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ガンダム めぐりあい宇宙に登場した隊長機ザクはイイ人?
機動戦士ガンダム劇場版III「めぐりあい宇宙」のア・バオア・クーでのワンシーンです。隊長マーク付き(ツノ付き)のザクがノーマルザクを塹壕から押し出して「いけ~!」と指差し、その直後にミサイルがその塹壕に打ち込まれてクビが吹っ飛ぶシーンがありました。 当時私は「部下を戦線に押し出しておきながら自分は塹壕に隠れている上官の方がやられた」と思っていました。(押し出されたほうもやられてはいると思いますが…)部下に外回りをさせ、自分は事務所でのうのうとしている上司を思い浮かべ、ザマーミロとも思っていました。 しかし…です。宝島社から2004年に発売された「僕たちの好きなガンダム一年戦争・徹底解析編」では「戦争の悲劇」としてこのシーンが取上げられているのですが、「さっさと行け!」~「部下のザクを押し出す指揮官用ザク。部下を助け彼は死んでいった。血の通った人の姿だ。」と紹介されています。 えっ?あれって部下を助けたの??? 私からすれば、どう見ても上官が「おら、お前何やってんだよ!早く前線に出ろよ!」(押し出し)「行け~!やっつけろ~!」って後で自分は安全な場所(実際はやられたのだが…)に隠れてようとしてるだけにしか見えないのですが…。 公式見解はどうなんでしょうか?
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#2です。 朝急いでいたので頭が回っていなかったけど、 基本的に公式見解というのは無いです。 そう感じたのなら、それが見方として間違っていない。 映像クリエーターって、出来た物をこういう風に見て欲しいとか言わない人種ですからね。 もしかしたら、宝島社編集者の見解はこのような感じだったのかもしれません。 「連邦の快進撃がやまず連邦の攻撃が止んだ隙に逃走しようと部下に合図した所を撃たれた。」 そのように想像しようと思えば出来なくはないけど、かなりへそ曲がりな見方だと思いますよ。 訂正 >>安彦さんの演出っぽい感じがします。 とは書きましたが、あの部分だけが特に漫画っぽく、ああいう風に描きかえれる権限を持っていた人が安彦さんしかいない事と、TVシリーズのソロモンで鉄人28号を描いてしまった板野一郎くらいしか、もとにあったコンテから脚色してあんな風に作り変えてしまうのはそうそういないはずという意味合いです。 ミノフスキー粒子の濃度が濃かったのかわからないけど、ロボットをわざわざ擬人化してあんな描写をさせずに、無線でのやり取りで描かれていたら、こんな風に取り上げられる事は無かったんでしょうけどね。 いまだにあんな些細な描写ひとつで盛り上がれるガンダムが幸せだと思います。
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あれって明らかにジオンが連邦の物量作戦の前に押されている状況なのだから、部下に発破をかけているとしか見えないですね。 >>クビが吹っ飛ぶシーン あの一連のシーンを誰が担当したのか知りませんが、安彦さんの演出っぽい感じがします。 少なくともあの当時の富野監督が演出した物ではないでしょう。 「指で合図~ミサイルでクビが吹っ飛ぶ」の部分は、最低2人くらいのクリエーターの合作っぽい演出に見えるので、結構好き勝手に描いたシーンで公式的見解なんて無いんじゃないですかねぇ?
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました!
- alidon
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公式見解は知りませんが(というかそんなものがあるかどうか)あのシーンは間違い無く臆病な上司が部下を無理やり塹壕から追い出して自分だけ助かろうとしたが逆に…というものとしか思えません。 公開当時、劇場でも笑いが起きた事から鑑みてやはりそうとしか…。 第一、コミカルに首だけ飛んで来る様な演出はしないでしょ、部下を助けて犠牲になった上司の最後なら…キチ・キッチンじゃあるまいし。 っとおもいます。。
お礼
ありがとうございました。普通に考えてそうですよね。自分もそう思っていたのですがなにぶん「僕好き~」での扱いが気になったもんですから・・・。ありがとうございました!
お礼
ありがとうございます。 >>いまだにあんな些細な描写ひとつで盛り上がれるガンダムが幸せだと思います。 ホント私もそう思います。 >>ミノフスキー粒子の濃度が濃かったのかわからないけど とか同好の方と話するのは何より楽しい。 ありがとうございました。