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ピルについての疑問と副作用について
- ピルには副作用がありますが、発がん性については研究結果がまだ不明です。
- 検査をクリアすれば誰でもピルを処方してもらえる可能性があります。
- 生理時の腹痛や胸の痛みに悩んでいる方にとって、ピルは有効な選択肢です。
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No.1です。お礼ありがとうございました。 私は医師ではありませんので、参考程度にして下さいね。 まず、『低容量』ではなく、『低用量』ですね(^^;) 『用量』というのはエストロゲンの量を指しています。 その量が一番多いピルが『高用量ピル』、次に『中用量ピル』、そして研究・改良が重ねられ、効果を得られるギリギリの量まで抑えたのが『低用量ピル』です。 エストロゲンの量が多ければ多いほど、副作用は大きくなります。(もちろん個人差はあります) 低用量ピルは、その量を効果が得られる最小限の量にすることで、副作用を少しでも減らそうというものです。 婦人病等のいろいろな治療に『高用量ピル』や『中用量ピル』が使われています。 実際、医師である兄(産婦人科医ではありませんが)は、女性患者の治療のために『中用量ピル』を処方しているそうです。 治療目的のピルですのでもちろん保険はききますが、避妊目的の場合は保険がききません。 ピルは医師の診断があれば処方してもらえますので、医師が治療の必要と診断した場合は保険がきくと思いますが、避妊のためのピルには基本的に保険はきかないですね。 ピルは毎日服用するものですので、少しでも身体への負担を減らすため、極力ホルモン量を抑えて避妊効果の得られる『低用量ピル』を処方されるのが一般的だと思います。 医師と相談して決めることも出来ると思います。 低用量ピルは、1相性ピル・2相性ピル・3相性ピルに分けられます。 この分類については、こちらのサイトを熟読してみて下さい。 .http://finedays.org/pill/kind.html#黄体ホルモン量の変化による分類 製薬会社によってもちろんピルの名前は違いますし、1相性・2相性・3相性ピルのそれぞれのメリットがあります。 ちなみに、私は3相性ピルに分類される『トリキュラー』というピルを服用しています。 http://www.bayer.co.jp/hv/products/tenpu/tq.pdf 病院によって扱っているピルは違うと思いますので、必ずしもトリキュラーを処方されるわけではありません。 他の病院では同じ3相性ピルである『トライディオール』を処方されるかもしれません。 いずれにしても、医師からピルについての説明と、製薬会社の説明書(取扱書?)をもらえると思いますよ。 何度も申し上げますが、こちらのサイトはピルについて本当に詳しく説明されていますので、熟読されることをお勧めします。 http://finedays.org/pill/index.html ピルは怖い薬だと思われがちですが、自分でもきちんと勉強して、正しい知識と情報を得れば何も怖い薬ではありません。 (もちろん気をつけなければならないことはありますよ) これからも、いろいろ勉強なさって下さいね(^^)
その他の回答 (1)
こんにちは。 私は現在、生理痛緩和と避妊の目的で低用量ピル(トリキュラー)を服用しています。 ★発がん性など、副作用について ピルについていろいろ調べていらっしゃるのなら既にご存知だとは思いますが、こちらのサイトにピルの副作用・副効果について詳しく載っています。 http://finedays.org/pill/reaction.html#服用初期にみられる副作用の種類 http://www.pill-page.com/ ピルは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを上手く配合して、体を妊娠しているのと同じようなホルモン状態にするため排卵が起きず、そのためピルを服用している間は避妊効果を得られます。 体が妊娠していると錯覚するので、ピル服用初期には本当の妊娠初期の『つわり』と同じような『副作用』を感じることがあります。 妊婦さんでもつわりのひどい人と軽い人がいらっしゃるように、ピルユーザーにも副作用の軽い人や重い人、全く感じない人がいらっしゃいます。 ただ、ピルが体に慣れてくる2~3シート目頃には、副作用はほとんど感じなくなる方が多いようですね。 ちなみに、低用量ピルより中用量ピルの方がホルモン量が多いので、必然的に副作用も出やすくなります。 副作用としては、悪心・嘔吐・頭痛・不正性器出血・精神不安定(イライラ感)・性欲減退・食欲不振・むくみ・・・など、挙げればキリがありません(^^;) ピルの服用で体重増加を心配される方もいらっしゃるようですが、ほとんど心配はないようです。 ちなみに、私はピルを服用するようになって1年以上経ちますが、体重はほとんど変わりません。 副効果としては、月経周期の安定・月経量の減少・生理痛の緩和・肌荒れの緩和・子宮内膜症や子宮内膜癌の予防など、嬉しい効果を得られる場合があります。 私の場合は、月経量が減り、以前は市販の薬を手放せず、倒れそうになるくらいひどかった生理痛が軽くなり、市販の薬に頼らなくなりました。 また、PMS(月経前症候群)も改善されました。 ただ、ピルの副効果でお肌が綺麗になったという人もいれば、逆に肌が荒れたという人もいるようです。 (私はほとんど変化がありませんね(^^;)) やはり副作用については、私からもこればかりは本当に個人差があるとしか申し上げられません。(すみません(汗)) 私はほとんど副作用は出ませんでしたが、だからと言ってご質問者様にも必ず出ないとは限りませんし、必ずしも出ないとは私には言い切れません。 ピルに限らず、その薬がその人の体質に合っているかどうかは、まずは服用してみないことには誰にも分かりません。 私の場合、副作用の中でも吐き気や嘔吐が心配でしたので、少しでも吐き気を感じなくてもすむように、服用時刻を寝る前にしています。 また、不正性器出血も心配していましたが、杞憂に終わりました。 逆に、私の友人はピルが体質に合わなかったようで、不正性器出血や吐き気、頭痛等がありピル服用を数ヶ月でやめてしまいました。 発ガン性についてですが、いろいろな情報があるようですね。 乳がん、子宮頚がん、良性肝腫瘍、心血管障害、深部静脈血栓症などのリスクが上昇すると言われているようですが、実際には血栓症への不安と、乳がんになる可能性が若干高くなる以外の副作用は認められないとする報告もあるようです。 ですので、ピルユーザーには自主的に定期的(半年~1年に1回)な婦人科検診(乳がん検診や子宮頸がん検診、性病検査等)を受けるよう勧められています。 私は、年に1回の婦人科検診と、血栓症予防のために、毎日納豆を食べてお水を良く飲むようにしています。 http://finedays.org/pill/aftereffect.html#罹りやすくなる病気と罹りにくくなる病気 ★検査をして異常がなければ、希望どおり誰でも処方してもらえるのか 医師の診断があれば、基本的には避妊目的でのピルは処方して貰えます。 医師が『この女性はピルを服用しても大丈夫』と認めれば、処方して貰えます。 避妊目的でのピルは保険がききません。 乳がんや子宮筋腫等のある人(または疑いのある人)、ピルとの相互作用のある薬を服用している人、高血圧の人、血栓症要因のある人、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人・・・など、ピルを服用出来ない人もいらっしゃいますので、医師の問診は大切ですね。 私の場合は、子宮内膜症の疑いがありましたので、問診・体重測定・内診・超音波検査・血液検査を受けましたよ。 病院によっては、問診のみで避妊目的でのピルを処方してくれるところもあるようです。 初診料や検査料など、事前に病院に電話で確認された方が良いと思います。 http://finedays.org/pill/pillmokuji.html#▼ピルの入手に関する事柄▼ ピルに対する偏見や先入観は非常に多いです。 大切なのは、毎日付き合っていく薬(ピル)のことを自分でもきちんと勉強すること、ピルに関する正しく詳しい知識を持ち合わせている医師を探すこと、そして分からないことはその都度医師に相談することです。 長文になり大変恐縮ですが、少しでも参考にして頂けると幸いです。
お礼
こんなに詳しく教えていただいて、ありがとうございます!! それから、また初歩的で申し訳ないのですが、 中容量か低容量かは、医師の方が決めるのでしょうか? 調べたところ、低容量のほうが副作用が弱冠軽減するということだったのですが、同じ効用(生理痛軽減、避妊など)を得られるのですか? 私は低容量のほうを使用したいと考えているのですが…どうなのでしょうか。 本当に参考になります。 ありがとうございます!!!^^
お礼
お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ございませんでした…>< 教えていただいたホームページも参照しながら、 病院でお医者様にもお話を聞いてみました^^ 結果、ためしに1か月トリキュラーを飲んでみることになりました。 本当にありがとうございました!!!