プリンタの修理屋です。
裏写りをどういう現象として捕らえているかですけど、裏側の印刷が透けて見えるというのは紙が薄ければどんな印刷方式でも透けます。
普通に言われる裏写りはご存知の通りインクが染みてきて裏側に出てしまうことです。
紙の上に樹脂製の粉インクを乗せて熱で溶かすのがコピー機/レーザープリンタですので、インクジェットのようにしみていくことも無いので、裏側に写ることはありません。
話が少し戻ってしまうかも知れませんが、今回ファミリーコピアを検討されている理由は何でしょうか?
現在ファミリーコピアはFC520、FC500、FC20の3機種になります。(FC260もネットでは紹介されていますが、旧型で在庫限りです。FC500と性能は変わりません)
FC520は連続コピーが可能、FC500は1枚づつの手差し、FC20はB4まで対応しています。
コピー速度はそれぞれ毎分4枚、4枚、8枚で、現在の基準から比べると非常に低速で、アナログコピーです。
私がお勧めしたSatera MF4120とLBP300は同じSateraシリーズですが全く異なります。
LBP3000は単なるプリンタですのでコピーはできません。
両面コピーが不要でしたら、MF4010(出たばかりの新製品)も候補に入ります。
やけくその叩き売りをしている店でなければ、FC500よりも安く手に入るはずです。
FC500は毎分4枚で1枚づつの手差し、等倍印刷のみ。カートリッジは4%原稿で2,400枚(5%換算で1,900枚位)/12,000円。
MF4010は毎分20枚で250枚のカセット給紙+手差し、拡大縮小ズーム付き。カートリッジは5%原稿で2,000枚/7,800円。
MF4010は昨年から販売されていたMF4150~MF4120シリーズから両面印刷機能を省いた機種です。MF4150系は非常に安定した機械で故障は皆無です。
私は基本的に販売はしておりませんが、FCシリーズはやめるように話ことが多いです。
理由は、機能と価格を比較すると圧倒的にSateraのほうが有利であることと、ランニングコストです。
また、FC520は濃度の自動調整がありますが、設計が古くあまりキレイに出ないことがあります。
持ち運んだり、場所が少なく普段は立てておきたいという人は仕方ありませんが、それ以外の人ではFCを勧める理由がありません。
お礼
いろいろと詳しい説明有難うございます。 ファミリーコピアにこだわっていたのは、スペースの事と家族が使う事を考えての事です。が総合的に考慮してMFのシリーズで考えます。特にコスト面でそうしようと思います。 有難うございました。