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結婚祝の熨斗袋について
- 結婚祝の熨斗袋の選び方について
- 男性と女性の熨斗袋の違いについて
- 結婚祝の熨斗袋には決まりごとがあるのか
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。40代前半既婚女性です。 花嫁さんへの祝いということなら 赤や、ピンク系の色目の熨斗袋になります。 花婿への祝いなら、紺や緑色を使った熨斗袋です。 というのは、今でこそ 式披露宴当日に熨斗袋を会場に持参し 受付に渡すやり方が主流ですが それはあくまで「略式」です。 正式な祝いの持参の方法は 式のひと月前を切った 大安の午前中に 漆の盆に載せた熨斗袋に袱紗をかけ 風呂敷で包み、さらに家紋入りの風呂敷で包んだものを 花嫁なり花婿の親のところへ持参するのです。 そのときに、床の間には 花嫁側には結納の品が飾っているので 頂いた祝いの熨斗袋は、その横へ並べます。 花婿側は、床の間に結納返しの品が飾っているので 同じく、頂いた熨斗袋を横にどんどん並べていきます。 床の間の掛け軸は高砂です。 (白髪の老夫婦がほうきを持って立っている図=夫婦円満) 花嫁側は非毛氈(ひな祭りの時に敷く赤い布) 花婿は緑、または紺色の毛氈(端午の節句の飾りに使う布) その上に、沢山の熨斗袋を並べて飾ります。 その袋が豪華で数が多いほど その家が権勢を誇っている印になります。 (ちなみに熨斗袋の豪華さと中身の金額はリンクしていないといけないです。) ということで 花嫁側には赤系統、花婿側には青系統ということでいいのです。 そして男性であるあなた様が会場に持っていくものだから・・という点では 男性が持参する時は 「男性仕様の」熨斗袋を包む小風呂敷、または簡易袱紗で包めばいいのです。 男性仕様の小風呂敷は、 使う人の年齢にもよりますが 鮫小紋や青海波などの小さい模様で 色が紺や深緑、茶ねず、紫など。 紫も赤紫系だと、慶事向けです。 同じく奥様が使うとしたら、紫は使えますが、紺や茶色は70代80代向けです。 季節の花の柄(春は桜や藤、夏は流水にアジサイなどで紗のもの、秋は紅葉、冬は梅と鶯など・・) をあしらったものを一枚ずつ用意すればいいです。 それが女性らしい小物ということになります。 一枚用意するなら、四季の花がすべて入ってる柄だといいです。 (菊、橘、松、竹、梅、など) 押さえ気味の品のいい柄にすれば 年配になっても使えます。 弔用では、紫色でも灰色がかった「藤色」か「灰色」「墨色・・真っ黒ではないですよ。」の無地を用意しておけば 仏式、神式、キリスト教式、無宗教式 すべてが賄えます。(男女無関係) (ちなみに蓮の花の柄が入っているのものは、仏式専用になります) 以上、熨斗袋とそれを包むものと 持参する相手、持参する人の関係を書きました。 参考にしてください。
その他の回答 (1)
- k-f3
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熨斗袋も白色系から、カラー系統が多くなりつつあります。 見た目も美しくデザインも豊富になってきました。 水引きの色:紅白・金銀 水引の結び:結びきり・あわび結び・輪結び 上記であれば、女性用には赤系統、男性には青系統の色彩が良く利用されます。
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早速のご回答ありがとうございます。 今回の熨斗袋で正しいということですね。少し安心しました。 と言うか,私が買ってきていたら,恥をかくところだったのですね…(汗)
お礼
ご回答ありがとうございます。 私と近いお年の方のようですが,とても良くご存知で感服いたしました。 お祝は,本来は挙式より前に持参するのが本来であると言うことは知っていたのですが,なぜ,それが本来なのかと言うことがよく分かりました。 また,お祝いを受けられる方にあわせて熨斗袋を使い分けるのが正しいと言う理由も,よく分かりました。 今回の私のケースでは, >「男性仕様の」熨斗袋を包む小風呂敷、または簡易袱紗で包めばいいのです。 が出来ていなかったということなんですね(汗)。 とても,とても,今後の参考になりました。ありがとうございました。