松本幸四郎さんの太陽生命のCM
松本幸四郎さんのCM「希望編」で「苦しみを勇気に、悲しみを希望に変えてさしあげるのが我々俳優だと思うんですね。」の台詞があります。
細かいことを言うようですが、「さしあげる」の言い回しが気になっています。「さしあげる」は「やる」の謙譲語です。謙譲表現を用いても「(与えて)やる」の意味は変わりませんので、視聴者を見下した言い回しになってしまっています(気になりすぎて辞書で調べました。目上の人には使ってはいけない表現と書かれていました)。
幸四郎さんに全く悪気はないのは理解できますが、私は舞台を見に行くほど幸四郎さんのファンなので、とても残念に思っています。観客は演者にとって目上かどうかはわかりませんが、少なくとも見下す対象ではありません。ましてや大勢の人に好感を与えることが目的のCMでこの表現はダメなんじゃないかと私は思っています。
太陽生命の広報担当者宛てにメールを出しましたが、今のところ回答はありません(検討中かもしれませんが)。こんな事に引っかかる私はおかしいでしょうか?ちょっと細かすぎるかと思い、人に話したことはありません。みなさまはどう思われますか?
お礼
ありがとうございます。 このCM見たことあるんですが、 まさか、武幸四郎だとは思いませんでした。