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本~愛読書・好きな作家・ジャーナリスト~
皆さんの愛読書は何ですか? 好きな作家や、ジャーナリストはいますか? 漫画、雑誌以外の書籍で御答え下さい。文庫、論評、歴史の本、また雑学読本等でも良いです。 特に好きなジャンルですと、どのようなものが好きですか?また皆様はどのような雰囲気、シチュエーションを楽しめるものが良いですか? 私はですが、昔は赤川次郎を良く買って読み、吉本ばななの「キッチン」、「TUGUMI」、山田詠美一部でした。 赤川次郎で印象に残ったのは、「死と乙女」、「屋根裏の少女」、「子供部屋のシャツ」、「ふたり」等でした。 それにしましても、赤川氏の「探偵物語」。これも読みましたが、その話に出て来る女性キャラは、何か馬鹿ばっかりでしたね。デリカシーが足りないし、主観的且つ自己中心的過ぎます。映画化まで行ったとは栞に書かれていたものの、今更私の知った事ではありませんね…………。 それとも、嘗ての過酷な男尊女卑が改正されて以来、そこで更に多くの幸せな人が平和ボケでもしているのでしょうか?幸福ボケか? では続きまして。 現在はですが、村上春樹氏が、中々味のある作品だと思いました。 先ずはエッセーを読み、気楽に読める絵本形式のものは「ふわふわ」「空飛び猫シリーズ」でしたね。そしてノベルスは「ねじ巻き鳥~クロニクル~」(上中下)を初めて読んで、一部えげつない話を除いては、惹かれるところも多々ありました。 好きなジャーナリストですが、現在のとことは立花隆です。先ず最初に「証言・臨死体験」、「臨死体験」(上下)、「生・死・神秘体験」、それから「精神と物質~分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか~」等、生命の謎シリーズを読んでみた事で、述べ方も尤もらしく感じるようになり、他の作品も読んでみたいと思うようになりまして。 あと「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本」と、立花さん流に、優れた本と、ミスや誤りの多い愚劣な本の数々を簡潔且つ合理的に纏められた本でした。また私がそれらを参考にして、今後読むかどうかを検討して行きたいと思っています。 他には結構、バラバラに色々と古本屋で購入して読みますが、 山折哲男氏の「仏教民俗学」、岸田秀氏の「仏教と精神分析」ですが、一度だけ読んで全て理解するのには大変なものでしたね。支離滅裂に思う概念もいくつか存在するのですが、答えは一つと思わない方が良さそうですね。 「テリー伊藤の雑学事典」も読みました。 ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」、「子供部屋のアリス」、「地下の国のアリス」。 間で、「パズルランドのアリス」(1・2)、ジェフ・ヌーン氏の「未来少女アリス」と言う物も買ってみましたが、後者は駄洒落連発な上に世界の不思議さも増して非常に面白かったと思いますね。 あと若者の間で大いに?流行り且つ読みやすい、電撃ゲーム文庫、ライトノベル等ですが、私はケイエスエスの「マール王国の人形姫」シリーズ計5冊、そしてキングダムハーツもロクサス編以外は全部揃えていると思います。 筒井康隆の「時をかける少女」は、先ず文庫で読んで、ついこの前は、アニメをレンタルして見終わりました。 そして最近新たに購入した物については、中村兎のエッセイ、「パリのトイレでシルブプレー!」、小説は「愛と資本主義」、 あと「立花隆の同時代ノート」をブックオフで買いました。また読むつもりでいます。 他のエッセイは、森下洋子の「バレリーナの情熱」です。 皆さんも、御好きな分、ある分だけ書き込んで下さって結構ですので。では待っています。
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そうですねえ、愛読書、というと何かなぁ……。 若い頃は、ヘミングウェイでしたね。もう四半世紀も前になりますが、「誰がために鐘は鳴る」などは文庫の背表紙がバラバラになるまで読みましたねぇ。大人になってからだと、藤沢周平さんや池波正太郎さんでしょうか。藤沢さんが歴史小説の最高峰です。時代小説、歴史小説に興味があれば、この2人はおススメです。まぁ、若い方なら、司馬遼太郎さんのほうが面白いかもしれません。私はキライですが(笑)。 ドキュメンタリー的なものだと、やはり城山三郎さんでしょうか。この人は歴史物も面白い。「辛酸」のように歴史的ドキュメンタリーは両者のよさがしっかり表れてます。それに、佐木隆三さん。犯罪者の心理を描かせたらぴか一です。「復讐するは我にあり」が代表作ですね。 立花隆さんは、面白いんですが理系な部分が苦手のようで、特に脳科学の話など、けっこう間違いだらけだったり(笑)。臨死体験も、読むとかなり我田引水なところが多々あって、科学的に検証しているように見せかけながら実はあんまり科学的でない(笑)ので注意しましょう。この人は、昔の「革マル×中核」とか「田中角栄研究」の頃の政治的な研究のほうが面白かった。 最近、読んでるものとしては、スタンダールの「赤と黒」の新訳が出たんで買ってみました。これはなかなか読みやすい翻訳になってますね。ドストエフスキーの「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」の新訳もかなり期待しています。まぁ、こうした名作的なものは、興味ない人には面白くないでしょうが……。 と、ここまでは私個人の嗜好の本。ここから、質問者さんに近そうな本。 村上春樹さんでは、個人的に最高傑作は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でしょうか。また、ねじまき鳥が面白かったなら、阿部公房などは面白いんじゃないでしょうか。例えば「密会」とか「箱男」、あとお決まりですが「砂の女」なんかは読んでみると気に入るかも知れません。 筒井康隆さんは、「時をかける少女」のようなジュブナイルよりも、前衛小説なもののほうが優れているでしょう。かなり古いですが、南米小説の影響を受けた「脱走と追跡のサンバ」あたりから、「虚人たち」のような実験小説風なものなど、「大いなる助走」もはずせないでしょう。 ライトノベルとしては、乙一さんははずせないでしょう。この人は、どれもはずれがないです。「GOTH」あたりから読んでみてはいかがでしょうか。できれば、デビュー作の「夏と花火と私の死体」から順に読むといいんですが。
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- cosomo7
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新田次郎の山岳諸説が好きですね。特に自分が登った山とかこれから登ろうと思っている山の小説はよく読みます。単なる小説ではなくて、一部実話も取り入れている点に惹かれています。
- sentens
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愛読書・・多すぎてかけません。 主に小説。時代は、明治時代~昭和時代。(古文書も読む事あり) ジャンル・・多分野で多角。
>皆さんの愛読書は何ですか? 東海林さだおさんのエッセイ。あれだけ面白い文章をいつも書ける人はめったにいません。 最近は、古書サイトで農文協の「聞き書 日本の食事」を買うのにハマっています。
みうらじゅん、リリーフランキーなどのサブカル系。 みうらじゅんは進研ゼミのエッセイ 「モテないが正しいっ!」以来のファンです。 本日「アウトドア般若心経」が届く予定。楽しみ。
心理学関係で、斎藤 茂太さんが好きです。長男について書かれた本を読んで、同じく長男である私は共感を覚えました。
あなたの文体から好きか嫌いか微妙なのですが、私は「橋本治」が好きですね。 ものすごく多種多様な本を出されていますので、どれとは挙げられません。 ただ、とても頭脳明晰で、文学にとどまらず、絵画、歴史、哲学、編み物等にその才能を発揮されています。 本業の小説も素晴らしいですよ。 評論などの方が話題にのぼりますけれどね。 物事の本質を世間の常識に捕らわれずに、捉えることができる日本を代表する知識人であり、文学のルールをものともしない表現者です。 ですので型にはまった人にとっては馬鹿にされている印象を与え、不快でしょうね。 しかしそうした評論家、研究者、文学者に対しても「見識」部分で遙かに上をいく能力と裏付けの知識がるので、今、彼に喧嘩を売る人はいないでしょうね。 変な言い方ですが「日本一頭のいい人」です。
お礼
御丁寧な回答を有難う御座います。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3739927.html 立花隆さんについての記事はこちらですので、また御時間があれば見て行って下さいね。そして回答を書き込んで下さって構いませんので、まだ少し締め切らずに置いておく事にします。