和太鼓の材料についてです。
締め太鼓は、けやき、松など
長胴太鼓(いわゆる大太鼓です)は
桧、けやき、樫、樟、栃 など
桶胴太鼓(大太鼓のように1本の木をくり抜くのではなく
板材を桶のように円筒形に束ねたものを胴とする太鼓)は杉などが
主に使われます。
大太鼓ではけやきが最高の品質とされています。
しかし長胴太鼓は1本の木をくり抜いて胴とするので当然のことながら
太鼓の胴回りより太い材でなければ作れません。
最近はけやきはもちろん他の木でも日本国内では巨木が入手しにくく
なっているので、大きいものは(胴の直径2メートルを越えるものもあります)
アフリカ産のブビンガーという巨木を輸入して使っています。
またそういう理由で最近では胴を合成樹脂で作ったものも使われています。
参照URLは巨大な大太鼓が作られるまでのドキュメントです。
ぜひ御覧下さい。(ただしquicktime プラグインが必要です。)