航空機は艦上攻撃機「天山」が好きですね。活躍こそ少なかったですが、大型で大馬力で比較的頑丈なため、その名に負けない機体だったと聞いています。
艦艇はやっぱ「雪風」(陽炎型駆逐艦)ですね。幸運艦とも奇跡の艦とも死神とも呼ばれた(艦隊がどんなに被害を受けても雪風だけは無傷≒他の艦に不幸を移しているのではないかと邪険にされるため)艦ですが、今の海自も「雪風」の幸運にあやかって艦名に「ゆき」があると幸運が訪れるというジンクスがあると聞いたことがあります。
それと自分は、雪風が危険な海域であっても敵味方区別なく救助を優先したという過去を知って、戦う強さだけではない別の強さもその名に感じました。
なお特定の名称ではないですが、日本の軍用艦に人の名前をつけてはいけないというルールがあり、私はそれを気に入っています。明治天皇が「船が沈んだらその人に失礼になる」と考えたのが起源です。
外国では軍艦に人名がつけられるのはよくあることですが、その歴史上の偉人とは似ても似つかない最後を遂げる艦が多いですからね。イギリス艦「プリンス・オブ・ウェールズ」は名付け元である皇太子にとってはいい迷惑でしょう。
同様に空母「信濃」もその生涯を考えると、人名でなくてよかったとしみじみ思います。
お礼
ありがとうございます。夢がありますね。