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石見銀山のねずみとり について。
今度中国地方に行くので、ガイドブックを見てて気が付いたのですが、島根県大田市にある「石見銀山」 は、よく時代小説(江戸時代とかで)に出てくる「石見銀山のねずみとり」 と関係があるのですか? とすると、どうして銀が取れる場所で、ねずみとりの材料(?)となるものが取れるんですか? ずばり、「石見銀山のねずみとり」 というものは、何でしょうか? ほう酸とかですか? ガイドブックにも、パンフレットにも書いてありません。どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
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石見銀山ねずみとり=砒素です。 ちょっと昔の小説なんかで出てきますよね。 仮説1(笑) 多分、ブランド名(?)って言うか商品名だったんでしょうね・・・ 「慶長の頃より寛永年中大盛士稼の人数二十万人、一日米穀を費やす事千五百石余、 車馬の往来昼夜を分たず、家は家の上に建て、軒は軒の下に連り」ってありますから、 かなり賑やかだったのでしょう。当然、当時は今のような生活は望めませんから、鼠 やゴキブリ、その他害虫等も多かっただろうと思います。そこで、現在で言えば「砒素 団子」のような物を作り、売っていたのではないでしょうか? 当時、これだけの人々が集まる(多少誇張気味かもしれませんが・・・)とすれば、日本 全国から労働者が集まったと思われ、その人々が各地に持ち帰りその「商品名」が有名に なったのではないでしょうか? 仮説2((笑)) 砒素の慢性中毒の原因として、鉱山の近く等の地下水の飲用があります。 また、金属、銅・鉛・亜鉛等の精錬の際に砒素の粉塵が発生する事があり、それを吸い込む事によっても、慢性中毒はおこります。 たば、石見銀山って、読んで字のごとく「銀鉱」ですよね・・・ 仮説1・・・・かな?(笑) とりあえず、石見銀山ねずみとり=砒素は、間違いないです。
- 参考URL:
- 「人生を豊かにする鉱物の博物誌 」磯部克/創栄出版
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- m_nkgw
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URLのサイトの「化学講座6」というところに詳細な説明があります。 たしか、これと同様のことを昔習った記憶がありますので たぶんあってると思います。それにしても銀も怖いですね・・。
お礼
ちょっと難しかったけど、何と無く分かりました。 石見銀山、その後行ってこれたのですが、そこで働いていた人は、長生きできなくて、30歳になれた人は、お祝いをするとありました。 取る人も命懸けだったんですね。 ありがとうございました。
お礼
無事に行ってこれました。 石見銀山ねずみとり=砒素 でした。 とても山奥深い車ですれ違えないほど狭くて片側が小さい川で(沢と呼ぶべき?)ガードレールがなくて恐かったです。しかも、雨が降ってて薄暗くて。 でも、のみの跡が残る石見銀山の「龍源寺間歩」というところは、昔の様子がそのまま残ってて、とてもよかったです。江戸時代にご苦労されてて、その近辺が賑やかだったのだろうと思いました。 前から分からなくて、すっきりしない気持ちでしたが、 出発前に教えていただいたので、行った先での説明が予備知識を持ってたので、よく理解でき、見学も興味深く、 行ってよかったと思いました。 ありがとうございました。
補足
砒素! 恐い! そうなんですか。 私も、時代小説を読んでて、ブランド名というか商品名のように出てるなと、 思ってました。 単語からだけでも、すごく効きそうな気がします。 ありがとうございました。