Windowsの仕様上Windowsがあるドライブのパーティーション、
つまり普通はCドライブですが、空き容量を使って物理的な
RAM(メモリー)以外に一時的に情報の読み書きをしています。
これを「仮想メモリ」と言いますが、これが空き容量の分で
使用されています。ハードディスク全体の容量のうち空き容量が
約20%以下ぐらいになると体感的にWindowsの動作が遅いのが
よくわかります。
実際の動作は勿論ですが、まずわかるのは起動時の時間です。
ここの掲示板などの質問者の中ではこれが原因で数分から数十分
起動時間がかかる事例があります(コンピュータ性能にもよります)
できれば空き容量の理想は約50%以上で、最低でも40~30%
程度はあった方が良いと思います。
特に最近ではアプリケーションのファイルサイズも大きくなっていて
インターネットでホームページ閲覧でもインターネット一時ファイルも
すぐに膨大な量があります。
メールも最近ではサイズは大きくなってますし、動画などは当然です。
空き容量が多いのに越したことはありませんが、多いから早くなる事
ではないので勘違いしないでください。
ある程度の適切な空き容量があることでコンピュータの本来ある性能が
発揮できる事です。少なくなると性能(動作)が落ちる訳です。
WindowsXPの場合は最低でもWindowsの修正プログラムなどをいれると
約5GBくらいは消費します。アプリケーションなどを入れれば10GB
位はすぐに使用します。
これらで考えると30Gのハードディスクを用いても既に空き容量は
約60%近くですので、Cドライブは最低でも30GB以上は必要になる
事になります。 たしかに20GBくらいでも動作して人によっては
全く問題ない場合もありますがネットや動画、メールなど毎日使う
場合は早い時期にこの問題の壁にあたります。
私の場合はあくまでもCドライブはWindowsの作業領域として考えており
画像やデータ、ファイルなどは外付けなどのハードディスクに保存して
DドライブにProgramFileフォルダーを作成してアプリケーションなどの
インストールの時はDドライブを指定してインストールしています。
お礼
ご回答有難う御座います。 大変わかり易いご回答で、よくわかりました。 ハードディスクは半分以上は開けておくようにしようと思います。 有難う御座いました。