レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は初心者向けの爬虫類なので飼育は容易です。僕はレオパを2匹飼っていますが、飼育に使っている物は、マットヒーター、水槽、シェルター、ウェットシェルター、保温ランプ、温度計、水用の小皿、カルシウムサンドです。
飼育機材の中でも重要なのが以下の3つです。
マットヒーター…冬に重要な機材です。レオパはお腹が冷えると排泄できなくなったり、餌を食べなくなります。なのでマットヒーターを水槽の下に敷いてあげましょう。
ウェットシェルター…これが無いと脱皮不全を起こし、指に皮が残ったりして放っておくと、指が腐って取れる場合があります。あと肛門の辺りに皮が残ると排泄できなくなり、餌を食べません。なのでウェットシェルターは置いてあげて水を絶やさないようにして下さい。
保温ランプ…これも冬に重要です。寒くなると体調を崩すので、必ず付けてください。昼と夜の温度がありますが、僕は気にせずにサーモスタットも付けず、昼はランプ、夜は部屋の暖房です。
餌は、幼体はヨーロッパイエコオロギで、成体はフタホシコオロギやピンクマウスです。コオロギは自家繁殖すれば餌代が浮きます。ピンクマウスは別に与える必要はないですが、栄養価が高く、1匹2匹与えれば1週間は持ちます。ちなみにワームは栄養価が低く、カルシウム剤をまぶさなければならないので僕としてはあまり良い餌として評価はしていません。
それとレオパを飼う場合、野生固体(ワイルド)は避けてください。
僕の飼っているので野生個体がいますが、野生固体は人になかなか慣れず、神経質です。僕は噛み付かれたことが1回あります。それに寄生虫を持っている可能性が高いので、なるべく飼うのは避けてください。僕のは親戚から貰ったものですが、恐らく20年近くは生きています。野性固体はふれあい難いので、20年も一緒に暮らすのは辛いでしょう。
それと1週間、2週間の旅行に行きたい場合、レオパは非常に都合がいいです。餌は旅行に行く前日にピンクマウス1匹与えておけば、1週間や2週間は元気です。水は大きな容器に入れて置いておくと良いでしょう(小さいと蒸発して水がなくなることがあります)。