”Samson et Dalila”は、今シーズンのフィギュアスケートで安藤美姫選手が曲を使っているので、さらに有名になったでしょうね。
『おススメ』については、#1さんと全く同じです。
(#1さんのおっしゃっている「古い方」は、カレーラス&バルツァ(バイエルン放送響・1989年録音)ですよね?ヴィッカーズ&ヴァーレット(コヴェント・ガーデン・1981年録音)はCDではなく現在はDVDになっていたと記憶しているので)。
あとは、好みの問題でしょう。
どういうタイプの「サムソン」が好きか、どういうタイプの「ダリラ」が好きかによります。
サムソンについては、ドミンゴのバレンボイム盤(パリ管・1978年録音・ダリラはオブラスツォワ)とチョン盤(パリ・バスティーユ歌劇場・1991年録音・ダリラはマイヤー)があります。
ドミンゴとカレーラスでは、サムソンのイメージが全く違いますからね。
ドミンゴは、どちらのCDも高音域にちょっと難ありですが勇ましいです。ある意味一番「サムソンらしい」のかも。
カレーラスのサムソンは何だか『切ない』くらい痛々しいですよ。
カレーラスはそういった役が上手いとは思うんですが、「サムソンでそこまでしなくても…。」というカンジです(個人的な意見です)。
おススメCDのデイヴィス盤(ロンドン響・1998年録音)のクーラのサムソンは、本当に若々しくて伸びのある声を響かせてくれていますが、それでいて『でしゃばっていない』ところがいいと思います。
ダリラは、ちょっと『お上品』になってしまっているのですが、チョン盤のマイヤーもいいと思います(ドミンゴとの共演)。
あとは、パタネ盤のルートヴィッヒ(ミュンヘン放送響・1973年録音)かヴァーレットですね。
DVDのデイヴィス盤(コヴェント・ガーデン)のヴィッカーズ&ヴァーレットは、「昔はよかった」というのが正直な感想です。
残念ながらこの録画の時点(1981年)では衰えが目立ってしまって…。
ヴィッカーズならばプレートル盤(パリ・オペラ座・1962年)、ヴァーレットならばルーデル盤(サン・フランシスコ歌劇場・1980年録音・ドミンゴとの共演)があれば聴いていただきたいと思います(ルーデル盤はLDだけかも)。
ルーデル盤のヴァーレットは、『魔性の女』ってカンジですよ。
CDではなく、DVDならば、レヴァイン盤(メトロポリタン歌劇場・1998年ライブ録画)のドミンゴ&ボロディナもよろしいかと。
#1さんが書いていらっしゃる
> 日本では数年前、たしか60歳のドミンゴがこの役を力演(於横浜)して、喝采を浴びましたよね。
と同じコンビです(来日公演は2001年でした)。
お礼
お礼が遅れてすみません。 私も安藤選手がこの曲の「バッカナール」で滑ってらっしゃるのを見てカッコイイ曲だなと思い好きになりました。 作曲家を見たらサン=サーンスだったのでビックリしました! 今、ピアノでサン=サーンスの「アレグロ・アパッショナート」を弾いているので運命だぁ!みたいに思ってしまいました(笑) 話がずれてしまったので戻します(^^;) ドミンゴ氏はいさましく雄々しい声ですね!ドミンゴ氏の歌声を聴いたら鳥肌が立ちます☆ カレーラス氏は仰る通り切なくて情緒豊かですよね!彼の歌声も心にグっとくるので好きです! クーラ氏の歌声は聴いたことがないですが若々しくて良さそうですね☆ あとデリラですね♪ >ヴィッカーズならばプレートル盤(パリ・オペラ座・1962年)、ヴァーレットならばルーデル盤(サン・フランシスコ歌劇場・1980年録音・ドミンゴとの共演)があれば聴いていただきたいと思います(ルーデル盤はLDだけかも)。 ルーデル盤のヴァーレットは、『魔性の女』ってカンジですよ。 魔性の女ですか!それは聴いてみたいですね☆サムソンをいかに誘惑するか(笑) うーん。どれも全部聴いてみたいですがまずカレーラス氏のサムソンを聴いてみたいと思います! その後でまたドミンゴ氏を始めとする挙げて下さった名盤を聴いていきたいです☆ ありがとうございました!