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HDDビデオカメラの保存
はじめまして。 先日8年ほど使っていたSONYのminiDVカメラが壊れたので、 修理もしくは、HDDカメラに買い替えを考えています。 そこで質問なのですが、HDDカメラユーザーの方で、 保存メディアを、片面1層DVDに焼いている方は、 画質はかなり落として保存されているのでしょうか? 私の感覚からすると、今まで69万画素で1.5時間分のminiDVの映像を、 片面1層DVDに焼く時は、かなり画質を落としていましたので、 最近のHDDカメラ(200万画素以上は当たり前?)のデータでは、 今まで以上に画質を落とす必要があるのかな?と考えてしまいます。 ブルーレイ等はまだ値段の点から自分に中では論外な媒体で、 とりあえず、DVDが保存先のメインと考えています。 今年、テレビを45インチの液晶に買い替えたのですが、 以前miniDVからDVDに焼いた映像を見て汚さに愕然としています。 もし高画素のHDDカメラ映像を、どうしてもDVDに綺麗に 焼きたい場合は、映像時間を短くして容量を抑えてダビングする等、 工夫が必要なのでしょうか? 過去ログを色々拝見して、同じような質問も見られたのですが、 自分の中で、グチャグチャになっています。 そして、”綺麗”だとか”画質を落として”等々、 抽象的な表現になってしまっていて申し訳ございません。 そして、根本的な考え違いをしているかも知れませんので、 ご教授お願いいたします。
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- digital_fu
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すいません。しつこいようですが、前回の回答で誤解を招く表現があったので訂正します。 「なお、普通「圧縮」というと、PCのzipやLhaのように、圧縮前の状態に復元できる「可逆圧縮」と、元に戻せない「非可逆圧縮」とがあります。可逆圧縮の場合だと、完全に元に戻せるのでコーデックのテクニックは画質の差にはなりません(圧縮時間や圧縮率という差だけの違い)。」の部分。 上記の「完全に元に戻せるのでコーデックのテクニックは画質の差にはなりません」は、「コーデック」ではなく「エンコード」の誤り。 「公園の遠景の芝生目など、質感が失われてベタ塗りしたような絵になります。また、DV-AVIでも同じように質感が失われてベタっとした絵にりますが、その理由は上記の圧縮方法が原因です。」の部分。 「公園の遠景の芝生目など、質感が失われてベタ塗りしたような絵になります。DV-AVIの場合でも、MPEG2にエンコードしてしまうと、同じように質感が失われてベタっとした絵になりますが、」という意味です。
- digital_fu
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なんか、チャットみたいになってきましたが、もう少しだけ補足説明しておきますね。 > これにはiLINLK端子(DV)端子が付いてないんです・・・。 そうなんですか。であればに、「DVカム→S端子→DVDレコーダー」というのが、妥当なやり方だと思います。 >miniDVカム(DV-AVI形式)→PCキャプチャー→エンコード(MPEG2形式に変換)→オーサリング(編集)→ライティング(DVD-Video形式で)→家電DVDデッキで再生という感じでしょうか・・・???? ちょっと言葉を整理しましょう。「エンコード」とはDV-AVIをMPEG2という形式(この形式のことをコーデックといいます)に変換することです。オーサリングとは、家電などのDVDプレーヤーで見ることのできる形式でDVDに書き込むことを言います。 DVDはフロッピーディスクなどと同じで、単なる記録媒体です。ですから、WordとかExcelのファイルを保管しておくこともできます。では、DVDにMPEG2のファイルをコピーすれば、DVDプレーヤーで見れるかというとNoです(PCでは見れます)。実は、家電などのプレーヤーで見るためには、DVD-Video(ビデオフォーマット)やVRフォーマットという「アプリケーション・フォーマット」よばれる形式で書き出す必要があります。以下のURLが解りやすく説明してくれてます。 http://jumper-x.hp.infoseek.co.jp/begin/8dvd1/1/ PCでDVD化する場合、キャプチャーする際にエンコードして取り込む方法と、PCに取り込んでからエンコードする方法の2つがあります。単にDVDに焼くだけなら前者の方が扱いやすいです。キャプチャーの際にハード的にエンコードしてくれるキャプチャーBOXやハードエンコードに対応しているキャプチャーボードというのがあります。一方、編集をする場合、画質の良いDV-AVI形式でキャプチャーして、AVI形式で編集を行い、完成したものをMPEG2にエンコードします。これにより、編集による画質劣化を回避します。ただし、バカでかいAVIファイルができますので、それなりのスペックのPCが必要になります。 また、後者の場合は、等速で取り込み、等速(以上?)でエンコード、倍速で書き出しとなるので、編集などの時間も含めると1時間のビデオを作製するのに最低でも4時間ぐらいかかってしまいます。前者は、キャプチャーの時にMPEG2にするので、等速で取り込み、倍速で書き出しとなり2時間程度で作成できます。(ただし、MPEG2の状態で編集等をすると、再エンコードしてしまうので、この場合は後者に近い時間がかかります)。 PCを使った場合、S端子→DVDレコーダーという方法と比べて、圧倒的に時間がかかります。前回ご紹介したTMPEncなどのエンコード専用ソフトは、上記うちエンコード部分だけを担当します。オーサリングは別のソフトを使います。 >エンコードの仕方次第で、画質が違うんですね・・。 ちょっとまた??がジワジワと首をもたげてきてます・・・。 MPEG2で規定しているのは、エンコード後に出来上がるMPEG2ファイルの規定であり、AVIをMPEG2に変換するやり方について何も規定していません。ですから、AVIをエンコードするやり方は各社の自由度が高く、ノウハウの部分です。 AVIファイルは圧縮されておらず、全てフレーム(コマ)の情報を持っています。つまり映画のフィルムと同じです。ですから、1時間で13GBという大きなファイルになります。MPEG2はこれをフレーム間で圧縮します。具体的には、アニメのセル画と同じように、動いている部分だけの情報を動画とし、それ以外の部分は静止画とみなして情報をはぶいてしまいます。例えばアニメで顔だけが変わるシーンの場合、静止画の背景の上にセル画という透明な用紙に描いた絵を重ねます。そして、顔の部分だけセル画を変えて撮影します。そうすることによって絵を描く労力を効率化するわけです。 MPEG2もこれと同じことをしますが、どの部分を静止画と見なしはぶいてしまうかが腕の見せどころとなります。具体的にはMPEG2では、GOP(Group Of Picture)といって複数のフレームを1つのグループとして扱うことになてっていて、MPEG2の規格は18フレーム(DVDのアプリケーションフォーマットでは15フレーム)以下で1つのグループ化をします。そして、この中で1つまたは数個のフレームは全ての絵の情報を記録しますが、それ以外のフレームについては動いた部分だけの差分情報だけを記録します。こうやって情報量を間引いて(ビットレートを落として)圧縮します。この際、できるだけ静止画と見なす部分が多い方が圧縮率は高くなりますので、どの部分を静止画としてみるかが問題となります。実際には8x8ドットの四角のブロック単位で、静止画と見なしたり、間引いたりしますが、動きの早い映像を間引いてしまうと、8x8のブロックがモザイク状のノイズとなってしまいます。 なお、普通「圧縮」というと、PCのzipやLhaのように、圧縮前の状態に復元できる「可逆圧縮」と、元に戻せない「非可逆圧縮」とがあります。可逆圧縮の場合だと、完全に元に戻せるのでコーデックのテクニックは画質の差にはなりません(圧縮時間や圧縮率という差だけの違い)。ところが、MPEG2のように間引きをする非可逆圧縮の場合、圧縮技術が画質にも影響することになります。最近、ハイビジョンビデオカメラが売られていますが、圧縮率の高いAVCHDでビットレートを変えて撮影すると、低ビットレートの場合には静止画として扱う部分が増えるので、細かな部分がノッペリした絵になります。例えば海で撮影した際の遠景の波や、公園の遠景の芝生目など、質感が失われてベタ塗りしたような絵になります。また、DV-AVIでも同じように質感が失われてベタっとした絵にりますが、その理由は上記の圧縮方法が原因です。 こんなわけで、エンコードソフトは数千円のものから、百万円を超えるものまでさまざまなものがあるわけです。 で、話を戻しますと、上記のようにエンコードにはいろいろなテクニックがあるため、画質を最優先するのであれば、AVIでPCに取り込んでおいてから、TMPGencなどの細かな設定ができるエンコードソフトを使って、エンコードするということになります。 >さすがに鮮明さが無いですね(PCを介したDVDのようなブロックノイズはありませんが(笑) PCのスペックやHDDのスピードが低いと、ブロックノイズが出やすいようです。 また、前述のようにエンコードの良し悪しもあるでしょう。映画をDVD化した場合、DVカムより美しい画質だという意見がありますが、映画の場合は1秒に24フレーム(24P)でプログレッシブです。DVカムは1秒に30フレームですが、インターレスので、実際には1秒の60のフレームがあるようなものです。できるだけフレーム数を少なくして、一方で動画と見なされる部分をできだけ多く確保すると、ブロックノイズが減って、映画のように綺麗なDVDができるかも知れませんね。以下は参考。 http://jumper-x.hp.infoseek.co.jp/study/2/ >いやしかしMPEG2は9Mbpsというビットレートで固定みたいなので、ソフトにより 変わるってのも変だし・・・・・ 正確には固定ではありません。VBRのように動きの激しいシーンでは、ビットレートを上げて、動きの少ない部分ではビットレートを落とすというやり方もサポートしています。通常、エンコードする際はCBRではなく、VBRで行います。 http://jumper-x.hp.infoseek.co.jp/begin/column-i/7.html なお、DVD化の際にいろいろと工夫することにより、画質劣化を防ぐことはできるのですが、いろいろやるとエンコードに時間がかかります。 映像遊びの一番のポイントは、時間的な余裕が必要ということで、はまってしまうと睡眠時間がなくなるのでご注意を(笑。
- digital_fu
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先ほどの記載で、誤解を招かないように更に補足しておきます。 「BDもHD DVDも単なる器」と書きました。実際には単なる器であり、大容量の記録媒体の1つなのですが、それぞれの方式を採用している陣営に分かれているのが現状です。 BDはソニーや松下なので、ハイビジョンの記録方式はAVCHD。一方、HD DVDは東芝などHDV陣営なので、AVRECという方式です。今のところ、BDでも元祖であるAVRECをサポートしているレコーダーもありますが、今後はどうなるか不明です。 このように器と規格が各陣営に結びつくので、ややこしいですよね。 >しかし、BDもdigital_fuさんのお話から微妙な位置づけみたいですね。 いびつですね。環境が整わないうちに、ビデオカメラだけハイビジョンを売ってもね、、、。何がどうなってるのかわからない人が多いと思います。きっとついて行けない人が多いので、メーカーの思惑どおりには行かないと思います。 >「DVカム→S端子アナログ→DVDレコーダー録画」の方がまだマシかも? ん~、どうだろう、、、。 普通は、「DVカム→iLINLK端子(DV)端子→DVDレコーダー」というのが一般的なんですが。これと、S端子と比較されると良いと思いますが、エンコードするのは信号がDVDレコーダーに入って、DVDディスクに書き込む時にハード的に行うので、どちらの方法でも同じエンコーダーでMPEG2にします。ですから、あまり変わらないのでは、、、。 DV-AVI形式からMPEG2に変換することをエンコードというのですが、このエンコードのやり方でも画質は変わります。DVDレコーダーではなくてPCでやってみてはいかがですか? ビデオ編集ソフトなどを作っている会社は、当社のソフトは高画質にエンコードできますと競っています。 高画質エンコーダーとして比較的評価が高いものは、TMPGEncというソフトです。 http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/index.html 無料のお試し版もダウンロードできますので、一度試されてはどうでしょうか。それ以外にも、「オーサリング ソフトウェア」で検索するといくつかの製品が見つかります。無料でお試し版をダウンロードできるところが多いので、いくつか試されると良い思います。 あと、DVD化したビデオをDVDレコーダーで見る時に、レコーダーの設定で「プログレッシブ再生」というのがONになっているようなら、これをOFFにしてみてください。特に液晶の薄型TVで見ている場合、画質が多少改善することがあります。液晶TVは元来プログレッシブなので、レコーダーでONに設定しなくても、TV側でやってくれます。これが2重になると汚い画面になることがあります。
お礼
重ね重ねありがとうございます。 >普通は、「DVカム→iLINLK端子(DV)端子→DVDレコーダー」というのが一般的なんですが。 実はDVDレコーダーは東芝のRD-E300というHDレコーダーを使っているのですが、これにはiLINLK端子(DV)端子が付いてないんです・・・。 買った後に気付いて、ちょとショックを受けています。 それと、先ほど義理の父からSONYのminiDVカムを借りてきて、実際に「DVカム→アナログ→DVDレコーダー録画」をやってみたのですが、 さすがに鮮明さが無いですね(PCを介したDVDのようなブロックノイズはありませんが(笑)) 「DVカム→iLINLK端子(DV)端子→DVDレコーダー」が出来れば これが一番楽なのは楽だったんだろうなぁとちょっと悔しいです・・・。 ということで、digital_fuさんがおっしゃるとおり、やっぱりPCでやるしかなさそうですね。 以前DVDに焼いていた時も、DVキャプチャーボードの付属ソフト(Ulead Video Studio6)なんかを使っていたのですが、 当時は今回のように色々勉強せずに、適当にやっていました・・・。 だから、ビットレート等の設定も見向きもしてなくて、 「とりあえず焼ければいいや!」って感じで、そして出来上がりの粗さに愕然としていました。 (やたらと編集で字幕を入れたり、シーン切り替え等を入れたりして、そんなことばかりに気を使ってました(笑) エンコードの仕方次第で、画質が違うんですね・・。 ちょっとまた??がジワジワと首をもたげてきてます・・・。 miniDVカム(DV-AVI形式)→PCキャプチャー→エンコード(MPEG2形式に変換)→オーサリング(編集)→ライティング(DVD-Video形式で)→家電DVDデッキで再生 という感じでしょうか・・・???? それとも、PCに取り込む時にエンコードして編集する一連の作業をオーサリングソフトでこなすから、 このソフト如何によっては、出来上がるMPEG2に優劣が出てくるということでしょうか??? いやしかしMPEG2は9Mbpsというビットレートで固定みたいなので、ソフトにより変わるってのも変だし・・・・・ やっぱりまだまだ全然理解していないですね。。。(大汗 ・・またオサライして勉強してみます。 digital_fuさん、本当にありがとうございました。 またお暇なときでも宜しくお願いします。。。
- digital_fu
- ベストアンサー率69% (16/23)
>自分の中で、グチャグチャになっています。 そのようですね。 まず、DVD、BDなどはあくまで映像を保管する器と考えて、記録方式と器を切り離して考えてください。よく「DVDでは見れない」などという記載がありますが、DVDやHDはフロッピーディスクやHDDと同じで単なる入れ物です。問題は記録方式とその画質にあります。 SD画質の(ハイビジョンでない今までの)ビデオカメラはHDDでも、miniDVでも、DV-AVIという形式で記録しています。これは、実は非常に高画質です。画質の良し悪しはビットレートという数字で判断できるのですが、このDV-AVIはビットレートが24Mbpsで、ハイビジョンと同じレベルです。 一方、市販されているDVDや、家庭のDVDレコーダーなどは、MPEG2 PSという形式で9Mbps(XPモード)です。つまり、ビットレートは1/3になってしまいます。ビットレート=画質=ファイルサイズと考えることができて、1時間の映像は、DV-AVIは13GBになりますが、MPEG2の場合は1/3の4GB弱になります。DVDという器は、4.7GBまでしか記録できないので、MPEG2だとちょうど入るため、DVDという器とMPEG2という記録方式が多用されています。ちなみに、2時間の映像は、ビットレートを更に半分に落として、4.6Mbps(一般にSPモードと言う)にします。こうすると2時間でもファイルサイズは4GB弱なので、DVDという器に入りますので。 以上のことから、DV-AVIの13GBをDVDに入れるため、画質劣化を覚悟でMPEG2にエンコードする方が多いです。 ただし、画質を優先されるマニアの方々は、DVDにすると画質が劣化するので、HDDにDV-AVI形式で保管したり、miniDVテープにDV-AVI形式のまま保管しています。HDDだとPCでしか再生できなし、DVDだと20分しか記録できず大量のDVDを作ることになるので、miniDVテープで保管している方が多いです。 >どうしてもDVDに綺麗に焼きたい場合は、映像時間を短くして容量を抑えてダビングする等、工夫が必要なのでしょうか? 先ほども申し上げた通り、DVDは単なる器です。画質を無劣化で保存したいのであれば、DVDにDV-AVI形式でそのまま保存すれば問題ありません。ただし、通常のHDD/DVDレコーダーやDVDプレーヤーは、DVDという器を読むことはできますが、DV-AVI形式はサポートしていませんので、PCでしか再生することができません。また、先ほど申し上げたように1時間で13GBほどのサイズになるので、DVD(4.7GB)には20分程度しか記録できません。 「映像時間を短くして容量を抑えて」という意味が、DV-AVI形式ではなく、MPEG2にエンコードすることを前提としているなら、MPEG2のビデオモード(もしくはビデオフォーマットともいう)の規格上、ビットレートは最大で、9Mbpsです。いくら時間を短くしても、これ以上のビットレートはサポートしていませんので、1時間より短くしても同じです。 市販されているDVDは、このビデオモードで記録されていますが、規格で以下が決まっています。 XP 8.6Mbps 1時間 SP 4.6Mbps 2時間 LP 2.2Mbps 4時間 なお、MPEG2にVRモードというのがありますが、こちらはもう少し小きざみに定義してありますので、1時間以上(特にSP以上)の長時間であれば、VRモードの方が劣化が少ないです。 >ブルーレイ等はまだ値段の点から自分に中では論外な媒体で、 とりあえず、DVDが保存先のメインと考えています。 どのような形式であれ、ビットレートが高いと(高画質だと)ファイルサイズは大きくなります。DVDの容量が4.7GBである限り、高画質で保存するには限界があります。そこで、BDやHD-DVDの登場となるわけです。 BDもDVDと同じく単なる器ですから、PCに接続するBDディスクドライブを買って、BDにDV-AVI形式で無劣化で保存するという方法もあります。 ただし、市販されているレコーダーやプレーヤーは、以下の形式しかサポートしていませんので、この場合もPCでしか見れません。 レコーダーのタイプ 使用媒体 記録形式 ----------------------------------------------------------- 今までのHDD/DVDレコーダー DVD MPEG2のみ ハイビジョンDVDレコーダー DVD 上記+AVCHD(AVC/H.264) BDレコーダー DVD/BD 上記+MPEG2 TS(HDV形式) ちなみに、市販のDVD映画ソフトなどが、高画質に見えるのは2層で記録しているからではなく、同じMPEG2形式でも24p(秒間24フレームのプログレッシブ)で記録しているからです。テレビ放送やビデオカメラは60i(秒間30フレームのインターレス)です。以下のURLの下の方「10.DVDプレーヤーのプログレッシブビデオ出力」以降を読んでください。 http://www.jas-audio.or.jp/m/report/knowledge/02/01/03.html SV-AVIからMPEG2にエンコードする際に、480Pなどのプログレッシブ(ノンインターレスともいう)にすると多少きれいになるかも(私はやったことないし、あまり聞かないですが)。
お礼
大変ご丁寧な説明をありがとうございます。 ご説明を読ませて頂いて、なんか私はとんでもない思い込み違いをしていたみたいです。 一番重要なのはビットレートなんですね・・・。 今まで何となく眺めていた言葉だったので、目からウロコ状態です。 そしてDVDに記録する時点でMPEG2に圧縮することで、劣化は避けられないと・・・。 結局、劣化を避けたいならDV-AVI形式のまま保存するしかなく、 現状ではPCでしか見れないことになりますね。。。 そして先ほどHDDカムのメーカーHPを見てたのですが、 HDDカムは記録形式がMPEG2方式と書いていたので、ビットレートは最初から低い記録なのですね・・・。 で実は現状のminiDVが、実はとても綺麗な記録媒体だったのですね! 私の利用スタイルが、 『DVカムで撮影して、PCで編集してDVDに焼いて、居間のテレビで家族で見る』というのだったのですが、 元来DVDに高画質を望むのは無理みたいですね・・・。 撮影後、直ぐにDVカムをアナログケーブルで直接テレビに繋いで見てたら、そこそこ綺麗だったので、 「デジタルでコピーしたら、絶対にそれ以上の綺麗さは有るはず」と勝手に思い込んでましたが、 現状では、無理矢理にデジタル化にこだわってMPEG2化するより、 「DVカム→S端子アナログ→DVDレコーダー録画」の方がまだマシかも? という気がしてきました(撮影日時もコピー出来ますし・・・ ということで、DVDに焼いて家族で見るのは一時的なものとして、 オリジナルを綺麗な状態で残しておけるminiDVカムのほうが、良い感じがしてきました。 ただ、miniDVメディアがいつまで発売されるのか不安ですが・・・。 しかし、BDもdigital_fuさんのお話から微妙な位置づけみたいですね。 カメラもハイビジョン化という鮮明さを追求する方向ですがが、 記録媒体と記録形式が追いついていないという感じがしています。 まだ、勘違いしているところがあるかもしれませんが、 digital_fuさんのご丁寧な説明のおかげで、かなり理解が進めたと思っております。 本当にありがとうございました。
- manno1966
- ベストアンサー率37% (1085/2875)
> HDD容量30GB程度で通常モードでは10時間程取れるみたいです。 と言うことは、1時間3GB程度の容量。4.7GBのDVDなら1時間30分程度はいる。 と言うことは、 >保存メディアを、片面1層DVDに焼いている方は、画質はかなり落として保存されているのでしょうか? との疑問には、適当に分割すればよく、画質を落とす必要はないと言うことになると思います。 映画などではなく、素人が取ったモノなら、1時間30分程度の映像の方が良いでしょう。長いとだらけますから。
お礼
>適当に分割すればよく、画質を落とす必要はないと言うことになると思います。 はい、今までの撮影スタイルも、一回3~5分程度を細切れで(一回のイベントでこれが数カットになる程度)撮り貯めているので、 DVD一枚に入るくらいづつを入れていけば良いのですね。 どうもありがとうございました。
- lalala_su_san
- ベストアンサー率37% (560/1479)
ビデオカメラを持っていないのですが一般的な話を… HDDビデオカメラとはハードディスクが搭載されたカメラという事ですよね? 最近はビデオカメラもハイビジョン撮影出来るカメラが普通に売られています。 DVDに残したいお気持ちは分かりますがDVDの規格自体が古いのでハイビジョン映像に対応していません。 昔のminiDVビデオカメラはそのカメラ自体がハイビジョン撮影に対応していなかったと思いますが、撮影時間の関係でDVDにすると画質を落とす必要があったのだと思います。 DVDは市販の映画なら2時間ぐらい普通に入っていますが、あれは片面2層方式で書き込まれているので8.5GBぐらいデータとして使えます。 しかし一般的に売られているDVD-R等は4.7GB程しかないので2時間入れようと思ったら画質を落とす必要がありました。 もちろんDVD-RDLとか2層式のRメディアなら市販のDVDと同様に8.5GB入りますが高価です。 今のハイビジョン対応液晶テレビで従来の映像を見ると市販のDVDですら画質の悪さが気になりますから愕然とされる気持ちは分かります。 しかしDVDの規格では無理ですが、DVDメディアを使ってハイビジョン映像を残す規格があります。AVCHDという規格です。 これはDVDの頃のMPEG2という映像圧縮規格より圧縮率の高いH.264(MPEG4AVC)という規格を利用してDVDメディアでもハイビジョン動画を記録できるようにした規格です。 しかしさすがにハイビジョンなので録画時間は短いです。1時間程度しかなかったかもしれません。それでもDVDよりは綺麗です。 しかし条件があってAVCHDを再生できる機械が必要です。そうなるとBDレコーダかPS3ぐらいしかないです。 あと編集するときにPCの性能が低いとハイビジョン動画の編集なので時間が掛かります。 その辺の注意は必要ですがDVDでハイビジョン動画を見たい場合はこの方法しかないでしょう。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 言葉不足でした。HDDカメラとはハードディスク型ビデオカメラです。 HDD容量30GB程度で通常モードでは10時間程取れるみたいです。 これを1時間程度(DVDに入る容量に画質を落としながら)のイベントごとに分けて、 みなさんはDVDに焼いていっているのかな?と疑問に思っております。 おっしゃる通り、最近はハイビジョン撮影が出来るホームビデオカメラもありますが、 ブルーレイがまだまだ普及していない現状では宝の持ち腐れのような気がしてしまいます。 教えて頂いたH.264(MPEG4AVC)という規格をもってしても、再生機器をもたないとダメなら、まだまだ手は出せませんよね。 私はさすがに値段的にもハイビジョンカメラは考えてないのですが、 5万円程度のHDDビデオカメラ(200万画素)でも保存先に困るような気がして、購入を迷っている次第です。 (PCはCore2Duo 6600、メモリ2GBです) しかし、映像ファイルは、圧縮方法やフォーマットが色々あって自分の中ではグチャグチャになっています。 もしかして、ここら辺で凄い勘違いをしていて、実は適正な圧縮方法さえしていれば、 miniDVのデータもDVDにある程度の綺麗さで収まるのかな? なんて不安になってきました・・・。 lalala_su_san、ご回答大変ありがとうございました。
お礼
所要で長期留守にしておりまして お返事大変遅くなりました。 またまた大変詳しいご説明有難うございます。 &このサイトで質問するのは初めてでしたもので、 チャットみたいになってしまった事をお詫びします。m(__)m 回答を拝見させて頂き、私はかなり理解不足だったと痛感しました。 基本的なところを適当に飛ばして理解したつもりでいたので、 デジタルビデオの保存がこんなに難しいものだとは思ってもいませんでした。 画質にこだわらなければいいのですが、現在の安価な環境の中で少しでも画質にこだわろうとすると、 それなりの知識が無ければ難しい世界だと痛感いたしました。 今の知識の状態では、年末年始のビデオ購入はとても間に合いそうもないので、 この休みの間にdigital_fuさんのご回答をもう一度一つずつ整理して、 デジタルデータの云々を理解してから、購入を考えてみたいと思います。 ご回答下さった方々、有難うございました。 また身も知らずの私に呆れずに、何度も親切なご回答を下さったdigital_fuさんには、大変感謝しております。 本当に有難うございました。 理解が整理できましたら、正月明けにまたカキコします。