邦画から三本ほど。
円谷特撮が楽しい「妖星ゴラス」(監督/本多猪四郎 1962/東宝)
「アルマゲドン」の元ネタとも思える、怪星地球衝突型SFですが、ユニークなのは相手じゃなく地球の方を移動させて衝突を避けようと言うところ。南極に巨大なロケットエンジンを取り付けて地球をロケットにして軌道から外すと言う壮大なお話です。大気や環境はどうなるんだなんて言いっこなし!
その前年に作られた「世界大戦争」(監督/松林宗恵 1961/東宝)
第三次世界大戦で地球は全面核戦争に突入して滅びてしまうと言う、当時一番旬のテーマの警告型SF。大まじめな社会派ドラマで芸術祭参加作品です。主演のフランキー堺が好演しています。こちらも円谷特撮が見もの。特にラストシーンはゾッとするほど素晴らしい。
大御所小松左京原作の「復活の日」(監督/深作欣二 1980/角川・TBS・東宝)
核戦争や災害パニックではなく、世界的に流行するインフルエンザによって人類が滅びるという「アイアムレジェンド」の原作「アンドロメダ病原体」の元ネタ。ウィルスが侵入しない南極だけが助かって、そこから人類を復活させようというお話。世界初の南極ロケが壮大。
以上、ハリウッドの大作の元ネタ集みたいになったけど、邦画も味わいがあって良いですよ。
お礼
早速、ディープインパクトとアウトブレイク、ドーンオブザデッド見てみます。 ご回答本当にありがとうございました!!