います。
確かに日本は、儒教概念が深く浸透しているため性的なものに対し一般的には規制が強く、公ではないと思います。
ですがその一方で、日本文化のなかで「性」はとても大衆的な一面がありました。
平安時代を思い出してください。平安時代、貴族や庶民の結婚の形態はほとんどが妻問婚(男が女のもとへ通う)であり、貴族などは夜な夜な相手を変えつつ、女のもとへ通い情事を重ねました。これが平安時代では当たり前でした。かの有名な源氏物語の主人公、光源氏もプレイボーイですよね。
その後の武家社会においても、一夫多妻制は当たり前です。
それから、日本文化において男色というものもありました。これは平安時代、もしくはそれ以前からあった風習です。たとえばお寺のように禁欲を強いており、かつ男だらけの環境において男色は非常に頻繁に行われていました。そしてそれが当たり前でした。
戦国時代に入れば、やはり男だらけの戦場、武家社会において男色は欠かせません。戦国時代の大名はそれぞれ小姓を抱え、またその小姓は美少年が多かったらしく、夜の相手にさせていたこともあります。小姓で有名なのは、織田信長の森蘭丸でしょうか。
そして江戸時代に入れば(それ以前もありますが)、遊郭、色町がありました。
色恋沙汰、情事の関係をひとつの町に押し込めてしまっているのです。遊郭は身分の差が関係なく、いろんな人が訪れ楽しんだといいます。そして遊郭のなかの遊女にもランクがあり、太夫が最高位でしたっけ?
まあこんな具合に例をあげましたとおり、日本という国の文化は実は非常に性に対しておおっぴらだったんですね。
それは実は今で日本人の精神に受け継がれているんじゃないでしょうか。実際日本の漫画や映画には、性的な内容を含むものが多くありますし、風俗店もごく当たり前のように乱立してます。
もしかすると、韓国のほうが性に対してはおおっぴらな文化性ではないのかもしれません。
お礼
皆さんありがとうございます 参考になりました