この日本人の言う「反日」とは、韓国のナショナリズムです。ナショナリズムとは民族主義であり、特に韓国、朝鮮半島の場合、ずっと外国の属国として支配され続けた歴史があり、その反発として「反日」が存在します。つまり、事実として「韓国への日本に対する反発」はかなり多岐にわたり存在しうるのです。
ただ、これは許すまじきこととは言いがたいでしょう。お互い国も違えば、物事への受け止め方も違います。その違いに日本も韓国も向き合えていない部分が未だ大きいのでしょう。
例えば、竹島問題、日本は日本領であるといいますが、韓国は自国の領土として実効支配しています。その支配の正統性は置いておいて、韓国人としては、日本に支配されたという侮辱的経験を持つ中で、これ以上、日本の思惑通りに国益を失うことは「感情的」にも極めて認めがたいところです。しかし、日本にも日本の言い分があります。この正当性についても置いておきますが、竹島周辺の漁業領域を享受するはずの島根県民の漁師にとってこの竹島問題は自分たちの利益にも結びつきます。竹島周辺での海域は日韓の漁業協定で極めてもめる状態で未だ解決に至っていませんし、島根県の漁業領域は竹島の存在できわめて小さい状態です。島根県の漁師に対する韓国からの嫌がらせ、またその逆のパターン、という感じで現場ではかなり緊迫しています。竹島なんて小さい島韓国にくれてやれ、といいますが、そんなことは島根県民は絶対に認めません。島根県に行けば分かると思いますが、韓国に対する反発感情はきわめて大きいものがあります。では、日本として韓国を応援するか島根県を応援するか、その結論は明白です。
竹島問題を例にとりましたが、ナショナリズムに絡めると問題の解決への糸口すら見失います。
じつはそのようなナショナリズムのきしみ合いは、隣国同士は大抵持っているものです。日中関係然り中韓関係然りです。また、同盟国のアメリカと日本だって両者受け入れがたい歴史や問題を幾つも持っています。
では、どうすべきか。感情論で持っていかないこと。自国の主張はあって当たり前、他国の主張もあって当たり前、その違いを認識しつつ、小さいことまでいちいち反応しないことでしょう。
お礼
そうですね。いちいち反応してたらきりがないですしね。 回答ありがとうございます。