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エアコンについての疑問?

エアコンについて、教えてほしいのですが、2年ほど前にエアコンを、取り付けたときに、取り付け業者の人が、「夏は、冷房より{除湿とドライは、同じ?}ドライに設定した方が、電気代も安くなるよ」と言われ、それ以来家の3台あるエアコンは、夏はドライで運転しているのですが、本当のところどうなのでしょうか?それと1日8時間ぐらい使って、1月でどれくらい変わるのでしょうか?

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回答No.3

Q/夏はドライで運転しているのですが、本当のところどうなのでしょうか? A/間違ってはいないですが、条件があります。これは、外気温との温度差が1~2度まあ、せいぜい3度程度しかない場合ですね。これは、何故かというと除湿(ドライと同じ)機能は、冷房とは異なり温度より湿度(湿気)を減らすことが目的だからです。 温度を下げるより湿度を下げることを目的としているドライ機能で温度を必要以上に下げると電気代が嵩む結果となります。逆に温度設定を高めにしている場合は、ドライの方が効率的に運転できるだけでなく、除湿によって発汗が増えドライで温度が高めでも体感温度が下がりすがすがしくなります。 さて、その違いの秘密はどこにあるかですね。 まず、湿度を下げるということはどのようにするか、そのメカニズムから書いておきます。 中学生以上の方で授業を真面目に聞いていた方なら皆さん勉強しているのですが、「飽和水蒸気」の量が温度変化によって変わるというのを使って、湿度を下げるというのを応用したのが除湿です。飽和水蒸気とは、空気が含める湿気(水分)の量のこと、空気の温度が高いとたくさんの水分を保持できるが温度が低いと含める水分量が減る。これは、冷たいビールを入れたコップを常温に置いておくと、周りに水滴ができるのと同じで、周りの空気が急激に冷やされることで、もっている水分量(湿気)に限界が来て、グラスに水滴として現れているのです。 これを飽和といって、湿度100%以上になり保てなくなった湿気が水に変化する地点ですね。 これを、エアコンでは応用しています。エアコンで除湿にするとエアコン内で設定温度より低い温度まで温度を下げます。その際に、冷却装置に冷たいコップのグラスのように結露が発生し湿気が水として排出されます。この後で、エアコンは冷やした空気を設定温度まで上げます。これはどうしてかというと、温度が下がることで湿気を減らせますが、持つことができる水分量も減り、湿度が上がるため、温度を上げて湿度を下げる必要があるため。 複雑ですからちょっと分かりやすくしましょう。 温度が1度上がると水を入れる容器が1つ増えるとします。温度が下がると一つ減る。 今30度で30個の容器のうち29個の容器に水が入っているとしましょう。そこで温度を29度で湿度を25個分まで下げたい。その場合には、普通まず温度を25度にします。すると容器が25個になり、無くなった容器分の水4個分が水として排出されます。これで、水の入った容器は25個の容器に25個全てにいっぱいに含まれるようになりましたね。 しかし、そのままでは全ての容器がいっぱいで湿度が下がったというより、上がってますよね。しかも、温度は29度ではなく25度です。そこで、温度29度まで上げて25/29にする。これで、本当に湿度が下がったと言えます。これをエアコンに当てるとズバリなわけです。 これは、冷房に比べ通常より多く冷却しなければならない場合があること。さらに、場合によって暖房なども使って温度を上げる措置を採らないと効果が出にくいなどの点があるため、電気代を冷却以外の除湿効率のために暖房することで無駄に消費します。 あまり温度を下げないで運転する場合は、冷房に比べ、体感温度がかなり下がりますから、効率的に快適さを実感できるという特徴があります。しかし、逆に35度に対して20度のドライ運転をするなどすると逆効果となるのです。 ちなみに、 除湿で体感温度が下がるのは、湿気が下がることで人が汗をかいてそれが蒸発するときに発生する気化熱の効率が上がるため、夏の日本は90%近い湿気を持ちますから、汗の蒸発が妨げられ、気化熱が発生しにくくなります。この湿気を60%にするだけで気化熱が増え、快適になるのです。この湿気がもし少なければ50度で湿度が20%の場所に比べ日本のような湿度90%で温度が30度の地域の方が暑く感じるというぐらいの効果がある。 まあ、長くなりましたけど、設定温度が外気温とさほど変わらないで運転させる場合は、ドライが良い。そうでない場合は冷房がベストということになります。ちなみに、電気代はエアコンの種別や冷却方法、運転方法によってまちまちですから、はっきり言って購入したメーカーに確認しないと分からないですね。 ただ、この理論はほとんどの機種で当てはまります。最近の機種は特にこの傾向がありますから、常にドライもしくは冷房のどちらかが経済的で不経済というわけではなく、外気との温度差によってはドライがよく、冷房が良いというのが答えです。 いかがでしょう。 (もし何かあれば補足を、ただ、解答は明日になるかな)

momomo2002
質問者

お礼

とても詳しく、教えてくださって有難うございます。 勉強になりました。

その他の回答 (3)

  • daiseikai
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回答No.4

リモコンに湿度の設定(温度じゃないですよ)がありますか? 無ければ、基本的にドライは弱冷房です。 弱冷ですから、冷房よりも電気代は掛かりませんが、冷えるまでの時間が掛かったり、冷えが弱くなったりします。 電気代がどれぐらい変わるのかは、機種によって、部屋の環境によって、エアコンの能力によって大きく変わります。 ドライにして不快でないのならば、お得かもしれませんが、我慢してまでドライにしておく事はないのではないかと思います。冷房で、設定温度をちょっと上げておいた方が省エネかもしれません。 なお、リモコンに湿度設定がある場合、再熱除湿方式が使われています。 これは、冷房と暖房を同時に行う方式ですので、湿度は良く取れますが、電気代が掛かります。

momomo2002
質問者

お礼

早速の回答有難うございました。私のエアコンには、湿度設定は、ないので、今のままのドライでいいのかな?

  • rika_23
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回答No.2

momomo2002さん、今日は。 私も、出来るだけ、ドライで過ごす様にして居るのですが、矢張り、こう すると、冷房で過ごす時よりも、15~20%、消費電力が減るそうです。 Wingardさんの例を参考にさせて頂くと、そう手短には行かないで しょうが、単純計算で、6時間80~85円、という事に為りますね。

momomo2002
質問者

お礼

有難うございます。これからもドライで行こうと思いました。

回答No.1

あまり自信が無いのですが、 夏は温度を自動にした冷房が一番電気代がかからないと聞いたことがあります。 それ以来我が家では冷房の自動運転にしています。 どっちなんでしょう(笑) あと、後者の質問についてはわかりません・・・。 28度Cの冷房なら、6時間で100円なのですが。 どなたかドライのときの金額教えてください。

momomo2002
質問者

お礼

私もあまり自信がないのですが、いろいろな話を聞くと、ドライかな?と思いました。