なんとなく分かる気がしますよ。
想像ですけれど、可愛い感じにロック調の雰囲気を取り入れたいだけなんじゃないですか?
単純に言ってしまうと、汚い感じは古着屋で集めて、少し綺麗目なアイテムはセレクトショップで揃えればいいんじゃないですか?
モッズとかパンクとか言っても日本では割と固定されたイメージがありますからね。
日本独特のモッズやパンクもありますから。。。
私はそんなに「コレが」というそれぞれの個性なんて実は無いと思いますね。
特に今それをそのままやってしまうと、コピーバンドと、その追っかけでしか無いですしね。。。
所詮映画や写真のイメージでしか掴めないものと思ってます。
「フー」はモッズか?と言えばそうした見られ方もあるし、フラワーの時代を作った人達でもあるし、パンクの「何でもあり」という理念も基本にある。
「ジャム」も第2世代のモッズと言われるけれど、やっぱりそのパッションは「パンク」と言ったっていい。
なにしろその時代の流行と密接だから、全てが「ロック」というカテゴリーの中で「好きなことをやった」でしか無いと思いますね。
なにしろ「グラム」の代表と言える「デヴィッド・ボウイ」だって出たての頃は「モッズ」の格好してたしね。
その後には「スカ」が出て来るけれど、これも別に音としては元々あったのが「流行って」ムーブメントになっただけだから、あれは「スカ」と言われるけれど「パンク」でもあると思いますよ。
だから皆さん「ロック」という「何でもあり」の中で「何でもやった」だけで、そのジャンル分けは批評家と歴史が組み立てたものですよね・・・、中でもその「何でもあり」を芯としたのが「パンク」であって、アフリカの音楽や南米の音楽、更には「トーキング・ヘッズ」の様な実験的な物まで取り入れてましたから。
だから徐々に「パンク」というイメージのジャンルは無くなっていって、「スカ」とか「ニューウェーブ」に流れて消えたんだと思いますね。
モッズとロッカーズの対立の図が有名だけれど、あれも聴いてるもののルーツは同じで、バカっぽく言えばどっちが「オシャレ」か?っていう差でしか無くて、イメージの「ヨコ乗りとタテ乗り」みたいな物はホントにイメージだけな感じでしょうね。「ピストルズ」はああした「タテ」に見えるけど、実際の音楽性は「レゲエ」が好きだったらしいしね。。。
「ニューヨーク・ドールズ」なんて良い例ですね。あれこそ「パンク」という「ロックミュージック」と言えると思う。
話が音楽の方に行ってしまいましたが、要は「好きな物を着る」が基本であって、「モッズ」や「パンク」のイメージを現代の感覚で合わせていけばいいんじゃないでしょうか?
なんかセレクトショップって好きでは無いけれど、丁度今そんな感じがコンセプトになってる気がしますよ?
Aラインで裾が少しすぼまった柄物の可愛いワンピースに柔らかいライダース風の革ジャンを羽織ったりして。足元はドクターマーチンで。。。
好きにやるが「ロック」なんですけどねー、ホントは。。。
「フー」の初期なんてベルボトムにひらひらのドレスシャツ来てポマードべっとりですからね(笑)。ジャンル分け出来ないですね。「ロック」っていう以外。。。