坊主というのは,スキンヘッドのことですから,この場合は,丸刈りにしていたら・・・というのが本当でしょうね。
まず,スキンヘッドや丸刈りにしていてもしていなくても,成人するまでであれば,年齢とともに髪質は変化します。
というのは,髪の毛は,特に思春期の頃から成人するまでの間は,太くて硬いものへと変化し続けています。
丸刈りのように非常に短い髪の毛では,その変化には気づきにくいため,伸ばしてから始めてその変化に気づくことになることから,丸刈りにすると髪質が変化すると勘違いしやすいようです。
また,成人した人が,丸刈り(スキンヘッド)にしたので髪質が変化したということがありますが,これは,丸刈り(スキンヘッド)にしている間に,食事内容が変化したことからか,または,加齢による小腸の消化力と栄養の吸収力の低下によるものからのどちらか片方,または,両方のために,髪質が変化したものと考えられます。
つまり,やはり,丸刈り(スキンヘッド)にしていなくても同じ変化は起きたと言えるのです。
ただし,加齢による小腸の弱体化はゆっくりですから,どちらかと言えば,食事内容を含む食生活の変化が大きく関わっているものと言えそうですね。
では,坊主にしても,つまり,スキンヘッドにしても,髪質は変化しないかというと,実は,変化する場合もあります。
といっても,スキンヘッドにしたこと自体が変化を招くのではなく,スキンヘッドの手入れ方法とそのための用具の問題がある場合に,髪質が変化してしまうことがあるのです。
例えば,毛抜きなどで抜いてしまったり,切れなくなった刃のシェーバー,または,電動シェーバーを使い続け,そのため,剃る際に毛を強く引っ張っている場合など,そのようなことが続いていますと,ブヨブヨとした太い毛が生えてくるようになります。
しかも,シェーバーでも剃りにくいほど柔らかい毛が生えてくるようになります。(毛抜きで抜こうとしても毛が潰れてしまい,抜けないこともあります)
丸刈りにする場合でも,たいていの場合バリカンを使用していると思いますが,そのバリカンの刃が切れなくなっているのに研がず,そのまま使用していますと,同じ現象が起きる可能性が高いです。
ただし,これらは側頭部や後頭部などのように男性ホルモンの影響を受けて生えている髪の毛の話で,頭の天辺や前髪などのように女性ホルモンの影響を受けている髪の毛の場合は,生え替わるたびにどんどん細くて軟らかいものへと変化して死し舞いますので,下手をすれば,薄毛やハゲになることも充分考えられます。
まぁ,この様なことはごく稀な話ですが,それでもなってしまうと嬉しくない変化だと思います。
クセ毛は,髪の毛の水分保湿率によって,クセが強くなったり弱くなったりします。
「髪の毛が濡れるとクセが強くなる(乾くとクセが弱くなる)タイプ」なのか,「髪の毛が乾くとクセが強くなる(濡れるとクセが弱くなる)タイプ」なのか,それによって対処法は微妙に変わってきますよ。
お礼
教えていただいてありがとうございます