10年間芸能活動していた経験から言うと、女優に必要なのは、
・体力(映画でもドラマでも舞台でも、拘束時間が長く、まともに食事や睡眠がとれません。それでも常に健康な顔で仕事をしなければならないので、体力をつけ、それを維持することは必要です。)
・監督や演出家の話を聞き、その通り演じる演技力。
(女優はあくまで役を演じるのです。求められる表現を即座に出来なければいけません。監督が何を求めているのか理解する理解力、台本を読み込み役を自分の中で作っていく想像力と構成力が必要です。場合によっては短期間の減量や体重を増やすなども、キャラクターの特技などを短期間で少なくとも見た目は完璧にマスターするのも当然求められます)。
・人間関係
仕事現場は過酷です。しかしその中で「みんなでひとつの作品を作り上げるんだ」というチームワークが無いと、いいものは出来ません。年長者や自分より芸暦の長い人への丁寧な対応は当然ですが、どのような役や芸暦、スタッフがどのような立場でも、常に礼儀を持って接すること。
睡眠が満足に取れないとイライラしますが、それは皆一緒なのです。そこで誰かに当たったり、不機嫌な顔をすると、「次から一緒に仕事したくない」と思われ、うわさも広まりやすい(しかも実際より大きく)業界ですので、もう仕事が来なくなる可能性があります。
まずは劇団などで演技の基礎を学んだらいかがですか?
そこでエキストラなどで現場に行き、ほかの人の演技を見たり、仕事場の雰囲気を知ることで、大分「夢」と「現実」の差がわかると思います。
役者は「今の作品に全力投球し成功させなければ、次はない」と考えて仕事をするのは普通です。
今も芸能界(役者だけでなく、ミュージシャンや歌手もいますが)で仕事をしている友人知人も、皆、今の仕事でいい結果を出すことが次につながると知っています。
女優になりたいという夢が本物なら、それくらいの気持ちで取り組んでください。
とても厳しい世界ですが、ひとつの作品を皆で力を合わせて作り上げたときの達成感、作品を見て下さった方から「すごくよかったです」と言って頂けるのは、最高の喜びです。
頑張ってください。
お礼
体力ですか・・・ やはり、仕事もハードですよね・・・; がんばって運動して鍛えていきます! ありがとうございます!