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接写リングを使う際の露出の決定方法について
明日クラシックカメラ(イハゲー エクサ 35ミリカメラ)で植物を接写します。 接写リングをはじめて使用するのですが、その際、レンズのF値(フィルム面にあたる光の量)はどのように変化しますか。 接写リングの長さはそんなに長くはないと思います。(機材がいま手元にないので正確にはわかりません。) レンズは50ミリで開放F2.9です。 露出の計算式などもわかれば教えてください。 よろしくお願いします。
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明日の撮影では、今日中の回答が必要ですね。 エクサとはエキゼクタの前身でしょうか。楽しみですね。レンズは何でしょうか。 接写の露出ですが、F値の意味のとおりでよいわけです。 F値は、レンズの明るさ(暗さ)を示すものですが、光の通る窓(絞り)の直径で、レンズの焦点距離(フィルム面までの距離)を割った数値です。 >レンズは50ミリで開放F2.9です。 例えば、このレンズの開放絞り直径は、50/2.9=17.2(mm)と言うことになります。 そこで接写リングを使用した場合ですが、例えば等倍撮影として50mmの接写リングでしたら、焦点距離は50+50ですから、開放絞りで 100/17.2=5.8 となります。 または、2.9x2=5.8 です。 F値が2倍ということは、明るさは窓の面積と焦点距離との関係なので、2乗分の1となり4分の1の明るさなので、露出時間は、4倍になります。 この様に露出倍数は、焦点距離の2乗になります。 どの絞り値でも表示に対して、この計算が出来ます。 以上のような計算値を基準に何段か補正して取って見てください。 ところで、ご質問には有りませんでしたが、接写では、露出の他に被写界深度が極端に浅くなりますから、絞りを出きるだけ絞る必要があります。 1眼レフですから、問題ないとは思いますが。 当然、接写の程度によりますが三脚と照明も必要かも知れません。
お礼
分かりやすい説明で、大変よくわかりました。これで、ベローズ等を使って撮影するときでも自分で計算できます。カメラの理解が少し進んでうれしく思います。 ありがとうございました。 エクサはエキザクタの廉価版のようです。ミラーがシャッターを兼ねていてその構造が簡単でこわれにくいらしいです。 レンズはメリターだったと思います。写りが楽しみです。 それでは撮影に行ってまいります。