通常Webサーバは80番ポート、メールサーバは、110番ポート、POPサーバは25番ポートが開いています。
そういう意味では認識は正しいです。
そこから進入されるかどうかは、各サーバソフトの設定やセキュリティホールの有り無しによるでしょう。
逆に言うとサーバとしてサービスを提供するには、それなりにセキュリティを考えた設定が必要なのと、セキュリティホールへの対策が必要です。
クラッカーがポートスキャンをするのは、開いているポートを探し、その開いているポートからサーバソフトのセキュリティホールを利用して進入しようとします。
サーバは、サービスをする関係上、ポートを開けておかないといけないのですが、必要最小限にする必要がありますが、あまりセキュリティのことを考えてない人がサーバを構築すると、サーバで運用できることに重点を置くため不要なポートを開けていたり、設定も甘かったりセキュリティホールを放置していたりしてクラッカーの餌食になります。
わざとポートを変えてサーバソフトを動かしていても、設定でサーバソフトが、「自分が何のサーバでバージョンはいくつです」といった情報を返すこともあり、クラッカーにとっては、これらの情報で次の進入手順を考えることもあるでしょう。
後半の質問の任意で割り振ったポート番頭ご規定の80番などのポート番号の違いですが、
1~1023までは通常ウェルノンポート(Well-known Port)といい、IANAによって管理されています。
これによって特定のポートが特定のサービスに割り当てられているので、クライアントは、デフォルトでそのポートを使うようにできるといった利点があります。
Webでも通常80番ポートですが、ブラウザで80番を指定しなくてもすむのは、このためです。
80番以外のポートでWebサービスを立ち上げることも可能で、その場合は、Webブラウザではhttp://・・・:ポート番号/という感じにポート番号をしていしなくてはいけなくなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、セキュリティホールの重要性が良くわかりました。 一つわからないことは、 クライアントは、ネット閲覧やメール送受信時以外は、 ポートは閉じられた状態なのでしょうか?