例えば、月の基本料が三千円だとして、そのうちの千円は携帯本体の
価格の回収分だと思ってください。二千円が通話料金相当で、千円が
携帯本体の価格の残額の回収分という感じです。
(残額=携帯本体の購入時の定価からの値引き分)
ここで、携帯本体の価格の残額が二万四千円だとすると、残額の回収には
二年かかる訳です。
明示されていませんでしたが、以前はこんな仕組みでした。
で、旧料金プラン(905より前)では、何ヶ月同じ機種を使い続けようが、
三千円を払い続けるので、例えば三年同じ機種を使った場合基本料は
変わらないので、毎月千円余分に払い、結果一万二千円余分に携帯本体の
お金を払うことになります。
逆に一年で機種変更すれば、本体の代金一万二千円を支払わずに次の機種
が買える事になります。この点が不平等という事で問題視されていました。
新料金プラン(905から)は、携帯本体の代金が分割払いになり、
二年間支払って本体の金額を払い終われば本体の分の金額を払う
必要がなくなる事になりました。つまり上の例だと二年一ヶ月目からは
毎月の基本料金は二千円になり、その後は余分に支払わない様になり
ますので、旧プランで同じ機種を使い続けていた人にすると金額的に
安くすむようになります。
ただ、分割払いの場合、本体の価格を全額分割払いするので、二年間に
払う基本料金(本体代金含む)は旧プランより若干高くなるみたいです。
でも以前は購入時に支払った本体の価格も分割で払う為で、本体の価格
(総額)が以前より上がっている訳では無い様です。