例えば次のような数字列が有ったとします。(実際とは異なります)
2+2+2+5+5+3+3+3+1+1+1+1 (23文字)
↓(圧縮)
2x3+5x2+3x3+1x3 (15文字)
↓(解凍)
2+2+2+5+5+3+3+3+1+1+1+1 (23文字)
この様にデータの規則性に従ってデータ数を少なくする事を圧縮と言います。
そして、これをまた元の様に圧縮した時の逆の、書き戻しの手順に従って、
元のデータに戻す事を解凍と言います。
この規則性の事をアルゴリズムといいますが、色々なアルゴリズムを使いますので、
たくさんの圧縮ファイルの形式が有ります。
例えば LZH ZIP CAB 等です。
そしてこれらを扱うのが、圧縮・解凍ソフトで両方を兼ねるものも有ります。
ここで圧縮や解凍を行う際の手順書は、DLL(ダイナミック・リンク・ライブラリ)ファイルと呼ばれ、
作業する時に呼び出して使う様になっています。
ソフトの中にはこれが無くても解凍ができるものも有ります。
そして解凍する時に解凍ソフトがなくても解凍できる、圧縮ファイルが有ります。
これは自己解凍書庫と言って、クリックするとファイルに格納された解凍エンジンが始動して解凍してくれます。
.EXE(実行ファイル)がその形式です。
このようにパソコンに圧縮・解凍の機能は欠かせない機能ですが、一方コンピュータウイルス等、
意図しない脅威として実行ファイル.EXEが悪用される事も有ります。
実行ファイルを使用する場合は、信頼できる発行元かの確認も必要です。
メールのこの種の添付ファイルは危険性が高いので「要注意」です。
お礼
netring さん とても解り易く説明して下さり良く解りました。今迄これらを使った経験もなく、或いは知らずに使って居たのかも知れません。真に有難う御座いました。