昭和20年代の物心がついた者です。
都会で育ったせいか、子供の頃は内風呂なんて金持ちの家にしかなく、ほとんどの人は銭湯で入浴を楽しんでいました。
その頃の大人は手拭いやタオルで前を隠していましたよ。 当然、大正生まれの親父もそうでした。 当時はそれが社会人のマナーだったと思います。 前を隠さなくてもよかったのは、中性のような存在の小学生低学年だけでした。 毛が生えてくる中学生くらいになると、前を隠すようになりました。 何というか、それで大人の仲間入りをしたような感覚がありましたね。 逆に小学生低学年がタオルで前を隠すと 「ガキのくせに生意気なヤツだ」 と思われた時代です。
その流れか、私は今でも不特定多数の利用客がいる銭湯や温泉に入る時は、軽くタオルで前が見えないようにしています。
「同性しかいないのに、何が恥ずかしい」 と主張される方もいるでしょうし、私自身も海外でサウナに入った時は前を隠さない人が多かったように記憶していますが、ハッキリ言って他人の前の部分なんて見たくもありませんし、不愉快です。 皆さんは興味ありますか?
少なくとも日本国内の銭湯や温泉を利用する時には、場合によりますが、タオルで前を軽く隠すというか、見えないようにする仕草が欲しいと思います。
それが日本人独特の 「他人に対する思いやりの精神」 だと思うのですが、今は 「何が悪い、俺の勝手だ」 と開き直る風潮が強いですから、これも昔の話になってしまうのでしょうね。
お礼
みなさんありがとうございました。 賛否両論あるようですが、今は隠したほうが逆に違和感があるかもしれません。見たくなければ見なければよいだけですもんね。