その場合のデモテープ(CD、MD)は、最低限
○何かの楽器のハッキリしたメロディー
○ギターかピアノなど、基本リズムとコードがハッキリ判る伴奏楽器
が入っていなければなりません。
その他、楽器は多いほど良い、ベース、ドラムも入って、歌手の変わりにバイオリンやフルートでメロディーが入った「歌のない歌謡曲」みたいなのが一番良い。
音楽は、
リズム・メロディー・ハーモニーの三つの要素から成っているので、単旋律だけでは、明るいコードが付くのか、暗いコードが付くのか、重いリズムなのか、軽いリズムの上に乗るのかが判りません。
作詞の人には、この曲がどんな気持ちを表現しようとしたのかも文章で添えなければ、とんでもない詞が付きます。淡い恋のイメージで作曲したのに、失恋の歌詞がついたりします。曲に題名があるのならそれも書きます。(かなりイメージが絞れます。)
ただし、
テレビに出ているような歌手が普通に歌っている歌は、作詞が先です。
まず詞があって、その内容にふさわしいメロディーを作曲して行きます。
悲しい内容ならマイナーキーで、楽しい詞ならメジャーキーで元気の良いリズムでという具合です。このときにコードもいっしょに付けて、編曲家(アレンジャー)に回します。
先にメロディーができている場合もまれにはあります。その場合は、五線譜にメロディーを書いて、速度や、基本リズムを紙面の左上に書き、メロディーの上にコードを付けた「シートミュージック」状態に仕上げるのが普通です。五線譜が書けない場合は、先に書いたテープやMDなどでのやり取りになります。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。 歌のない歌謡曲…それはわかりやすいですね。どういう曲なのかを文章で説明したりもするんですね。確かに、淡い恋の歌が失恋の歌になってしまったらΣ(゜ロ゜;)ガーン…ですもんね(笑) ひとつの歌ができるまでにいろいろな方達の努力があるんですね。 とてもわかりやすくて、大変勉強になりました。回答ありがとうございましたm(__)m