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境界性人格障害の禁煙は可能ですか?
禁煙のカテゴリーになるのか、迷ったのですが、精神疾患に詳しい方にお聞きすることにしました。22歳、女、主婦、子供一人です。12歳の時、強迫神経症発症を発症し、境界性人格障害も徐々に明らかになり、現在境界性人格障害の疑いが強いと診断されています。(非定型精神病と診断する医者もいました。) 喫煙開始は16歳です。喫煙はいわば私の精神安定剤であり、薬を処方してもらうことよりも意味があると、21歳まで錯覚していました。3箱吸うこともザラでした。ボーダーラインは、毎日、言い様のない不安感を抱えて生きなければなりません。安定する時間は、一瞬といってもいいくらい、感情の起伏が激しく、不安感、焦燥感、不穏感、怒りの感情が非常に強く、なにかひとつ不安なことを考え始めると、「タバコで解決できる、この不安感を体から吐き出してくれる、私にはタバコがすべてだ」という意識になりニコチンの塊に手を伸ばします。最近、子供が生まれたことにより、タバコを吸う母親、家中に副流煙を撒き散らすことに抵抗を感じ、自分自身もタバコに不安感を取り去る作用はないことをつくづく痛感していました。見捨てられる不安が非常に強いのもこの病気の症状だと知り、もちろんタバコを吸ってもなんの効果も解決にもならないと理解しました。現在、我慢に我慢を重ねて一日5,6本に減らせることに成功しました。しかし、どうしても、タバコに手が伸びてしまうのです・・・言い様のない不安感に駆られるとき、吸わずにいられないのです。精神疾患の禁煙は、健常者より難しい、と知りました。私の甘えなのか、実際そうなのか、回答をお願いしたいのです。やめて、明るい世界が開けることを祈る毎日です。また、この障害が治癒する可能性についても、教えていただきたいのです。主人が苦しむ姿を見続ける毎日に悲観し、自分にも悲観しています。お願い致します。
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- tumaritouo
- ベストアンサー率26% (14/53)
貴方の心が普通になれば、子供のために、タバコは自然と吸わなくなります。ですから、貴方の心が「普通」になる話をします。貴方の境界性人格障害というものは、貴方の妄想から来ています。ですから、この事は、話しても、考えても何にもならないと言うことで、「強迫神経症」の話をします。この事が解決すれば、貴方の問題が解決します。 貴方が強迫神経症に、なったのは、貴方の素質と環境からです。その事を、とやかく言っても何にもなりませんので、その先に話を進めます。 神経症の話をする時に、いつも、考える事があります。貴方は自分だけが、苦しい思いをしている。と思っていないでしようか?実は「人間は」苦しむように出来ています。その最たるものが「お釈迦様」です。 お釈迦様の言った、「一切皆苦」この言葉に集約されている事が、有ります。その「人間苦」という事は、正に貴方の事です。ある事を「意識」している事が、症状であり、辛さです。それこそが「一切皆苦」の世界です。 その事を解決する事を、発見した人が「お釈迦様です」そのなかで「禅」と言うのが在りますので、この事で、説明します。 貴方の苦しみは有る事を「意識」したことです。その意識した事から、離れられなくて、それが、症状として固定されています。他の症状としては、人に会うことが怖い(対人恐怖)刃物を見て怖い(先端恐怖)高い所が怖い(高所恐怖)他にも無数の症状が在ります。ですから、神経症の症状は違っていても「意識」した事が、全て「発症」につながっています。 その「意識した」と言う事を、他の言葉で言えば「心が滞る」と言う言い方も出来ます。全ての「精神疾患」というものは「心の滞り」がその、原因となります。そこで、今の貴方には分からないかもしれませんが、「精神疾患」が起こると言う事と、それが、治ると言う事を説明します。 不安の発生 不安とは、自我に湧き上がる感情で、有る事柄に驚いて、違和感を抱いてしまい、意識してしまう事、と言えます。その不安を、自我が意識の上に上げてしまって特別に意識している事です。 恐怖の発生 不安を特別視してしまって、忌み嫌って心から、追い出そうとして、不安が、特別に大きくなってしまう事。心臓に意識を向ければ「パニック障害」と言う事です。 悩みの発生 悩みとは、心の矛盾です。分かり易く説明するとすれば、生と死の事で説明すれば良いと思います。子供の時から「人間は何時か死ぬもの」と決っていて、本当は、知識としては、知っています。それが悩みになる人と、悩みにならない人が居ます。どこが違うかと言うと。悩みになる人は、「正に現実として、死を意識の上に上げている」と言えば分かりやすいかと思います。 その意識に挙げるという事が「心の停滞」なのです。大勢の前で話す時もそうですが、意識すると、話が出来なくなってしまう事が在ります。 貴方の対処方法を言う前に、少し難しい話をします。これは、分からなくても良いのです。ですが、貴方の意識性から言って、貴方は、知っておいた方が良いと思って、話してみます。 「禅」の話 禅と云うものは「究極的な精神療法」です。お釈迦様が仏教とか宗教とかを、退けました。本当は健全な心の修練方法なのです。貴方に、もしも、時間があったなら、鈴木大拙先生の本を読むことをお薦めします。 一人の人間には、心が二つ在ります。一つが自我です。もう一つが仏性です。生死の矛盾で、悩む人は、仏性がその永遠性から、自我を救おうとする事によります。自我から言えば仏性の言い分を、信じられなくて、その救いの手を払いのけようとしています。それが、悩みの正体です。 不安の正体とは、自我は、目の前の意識した事しか分からない事に、基因しています。それでは、人間として、生命体として、生きて行けません。環境が変わったことを、目の前で何が起こっているか、そういうことを、自分を守るために、自我の目の届かない所を、教えている事によります。禅による生活というのは、仏性が主導権を握って、自我が「安心して、それに、自分の全てを預ける」そんな生活と言ってよいかと思います。 「精神疾患」とは自我が自分一人で生きてゆこうとする事、或いは自我が主導権を握って、立ち往生する事、とも言えます。 貴方の不安の対処方法です。貴方の心に浮かんだ事を、不安であれ、うれしい事であれ、ただ、ずっと、見つめる練習をする事です。不安が湧き上がっても、そのままにしておく事です。感情をコントロールしないことです。感情は沸いたままにしておくことです。その事で、不安は、構わなければ、大きくならない事を、知ってゆくことです。 その、辛い生活をじっと耐えてゆく事です。その辛さが、貴方を育てます。辛い毎日が貴方の自我を弱めてくれます。人間の生きてゆく道は、当たり前の心で生きてゆくことです、辛くても目の前の生活を守ってゆくことです。神経症の人は「森田療法」の本を読むことでも、治りに通じるかもしれません。若い時に神経症で苦しんで、それを克服した経験から、医学の道に進んだ、経歴を持っている「鈴木知準」先生か「高良武久」先生の本を読んでみてください。その本からも、貴方は得るものが有ると思います。
- zisatureki
- ベストアンサー率15% (10/65)
私も、精神科通院しています、一応病名は「躁鬱病」「強迫性障害」精神障害者手帳3級をもってます。ボーダーラインをテーマにした映画「17歳のカルテ」(見ていたらすいません)けっこう興味深い映画です。主人公のスザンナ:ウイノナ・ライダー(女優)自身も、ボーダーラインだそうです。 確かに、ボーダーラインは、若い女性に多いとききました。近親者でその病気の方がいると、発病率は5倍だそうです。 後、精神関係の映画を紹介いたします。(けっこう、勉強になったり、身近に感じたり、悪くないと思います、タバコすうの忘れられます) 1.私は「うつ依存症」の女 2.アビエイター 3.カッコーの巣のうえで 4.ヒポクラテスたち(邦画) 上記5つの映画は、かなり興味深いですよ。おすすめです
- formidable
- ベストアンサー率15% (470/2940)
お辛いでしょうね。 BPDの人は依存性が強いと聞いてましたが<見捨てられる不安>が原因なのですね。なるほど。ただ、アナタの場合は気配り・思い遣りのハ~トがおありのようなので、それを大切にして、育んでいけば奇跡がおこるかもしれません。 タバコも依存性の1つなのでしょう。アナタの不安感の原因は何なんでしょうね。無理はストレスのファクターになりますので、まぁ日に5~6本なら止めなくてもいいのでは。 私は俳句・短歌を始めたらタバコを吸わなくなりました。アナタも何かしら表現形式を見つければタバコの代わりになって自然にタバコを吸わなくなるのではないでしょうか。お子さんが生まれた機会を活かしてアナタのオリジナルの童話・絵本をつくってみるといいかもしれません。 ※以前、BPDの女性がちょっとした短編小説なみのメールをくれたことがあります。アナタと違って、この女性は自分本位・気分本位で気配り・思い遣りに欠ける人でした。そういう意味でも、アナタには救いがあります。奇跡がおこるといいですね。祈ってます。
- arasara
- ベストアンサー率13% (377/2787)
知り合いが似たような状況です。 禁煙はできましたが、代わりに飲酒をするようになりました(医者からは厳禁されていますが)。 境界性人格障害は、うつ病とは異なり、「完治」はしないように思いますが、「寛快」はすると思います。 精神科または心療内科への通院と心理療法(カウンセリング)の併用が有効的だと思います。 質問者さんは、 きっと「怒り」「悲しみ」「恐れ」等の「ネガティブ」な感情を今まで表に出すことができなかったのでしょうね。。。 そういった感情を表出するカウンセリングが有効のように思います(参考までに私の知っているカウンセリングのURLを示しておきます)。